YouTubeへの動画投稿に興味を持っている方の中には「BAN(バン)」や「垢バン(アカバン)」といったキーワードを聞いたことがある方も多いと思います。
YouTubeにおける「BAN」とは「YouTubeチャンネルを停止・削除されてしまうこと」です。
「チャンネルをBANされてしまう(削除されてしまう)」と今まで投稿してきた大切な動画がすべてなくなってしまいますし、動画からの広告収入もゼロになってしまいます。
このため、どのような場合にBANされてしまい、BANを避けるためにはどうすれば良いのかを知っておくことは重要です。
この記事を読めば、今からYouTubeへの動画投稿を始める方や、YouTubeのチャンネル運営を始めたばかりの方でも、アカウントBANを避けられるようになります!
なぜ、YouTubeはアカウント・チャンネルを「BAN」するのか?
YouTubeにおける「BAN」とは、YouTubeアカウント(=チャンネル)が停止・削除の措置を受けてしまうことです。
「BAN」とは、英語で「禁止、禁止令、破門、追放」といった意味
BANされてしまうと、まさにYouTubeから追放されて、YouTubeへの動画投稿ができなくなってしまいます。
ちなみに、「BAN」はYouTubeが公式で使っている用語ではなく、ユーザー間で使われている俗語です。
YouTube側が「アカウントBAN」するのは、YouTubeを健全なメディアにするためです。
確か、私が初めてYouTubeを見るようになったのは、2008~2009年頃だったと思います。
その頃のYouTubeと言えば、アーティストのMVや各国のテレビ番組が違法アップロードされていて、今のように健全なメディアではありませんでした。
ところが、それから10年以上経った今では、世間で「YouTube」や「ユーチューバー」を知らない人はいないくらいの影響力があるメディアに成長しています。
ここまで大きなメディアになってくると、コンプライアンス(法令遵守)を求められるようになるため、不適切な動画や著作権違反をしている動画などは削除する必要があります。
要は、YouTubeの健全な状態には不必要な動画・チャンネルを削除するために「BAN」という仕組みが用意されているのです。
我々がYouTubeへ動画を投稿する場合は、しっかりとこの辺の事情を考え、YouTubeにとって「適切だ」と思われるような動画を投稿していく必要があります。
YouTubeアカウント・チャンネルがBANされる仕組み
YouTubeには「コミュニティガイドライン」というものが存在し、これに違反している動画やチャンネルは停止(削除)される仕組みになっています。
YouTubeの利用規約のようなもの
また、著作権違反を行っている動画やチャンネルに関しても、停止や削除の対象になります。
正確な仕組みはYouTube内部の人にしか分かりませんが、主に下記の2つの方法によってアカウント・チャンネルがBANされる仕組みとなっています。
YouTubeのシステムが違反を自動で検知してアカウントを停止する
毎日YouTubeには膨大な数の動画がアップロードされ続けています。
それらの動画について「YouTubeの規約に従っているか、違反しているか」をすべて人の目で判断することは不可能です。
このため、YouTubeはシステムによって、投稿された動画が利用規約に従っているか、そうでないかを自動で判断しています。
例えば、下記のような動画はシステムが自動で削除しています。
・他人がすでにYouTubeへ投稿した動画を勝手にダウンロードして再アップロード(重複コンテンツ)
・18禁系の動画(コミュニティガイドライン違反)
これらの動画は絶対に投稿しないように気を付けましょう。
YouTubeのスタッフが人の目で見て手動でアカウントを停止する
ほとんどの場合、YouTubeは規約に違反している動画やチャンネルを自動で削除していますが、まれに人の目で見て停止や削除の判断を行っている場合もあるようです。
ただし、このケースは本当に稀だと思います。
それこそ、何らかの事件や事故、あるいはかなり悪質な動画投稿が行われた場合にのみ、手動での措置が取られていると思われます。
YouTubeの「誤BAN」とは
YouTubeはシステムで自動でアカウントを停止するため、「誤BAN(ゴバン)」と呼ばれる事象が起きる場合もあります。
誤BANとはシステムの判断ミスによって、本来であれば全く問題がないYouTubeチャンネルが“誤って”アカウント停止されてしまうことです。
アカウント停止(チャンネル削除)に関するYouTubeのシステムは、まだまだ発展途上であるため、システムの誤作動や判断ミスによって、無実のチャンネルが停止されてしまうケースもあります。
YouTubeの「チャンネルBAN祭り」とは
YouTubeは1~2年に1回くらいの間隔で、不正チャンネルや違法チャンネルを一気に排除するために、多くのチャンネルをBANすることがあります。
この事象が「チャンネルBAN祭り」や「チャンネル停止祭り」と呼ばれています。
不正アカウントを自動で停止するシステムの改修・アップグレードが行われていると考えられます。
「BAN祭り」と言われるタイミングでは、今まで見過ごされていた規約違反のYouTubeチャンネルが一気に削除され、ネット上で話題になります。
ただ、「BAN祭り」の時期は、システムのアップグレードがまだまだ甘いこともあり、そのタイミングで健全なチャンネルも一緒にアカウント停止されてしまうケースも少なくありません。
もちろん、本当に健全な内容のチャンネル運営を行っていれば、あとで申請を行うことでチャンネルを復活させることができますが、正直、真面目にチャンネル運営を行っている人からすれば迷惑な話です・・・。
誤BAN対策として動画投稿者ができる事は基本的に何もない
「チャンネルBAN祭り」と呼ばれる時期は「誤BAN」が起きやすくなります。
ただ、残念ながら動画投稿者側でできる誤BAN対策はほとんどありません。
基本的にYouTubeは「YouTubeが下した判断が正しい」というスタンスでメディア運営を行っています。
このため、アカウントをBANするシステムの誤作動や判断ミスによって、あなたの大切なYouTubeチャンネルが停止されてしまったとしても、特に謝罪などはありません。
我々はあくまでもYouTubeというプラットフォームを使わせていただき、広告収入を稼がせていただいているわけなので、割り切って考えるしかありません。(健全なチャンネル運営を行っているのにもかかわらず、BANされてしまったら腹が立つ気持ちはよく分かりますが…)
誤BAN対策として動画投稿者側でできることは「日頃から健全なYouTubeチャンネルの運営を心掛ける事」と「BANされてしまった時の正しい対処法を知っておく事」くらいです。
著作権違反を行わず、YouTubeのコミュニティガイドラインに違反していない動画投稿やチャンネル運営を心掛けることが大切です。
コミュニティガイドラインに関しては、知らず知らずのうちに軽度の違反をしてしまっている場合もありますので、注意が必要です。
なお、健全なYouTubeチャンネルを運営して、中長期的にYouTubeから報酬を得続ける方法については、こちらの無料メール講座でも詳しく解説しています。
アカウントをBANされてしまった場合の対処法
万が一、あなたが運営しているYouTubeチャンネルがアカウントBANされてしまったら、下記の2つのパターンで対処法が異なってきます。
ご自身の状況を冷静に判断した上で、適切に対処していきましょう。
著作権違反やコミュニティガイドライン違反をしていた可能性があるアカウントをBANされた場合
著作権違反やコミュニティガイドライン違反にあたるような動画を投稿してしまっていた場合は、あきらめるしかありません。
この場合、むしろ、今までチャンネルが運営できていたことが偶然であり、停止されてしまった状態が正しい状態と言えるからです。
もし、「次こそは健全なチャンネルを運営してYouTubeで成功したい!」という場合は、こちらの無料メール講座で正しいチャンネル運営の方法を学び、再チャレンジしていくことをお勧めします。
完全に健全な運営を行っていたアカウントをBANされてしまった場合
明らかに健全な動画を投稿してチャンネル運営を行っていた場合は、異議申し立てを行うことによってYouTubeチャンネルが復活する可能性があります。
「私のYouTubeチャンネルは健全に運営されていたはずなので、間違ってチャンネル停止を受けてしまっています。このため、停止を解除してチャンネルを復活させてください」といった申請を行うことです。
要は、YouTubeが下した「アカウントBAN(チャンネル停止)」という判断に対して「異議あり」と申請することです。
YouTubeに対して、異議申し立てを行う方法については、下記の記事で詳しく解説しています。
YouTubeアカウントの停止から復活は可能なのか?チャンネルを削除された場合の異議申し立てや対処法を徹底解説! |
注意点として、異議申し立てを行う場合は、自分のYouTubeチャンネルの「チャンネルID」や「ホーム画面のURL」が必要になります。
誤BAN対策の一つとして、YouTubeチャンネルを作った段階で、「チャンネルID」や「ホーム画面のURL」をメモ帳などに控えて保存しておくと良いです。
ちなみに、2015~2016年頃と比べれば、だいぶ誤BANされるケースは減ってきたように思います。ただ、今後も誤BANされない保証はどこにもありません。
日頃から健全なチャンネル運営を心掛けるのは当然ですが、万が一の場合にも慌てないように「チャンネルID」を控えておく事と、もしもの時の異議申し立ての方法は知っておきましょう。
YouTubeチャンネルの「BAN」に関する情報まとめ
YouTubeのシステム誤作動による誤BANの場合であっても、基本的にはこちら側から異議申し立てを行わない限り、YouTubeは貴方のYouTubeチャンネルを勝手に復活してくれる事はありません。
そもそも、YouTubeとしては「システムでBANされた時点ではYouTubeの判断が正しい」というスタンスです。
異議申し立てを行い、こちら側の主張が認められた段階で初めて「誤BAN」になり、チャンネルが復活します。
上記のような仕組みになっているため、アカウントBAN関連の情報はしっかりと正しく把握しておくと良いでしょう。
アカウントBANやアカウント停止に関しては、色々な方から相談を頂くことも多いため、当ブログでも複数の記事で関連情報を取り上げています。
この記事の最後に、BAN関連の情報について各記事へのリンクを貼っておきますので、万が一の時はこれらの情報をもとに適切に対処することをお勧めします。
YouTubeアカウントの停止は「停止」なのか、「削除」なのか?
「アカウント停止」という言葉が一般的なので、私はブログ記事で「停止」という言葉を使っていますが、これは正確なニュアンスで言えば「アカウント削除」と言ったほうが良いと思います。
「アカウントを“停止”されても、しばらく経てば復活する」と思っている人もいますが、その認識は間違っていますので、下記の記事で正しい知識を身に着けておきましょう。
YouTubeアカウントの停止後、復活までの期間はどのくらいか? |
有名ユーチューバーのアカウント停止事例からのケーススタディ
有名ユーチューバーの方々の中にも、著作権違反やコミュニティガイドライン違反によって、アカウントを停止されてしまった方もいます。(中には誤BANだった方もいます)
そんな有名ユーチューバーの方のチャンネル停止騒動からも学べることがあります。
某国のイージスがアカウント停止!今後、嫌韓系YouTube動画は稼げなくなるのか? |
YouTubeのKAZUYAチャンネルがアカウント停止された原因とすぐに復活できた理由 |
レペゼン地球がYouTubeアカウントを停止された本当の理由とは? |
意外な理由でのアカウントBANの危険性について
意外と知らない方も多いですが、YouTubeチャンネル同士の相互チャンネル登録は規約違反なので、チャンネルをBANされてしまう可能性もあります。
著作権やコミュニティガイドラインから見て全く問題がない動画を投稿している健全なチャンネルであっても、意外なところでBANされてしまうことがないように、この辺についても正しい知識を身に付けておきましょう。
YouTubeチャンネルの相互登録は規約違反!チャンネル停止の危険性もあり |
アカウントBANされた時の報酬支払いについて
ある意味、一番多くの方が気になっているであろう「BANされてしまったチャンネルのYouTubeアドセンス報酬は支払われるの?」という疑問についても、下記で詳しく解説しています。
YouTubeアカウントが停止された場合、Googleアドセンス報酬は支払われるのか? |
アカウントBANを心配している動画投稿初心者の方へ
アカウントBANに関しては、YouTubeチャンネル運営者にとって死活問題であるため、かなり詳細に解説してきましたが、まだYouTubeへの動画投稿を始めていない方や、動画投稿を始めたばかりの方が必要以上にアカウントBANを気にする必要はありません。
特に、動画投稿初心者の方は、今の段階でBANについて気にし過ぎても意味がない理由をしっかりと理解しておいてください。
YouTubeの動画削除やチャンネル停止が不安で作業が進まない人へ |
すべての記事をチェックする必要はありませんが、ご自身が気になる記事やトピックスについては、詳細記事まで読んでいただくと理解が深まります。
「BAN」について知識を身に着けるのは重要ですが、実際はYouTubeに認められるような真っ当なチャンネルを運営していれば、BANされてしまう可能性は限りなくゼロにできます。
YouTubeで成功するために重要なのは、「BANされないこと」よりも「YouTubeで成功するためのチャンネル運営ノウハウを知ること」です。
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