YouTubeへ投稿する動画を作成する際に、著作権フリー・使用料無料の音楽素材を使いたい方も多いと思います。
作成した動画にBGMを付けるだけで、動画のクオリティーが一気に上がったように見えますので、BGMを使うのは効果的です。
今回はBGM素材を扱ったサイトの中でも、YouTubeへの動画投稿に限ってはかなりおすすめできるYouTubeオーディオライブラリーの使い方について徹底的に解説していきます。
この記事を読めば、YouTubeオーディオライブラリーの使い方を完全にマスターできますし、YouTubeオーディオライブラリーに関する疑問・悩みをすべて解決できます!
記事の前半部分で少しだけYouTubeオーディオライブラリーの概要や使用するメリットについても重要な事をまとめていますが、今すぐ具体的な使い方を知りたい場合は、「5 YouTubeオーディオライブラリーの使い方」から読み始めることをおすすすめします。
※この記事は2019年1月12日の最新状況を踏まえて情報を追記しています。
- 1 YouTubeオーディオライブラリーとは
- 2 YouTubeオーディオライブラリーを使うメリット
- 3 YouTubeオーディオライブラリーは商用利用も可能!
- 4 そもそもYouTubeにおける“商用利用”の定義について
- 5 YouTubeオーディオライブラリーの使い方
- 6 著作権の帰属表示はどのように記載すれば良いのか?
- 7 YouTubeオーディオライブラリーを使う際に気を付けるべき規約は?
- 8 YouTubeオーディオライブラリーはスマホからでも利用できるの?
- 9 YouTubeオーディオライブラリーの音源は他の素材サイトの音源と一緒に使っても問題なし!
- 10 YouTubeオーディオライブラリーの音楽素材を使って制作した動画をYouTube以外のニコニコ動画などへアップロードしても良いのか?
- 11 YouTubeオーディオライブラリーとYouTube Musicの違い
YouTubeオーディオライブラリーとは
YouTubeオーディオライブラリーはYouTubeが公式で公開している無料の音楽素材集です。
YouTubeにログインした状態であれば、誰でもアクセスし、音楽素材をダウンロードすることができます。
ここで公開されている音楽素材は「YouTubeのクリエイターのために公開されている」ものなので、当然、YouTube動画への使用が許可されています。
非常にクオリティーが高い音楽素材が揃っていますので、有名ユーチューバーの方でもYouTubeオーディオライブラリーの音楽素材を使って、動画制作を行っている方もいます。
YouTubeオーディオライブラリーを使うメリット
インターネット上には、著作権フリーや使用料無料といった音楽素材サイトも複数存在し、それらのサイトでもかなり高クオリティーな音楽素材が提供されています。
しかし、それらの音楽素材サイトの利用規約をきちんと守らずにYouTubeへの動画投稿を行ってしまうと、最悪の場合、貴方が投稿した動画やYouTubeチャンネルが削除されてしまう可能性もあります。
実際、最近では芸人の「ひょっこりはん」さんが無料で使える音楽素材サイトであるMusMusとの間で問題を起しています。
また、それ以前には、チョコレートスモーカーズというユーチューバーのグループが、利用規約を守っていなかったために動画を削除されてしまっています。
もちろん、外部の音楽素材サイトであっても、利用規約をきちんと守って使用していれば、こうした問題は発生しません。
しかし、すべての利用規約をきちんと読んで対応するのはそれなりに手間がかかりますし、音楽素材サイト側の利用規約が突然変更される可能性もゼロではありません。
一方、YouTubeオーディオライブラリーはYouTubeが公式で運営している音楽素材集なので、「利用規約変更でYouTubeでの使用が禁止になります」といったことは、まず考えられません。
そういった意味で、YouTubeオーディオライブラリーの音楽素材は安心して動画内のBGMとして使用できます。
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YouTubeオーディオライブラリーは商用利用も可能!
YouTubeオーディオライブラリーからダウンロードした音楽素材・効果音を使用して制作した動画は商用利用が可能となっています。
自分のYouTube動画に広告を表示して広告収入を得る行為は「商用利用」とみなされる場合がほとんどですので、自分が利用する音楽素材が商用利用可能かどうかはしっかりと確認することが大切です。
YouTubeオーディオライブラリーの音楽素材は、YouTubeで使用する事を目的に作られていますので、当然、商用利用が可能になっています。
ちなみに、通常の音楽素材サイトの場合、「商用利用不可」や「商用利用の場合は使用料がかかる」、「商用利用の場合は運営者への報告義務がある」など、商用利用に関する規約もまちまちです。
この点においても、YouTubeオーディオライブラリーの音楽素材は安心して使うことができます。
そもそもYouTubeにおける“商用利用”の定義について
YouTubeの動画内でBGM素材を使用する場合は「商用利用OK」のBGMを使用することをおすすめします。
ここで気になる方も多いであろう、「そもそもYouTube動画における商用利用とは?」ということに関して補足しておきます。
商用利用とは、YouTubeにアップロードする動画を利用してお金を得る行為すべてを指しています。
先ほど触れたように、動画内にYouTube広告を表示して収益を得ることは「BGM素材を商用利用する」ことになります。
ただ、動画に広告を表示する行為だけでなく、動画を通じてお金を得る行為はすべて“商用利用”とみなされる可能性がありますので、その点で注意が必要です。
例えば、動画を収益化していなかったとしても、企業からお金をもらって依頼を受けて動画を制作し、自分のYouTubeチャンネルにアップする行為は商用利用に該当すると考えられます。
細かい部分で言えば、動画の説明欄にAmazonや楽天へのアフィリエイトリンクを掲載している行為も「YouTubeの動画を商用利用している」とみなされる可能性があります。
このように、YouTubeに動画をアップロードしている人は何らかの形でお金を受け取る可能性がありますので、基本的には商用利用可能なBGM素材のみを使用することをお勧めします。
また、今は動画から収益を得ることに興味がなかったり、18歳未満でYouTubeアドセンスの収益を受け取れなかったりしても、3年後、5年後に動画を収益化する可能性もあると思います。
そういった意味でも、YouTube動画を制作する際に、商用利用可能なYouTubeオーディオライブラリーの音源を使うのはメリットが大きいです。
YouTubeオーディオライブラリーの使い方
ここからは具体的なYouTubeオーディオライブラリーの使い方について、画像を使いながら詳細に解説していきます。
YouTubeオーディオライブラリーにはどこからアクセスするのか?
下記のリンクからYouTubeオーディオライブラリーにアクセスすることができます。(アクセスするためにはYouTubeへのログインが必要になります)
あるいは、YouTubeにログインしてクリエイターツール上からもアクセスすることができます。
YouTubeにログインしたら画面右上のアイコンをクリックして「クリエイターツール」へアクセスします。
クリエイターツール内の左メニューにある「作成」をクリックします。
「オーディオライブラリ」という項目にアクセスすると、右側にYouTubeのオーディオライブラリーが表示されます。
YouTubeオーディオライブラリー内の音楽を検索する
オーディオライブラリーにアクセスしたら、自分がイメージしている音楽素材を検索して探していきます。
まず、大枠として「無料の音楽」と「効果音」のタブがありますので、好きなほうを選択します。BGMを探す場合は「無料の音楽」をクリックします。
「無料の音楽」については、ジャンル・気分・楽器・長さ・帰属表示・フリーワード検索の6項目で検索結果を絞ることができます。
「ジャンル」をクリックすると、以下のジャンルで検索できます。
R&Bとソウル・アンビエント・オルタナティブとパンク・カントリー&フォーク・クラシック・ジャズ、ブルース・ダンスとエレクトロニクス・ヒップホップとラップ・ポップ・ホリデー・レゲエ・ロック・映画・子供向け
「気分」でフィルタをかけると、以下の項目で検索結果を絞り込めます。
インスピレーション・ドラマチック・ファンキー・ロマンチック・暗い・幸せ・怒り・凪・悲しい・明るい
楽器でも検索結果を絞り込むことができます。
アコースティックギター・エレキギター・オルガン・コントラバス・シンセ・ストリングス・ドラム・トランペット・ピアノ
音楽素材の長さでも絞り込みが可能です。
帰属表示に関しては「帰属表示不要」または「帰属表示が必要」で絞り込めます。(帰属表示の詳細については後ほど詳しく解説します)
右側にある検索窓ではフリーワード検索ができます。
ただし、曲名での検索にしか対応していないようなので、すでに曲名を知っている場合や曲名に特定のキーワードが含まれる場合にのみ利用するのが良いでしょう。
「効果音」タブでの検索方法
音楽素材(BGM)ではなく、動画の途中で挿入する効果音を探したい場合には、上部のタブで「効果音」をクリックします。
「効果音」については、以下のカテゴリに分かれています。
SFとファンタジー・アラーム・アンビエンス・オフィス・スポーツ・ドア・フォーリー・ホラー・家の中・緊急車両・群衆・交通・衝撃音・人間の声・水・天気・動物・道具・武器・風刺漫画
効果音の場合は、右側にあるフリーワード検索も役立ちます。
例えば、水に関連する音を探したい場合は「water」と入力して検索すると、水関連の効果音が表示されます。
ただし、日本語検索には対応していないので、検索したいキーワードを英字で入力して検索を行う必要があります。
視聴して自分のイメージに合っている曲なのかを判断する
検索方法が分かったら、実際に検索を行って自分がイメージしている曲を探していきます。
今回は「映画」で使われているような「明るい」音楽で「ピアノ」を使った曲、かつ「帰属表示不要」の音楽素材を検索してみました。
この条件で検索を行うと、6曲に絞られました。
曲名の左にある「▶(再生ボタン)」をクリックすると、その曲を視聴することができます。
「視聴」と言っても、有料音楽サイトのように一部だけしか聞けないのではなく、最初から最後まで1曲まるごと聞くことが可能です。
自分がイメージしている曲があるかを、どんどん聞いていきます。
MP3ファイルとして音楽素材をダウンロードする
仮に、検索結果の3番目の曲が自分のイメージに合った曲だったとします。
ダウンロードするためには曲名の右側にあるダウンロードボタンをクリックします。
ダウンロードボタンを押した音楽素材がMP3ファイルとしてダウンロードされますので、このファイルをPCに保存して、動画のBGMとして使用します。
お気に入り機能の使い方
YouTubeオーディオライブラリーにはお気に入り機能もあります。
「今すぐダウンロードするほど気に入ったわけではないけれど、あとでダウンロードして使うかも?」といった曲があれば、その曲の右側にある「☆」をクリックします。すると、「☆」→「★」と変化します。
「お気に入り」というタブをクリックすると、星マークを付けた音楽素材だけを表示させることができます。
「お気に入り」に関しては、YouTubeのログイン情報と紐づきますので、時間が経過してもお気に入り登録したYouTubeアカウントでログインすれば、すぐにお気に入りの音楽素材をダウンロードして使用することができます。
著作権の所有者に音源の使用許可を取る必要がないのもメリット
YouTubeオーディオライブラリーの音源に関しては、後ほど解説する「著作権の帰属表示」を守れば、著作権を持っている作曲者に音源の使用許可を取る必要もなく、自由に使用することができます。
BGM・音源素材サイトによっては、その音源を制作した人(著作権者)に対して、「こういった趣旨の動画で音源を使用させてください」といった許可をもらわなければいけない場合もあります。
数ヶ月に1本くらいしか動画を作らないのであれば、そういった手続きも面倒ではないかもしれませんが、毎日のように投稿するYouTube動画でいちいち許可をもらうのはかなり手間がかかります。
使用許可の申請が不要で使えるのも、私がYouTubeオーディオライブラリーを気に入って使っている理由の一つでもあります。
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著作権の帰属表示はどのように記載すれば良いのか?
YouTubeオーディオライブラリー内の音源素材は基本的には著作権や使用料などを細かく気にせずに使用することができます。
ただし、著作権の帰属表示に関してだけ注意して利用する必要があります。
著作権の帰属表示とは
YouTubeオーディオライブラリー内の音源に関しても、著作者は権利を完全に放棄しているわけではなく、あくまでも規約の範囲内で利用を許可しているだけです。
このため、音楽素材によっては動画内で使用しているBGMに関して「誰が権利を持っている楽曲なのか」をしっかりと記載する必要があります。
この記載のことを「著作権の帰属表示」と呼んでいます。
YouTubeオーディオライブラリーの音源素材における著作権帰属表示の記載方法
例えば、帰属表示が必要な音源の詳細を確認してみると、下記のように表示されてます。
この曲は動画でご自由にお使いいただけますが、以下の帰属表示を動画の説明に必ず明記してください:
__アーティスト__の__タイトル__は、__ライセンス名__ライセンス(__ライセンス_url__)でライセンス付与されています。
ソース: __トラック_url__
アーティスト: http://incompetech.com/
著作権の帰属表示が必要な音源を使用する場合、上記の表記方法にしたがって“「誰の」「何という曲」に関して「どういうライセンス」が付与されていて「トラックのURL」はこれで「アーティストのURL」はこれです”といった表記を行う必要があります。
上の画像の例で言えば、下記のような表示になるでしょう。
Kevin MacLeodのHome Base Grooveは、CC BY 4.0(https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/)でライセンス付与されています。
ソース: https://incompetech.com/music/royalty-free/index.html?isrc=USUAN1100563
アーティスト: http://incompetech.com/
「ソース」や「アーティスト」のURLは、曲によって異なりますので、都度確認を行い、その都度記載を行う必要があります。
この著作権の帰属表示を該当する動画の説明欄に記載します。
チャンネル概要欄などではなく、個別の動画の説明欄に表記するのがポイントです。
また、動画ごとに使用している楽曲が違う場合は、それぞれ異なる著作権表記を行わなければいけません。
著作権の表記が面倒な場合は「帰属表示は必要ありません」の音源を使いましょう
上記の著作権の帰属表示記載方法を見ると、多くの方は「正直、面倒臭い・・・」と思うはずです。
私も面倒臭いと思っていますし、正直、ここまで細かい著作権の帰属表示が必要なのであれば、他のBGM素材サイトの音源を使ったほうが表記が楽だとも思います。
一般的には、サイト名だけを記載すれば良い音楽素材サイトがほとんどなので、YouTubeオーディオライブラリーよりも楽だと思います。
このため、上記のような細かい著作権の表記が面倒な場合は、YouTubeオーディオライブラリー内にある「帰属表示不要」の音源のみを使用するようにしましょう。
「帰属表示不要」で検索結果を絞り込むこともできますので、その中からBGMを選べば、面倒な帰属表示をせずに動画内で音楽素材を利用することができます。
ちなみに、私もYouTubeオーディオライブラリーの音源を利用する場合は、すべて「帰属表示不要」の音源しか利用していません。
「帰属表示不要」の音源だけでもかなりの数の楽曲が用意されていますので、十分に利用価値がある音楽素材集です。
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YouTubeオーディオライブラリーを使う際に気を付けるべき規約は?
上で解説している著作権の帰属表示以外には、特にYouTubeオーディオライブラリーを使うときに、規約上、気を付けるべきポイントなどはありません。
ただ、これはYouTubeオーディオライブラリーを利用するときの…というものではありませんが、そもそもYouTubeの利用規約に沿った動画にしかYouTubeオーディオライブラリーの音源は利用できない決まりになっています。
要は、著作権侵害をしている動画やYouTubeのコミュニティガイドラインに違反している動画内では、YouTubeオーディオライブラリーの音源を利用できないということです。
とはいえ、そもそもこういった動画はYouTubeの利用規約に違反しているものですので、遅かれ早かれ削除されてしまう危険性がありますので、あまり気にする必要はありません。
通常のYouTubeの規約を守った上で、著作権の帰属表示だけ気を付ければ、YouTubeオーディオライブラリーは非常に便利な音楽素材集だと言えます。
YouTubeオーディオライブラリーはスマホからでも利用できるの?
ここまで解説してきた通り、YouTubeオーディオライブラリーは非常に便利なサービスなので、積極的に活用していくことをおすすめします。
なお、YouTubeオーディオライブラリーはスマホからでも利用することが可能です。
「YouTubeオーディオライブラリーの使い方」の冒頭で紹介しているURLにスマホからアクセスすると、スマホのブラウザでオーディオライブラリーにアクセスできます。(YouTubeアカウントへのログインは必要です)
私の場合、YouTube関連の作業はすべてパソコンで行っているので必要ありませんが、スマホでYouTube関連の作業を行っている方にとっては、スマホからでもYouTubeオーディオライブラリーへアクセスできるのは便利だと思います。
試しに私もスマホからアクセスして操作してみたところ、音源の検索はもちろん、音源を聞いたり、ダウンロードしたりすることもスマホで問題なくできました。
実際の作業はパソコンで行う方でも、スマホでスキマ時間を有効に使い、動画で使うためのBGMを事前に探しておくこともできそうです。
サラリーマンの副業としてYouTubeに取り組んでいる方は、日中のスキマ時間でBGMの選定だけでも行っておくと、作業時間を短縮できる可能性があります。
YouTubeオーディオライブラリーの音源は他の素材サイトの音源と一緒に使っても問題なし!
制作する動画のBGMにこだわっている人の中には、いろいろな音源サイトからBGM素材を持ってきて、一つの動画内で多くのBGMを使っている人もいます。
例えば、動画の前半はYouTubeオーディオライブラリーの曲、中盤は音源サイトBの曲、終盤は音源サイトCの曲といった形です。
このように、一つの動画内で複数のサイトから持って来たBGMを併用することは特に問題ありません。
「YouTubeオーディオライブラリーの音源を使っている動画では、YouTubeオーディオライブラリーのみの音源でBGMが構成されていなければならない」といった決まりはありません。
これは基本的に他の音源サイトでも同じ利用規約になっています。
1本の動画を制作する時に、BGMが一つの音源サイトからだけだと自分が理想とする雰囲気の曲だけを集めることが難しい場合もあると思います。
そういった場合は、複数の音源サイトを利用して自分のイメージとマッチするBGMや効果音を選択して動画制作を行っていくと良いです。
ただ、注意点として各音源サイトの利用規約をしっかりと遵守することだけ忘れないようにしてください。
複数の音源サイトからのBGMを利用している場合、それぞれの音源サイトの利用規約に従って、帰属表示などにしっかりと対応していく必要があります。
YouTubeオーディオライブラリーの音楽素材を使って制作した動画をYouTube以外のニコニコ動画などへアップロードしても良いのか?
YouTubeオーディオライブラリー自体は音楽素材が豊富なので、その音楽素材を使って制作した動画をニコニコ動画、Dailymotion、Vimeoなど、他の動画共有サイトへアップロードして良いのか疑問に思っている方もいるかもしれません。
これに関しては、YouTubeの公式ヘルプにはOKともNGとも書かれていないため、別の動画共有サイトへアップロードするのは止めておくのが無難です。
2018年6月現在、YouTubeのヘルプには下記の記載があります。
注: YouTube は、このサービスの外部で起こる問題や法的責任に関する情報を提供できません。音楽の利用についてわからないことがある場合は、資格を有する弁護士に相談することをおすすめします。
YouTube外での音楽素材利用に関しては、上記の文章しかありませんが、YouTubeとしては「他の動画共有サービスで音楽素材を利用して起きた問題に関してYouTubeは一切かかわらないよ」というスタンスのようです。
そもそもの話として、YouTubeがオーディオライブラリーを用意しているのは、YouTubeに良質な動画をアップロードしてくれるクリエイターを支援するためです。
この本来の目的を考えれば、YouTube以外の動画共有サイトでYouTubeオーディオライブラリーの音源が使われるのは、YouTube側としては望んでいないことが分かるでしょう。
このため、私個人の判断としては他の動画共有サイトにオーディオライブラリーの音源を使用した動画を投稿するのはやめたほうが良いのではないかと考えています。
YouTubeオーディオライブラリーとYouTube Musicの違い
年々、YouTubeは新しいサービスをリリースしており、いくつかのサービスは同じような名称で混乱している方もいるかもしれません。
YouTubeオーディオライブラリーに関していえば「YouTube Music(ユーチューブ・ミュージック)」との違いが分かりにくいと感じている人もいるようです。
ただ、これらは全く別物です。
すでにご理解いただいている通り、YouTubeオーディオライブラリーは動画投稿者向けのYouTube公式の音源素材サイトです。
一方のYouTube Musicは、2018年11月に日本でリリースされたYouTubeが提供する音楽を聞くためのアプリです。
YouTube Musicは、YouTubeへの動画投稿とは全く関係がなく、AmazonのプライムミュージックやLINE MUSIC(ラインミュージック)と同じような定額制の音楽聴き放題サービスです。
間違ってもYouTube Musicで聞ける音楽素材をYouTube動画のBGMとして使ってしまう・・・なんてことは絶対にやめましょう。
そんな事をやってしまったら、普通に著作権侵害の警告が来てYouTube動画が削除されてしまいます。
YouTube動画投稿者向けの音楽素材を提供しているのは「YouTubeオーディオライブラリー」であって、YouTube Musicは完全に無関係です。
今回は、YouTubeオーディオライブラリーの使い方や使用時の注意点について徹底的に解説してきましたが、YouTubeで大きな再生回数を獲得するために重要な要素はBGMだけではありません。
もちろん、BGMも大切な要素の一つではありますが、YouTubeで再生回数の大きな動画を作成し、人気のチャンネルを作るためには、もっと重要なキーポイントが存在します。
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