ひょっこりはんのネタ中BGMの著作権侵害とは?なぜMusMusは問題視したのか?

この記事は6分で読めます

最近、勢いに乗っている芸人と言えば「ひょっこりはん」ですが、ネタの中で使っているBGMに対して、2018年5月末頃に作曲者の方から「著作権侵害だ」という抗議を受けていました。

その後、この問題は解決に至ったようですが、各ニュースで結構大きな話題になっていました。

BGMの著作権については、YouTubeに動画をアップロードしている方々も気を付けなければいけない部分なので、問題が解決した今、改めて「ひょっこりはんのBGM著作権侵害問題」についてお伝えします。

この記事を読んでいる方は、ひょっこりはんのネタを見たことがある方が多いとは思いますが、こんな感じのネタをやっている芸人さんです。

 

ちなみに、私は基本的に誰かの呼称を書く時は“さん”付けで書くポリシーなのですが、「ひょっこりはんさん」だと、どうしても読みにくくなってしまいそうなので、今回は敬称略で書かせていただきます・・・。

ひょっこりはんのBGM著作権侵害問題とは

上の動画内でやっているネタの途中で聞こえてくるBGMは、フリーBGM・音楽素材のMusMus(ムズムズ)というサイト運営者の方が作曲した曲です。

「sonorously box」という曲名で、利用規約を守れば無料で使用することができます。

こちらのページにある「sonorously box」というリンクをクリックすると実際のBGMを聞くことができます。

 

「フリーBGM」と聞くと、著作権フリーをイメージする方も多いので「何が問題なの?」と思ってしまうかもしれません。

しかし、音楽素材や画像素材などを扱ったインターネットの「フリー素材サイト」とは、完全に著作権を放棄しているので自由に使っていいという意味ではありません。

ここで言う「フリー」とは「無料で使える」の意味であり、「著作権フリー」ではない場合も多いのです。

この点については、各サイトごとに利用規約が異なっており、利用者は自分が利用したいと思っているサイトの利用規約をよく読んだ上で利用する必要があります。

おそらく、ひょっこりはんはサイトの利用規約をよく読まずにBGMを利用してしまったのではないでしょうか。

結果的に、今回の騒動へと発展してしまいました。

 

ひょっこりはんのBGM使用において何が問題だったのか?

フリー素材サイトの利用規約は各サイトによって異なりますが、MusMusの場合、利用料は無料で商用コンテンツにも利用可能となっています。

その意味でMusMusにおける「フリー」は利用料が「無料」という意味なのだと思います。

しかし、利用する場合には「著作権表示」が義務付けられています。

ひょっこりはんのBGMが問題になったのは、この「著作権表示」を行わずに、ネタの中でBGMを使用したり、着うたサイトでの楽曲配信を行っていたりしたからです。

 

毎回ネタをやる度にテレビの画面に下に「BGM提供:MusMus(ムズムズ)」といったクレジットが入れば、利用規約を満たすことができたのではないかと思います。(これは非現実的ですが・・・)

MusMusに関しては、こういった著作権表記が難しい場合の利用者に対して、有料での楽曲提供も行っています。

クレジット表記(著作権表記)ができない場合は、1曲あたりの使用料を支払うことで表記を省略できるということです。

つまり、ひょっこりはんに関しては、現実的に著作権表記が難しいやり方でBGMを使用していたわけなので、最初から使用料を支払っていれば特に問題は起こらなかったものだと考えられます。

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フリーBGM・音楽素材MusMus(ムズムズ)とは

今回、著作権侵害に対する抗議を行ったMusMusというフリーBGM・音楽素材サイトは、かなり有名な素材サイトです。

おそらく、「フリーBGMの素材を利用したい!」と思ってインターネットで検索を行ったことがある人であれば、ほとんどの人がたどり着くくらいの有名サイトだと思います。

私も4~5年前から存在を知っていますし、過去には自分が投稿するYouTube動画にBGMを使用させていただいたこともあります。(もちろん、著作権表記をしっかりと行った上で、です)

そして、いま現在も、MusMusの楽曲を使ってYouTubeへの動画投稿を行っている方は多いと思います。

 

MusMus(ムズムズ)の管理人の方は利用規約を守って欲しかっただけ

今回の騒動で、MusMusの管理人の方を責めている人も若干いるようですが、MusMusの管理人の方は全く悪いことをしていないです。

多くの方が使っているBGM素材なだけに影響力を考えて、今回の指摘に踏み切ったのだと思います。

しっかりと著作権表記を行った上でBGMを利用している利用者が多く存在する中で、芸能人・有名人という影響力がある人が利用規約を守らないことになってしまうと、MusMusの運営にも影響が出てくることでしょう。

そして、利用規約をきちんと守っている利用者の人たちも損をしたような気分になってしまうかもしれません。

ですので、MusMusの管理人の方がひょっこりはんの著作権侵害を指摘したのは、自分のためではなく、他の利用者や利用規約を守るためだと思います。

 

なぜ、今回のBGM著作権問題が大ごとに発展してしまったのか?

MusMusの管理人の方は、今回の著作権表記の問題について決して大ごとにするつもりがあったわけではないようです。

この辺の経緯についてはMusMusの管理人の方のブログに、下記のような経緯が書かれています。

2017年以前 当サイトの楽曲の使用が始まる

2018年4月初旬 規約違反動画について日清食品に確認、2次配布されていることが判明

2018年4月初旬 芸人側とコンタクト、後追いで規約に準じていただければ良い旨伝える

2018年5月末 楽曲が改変されて販売されていることに気づく

2018年5月末 上記抗議と販売停止を依頼

2018年5月31日本日 抗議から1週間何も進展なし

引用:ひょっこりはんによる当サイト楽曲への著作権侵害について

 

つまり、MusMus管理人の方は穏便に事態を収拾させようと考え、ひょっこりはん・吉本興業側へ「今からでも利用規約に沿った形にしてくれれば、それで問題ないですよ」と伝えたということです。

これは普通に優しい対応だと思いますし、この時点でひょっこりはん・吉本興業側が何らかの誠実な対応(著作権表記を行う or 使用料を支払う)を行っていれば、今回の問題は表沙汰にはならなかったのではないでしょうか。

しかし、上記の経緯を見る限り、MusMus管理人の方の「利用規約を守ってください」という訴えは無視されたのか、その後、楽曲を少しだけ改変し販売が続けられていたようです。

このため、もう一度、抗議を行ったそうですが、これまた無視されてしまったのでブログでの公表に至った・・・という流れのようです。

 

正直、MusMus管理人の方の対応はかなり丁寧で優しい印象を受けます。

著作権に対して厳しく考えている方であれば、いきなりブログやツイッターなどで世間に対して拡散していくと思います。

でも、今回のケースでは直接抗議を送ることで、穏便に済ませてあげようとしたわけですから、MusMus管理人の方はきっと性格が良くて優しい人でしょう。

今回の騒動に関しては、ひょっこりはんが最初の段階でしっかりと利用規約を確認していなかったのも問題ですが、その後、抗議を受けた際の吉本興業の対応も良くなかったので、大きな騒動に発展してしまった形です。

 

ひょっこりはん・吉本興業とMusMus(ムズムズ)の和解が成立

2018年6月3日には、MusMus管理人の方がブログで問題が収束したことを報告されています。

下記の二点を約束してもらったことで、管理人の方は問題解決としたそうです。

・当方の楽曲とそれに類似している楽曲の使用・販売の停止

・すでに二次配布した先への音源取り扱いの訂正連絡

引用:ご報告

 

しかも、今回の著作権使用料に関しては放棄する旨を申し出たそうです。

本件で当方は一切の金銭を受け取らないこととしております。(泣く泣く、といった状況ではなく当方からの申し出です)
二次配布として音源を受け取られた方や企業様におかれましても、当方への利用料のお支払いなどはされないようお願いします。

引用:ご報告

 

そもそも、MusMus管理人の方は金銭的なことが目的で今回の件を指摘したわけではないのだと考えられます。それは元々は穏便に事態を収拾させようとしていたことからも伺えます。

もしかすると、吉本興業側から謝罪と慰謝料のような申し出があったのかもしれませんが、管理人の方は最初から受け取らないことを申し出たのでしょう。

 

ひょっこりはん・吉本興業側はMusMusさんのBGMを使用することで、かなりの金額の利益を得ているはずですから、全然受け取っていいと思いますけどね・・・。

でも、MusMus管理人の方がお金を受け取ってしまうと、また著作権表記やフリー素材サイトの利用規約についてリテラシーがない人たちから言われなき批判を受けることになってしまうので、それも嫌だったのでしょう。

そう考えると、今回のBGM騒動は本当にMusMus管理人の方にとってはただただ不運で、可哀想な出来事だったなという印象です。

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YouTubeの動画投稿者にとって、ひょっこりはんのBGM問題は他人事ではない

ひょっこりはんのBGM問題に関して、MusMus管理人の方は1ミリも非がないと思います。

ただし、ひょっこりはんが物凄く悪人なのかと言うと、完全にそうとも言い切れません。

ひょっこりはんを擁護するわけではありませんが、彼も著作権やフリー素材サイトに対する知識がなく、悪意を持たずにBGMを無断で使ってしまっていた可能性もゼロではないと思います。

というのは、音楽素材サイトに限らず、サイトを利用する度に、利用規約をしっかりと読んでいる人のほうが少ないと思うからです。

 

(本当は良くないのですが・・・)何かのサイトへ登録するときに、利用規約や会員規約をサーっと読み飛ばしてしまう時ってあると思います。

特に、フリー素材サイトなどは日常的に頻繁に利用するものではないですし、使い方に慣れていない方のほうが圧倒的に大多数です。

実際、過去には「チョコレートスモーカーズ」というユーチューバーのグループがBGMの著作権侵害により、動画削除を受けています。

YouTube動画で音源やBGMを使用する際の注意点!チョコレートスモーカーズの動画削除事例から学ぶ著作権侵害を避ける方法

 

ひょっこりはんやチョコレートスモーカーズなど、影響力が大きい人たちだから大きな問題になっているところもあり、利用規約を正しく満たさずに音楽素材を使ってしまっているYouTube動画も少なくありません。

ですので、今回の件については「誰が悪い」といったことよりも、YouTubeに動画投稿を行っている方は「自分も利用規約などはしっかりと読むように気を付けよう!」という点を意識していただきたいなと思っています。

私もこの辺については、引き続き、しっかりと意識していきたいと思っています。

 

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  • 2018 06.16
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2018年8月現在も4年以上ずっとYouTubeアドセンスで自由気ままにお金を稼ぎ続けている現役の動画投稿者です。まさに今も実践しているYouTubeアドセンスで稼ぐためのノウハウ、ハウツー、テクニック、思考など有料レベルの情報を公開しています。

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