- 運営中のYouTubeチャンネルに対して収益無効化の通知が届いた。
- 突然、自分のYouTubeチャンネルの広告をはがされて困っている。
- YouTubeの収益無効化からの復活方法を知りたい。
2018年頃までYouTubeチャンネルの収益化はとても簡単だったのですが、2019年4~5月頃から「広告が付いていたYouTubeチャンネルの収益化が無効にされてしまった!」という事例が増えてきました。
2022年現在も、普通に収益化できていたチャンネルの広告が急に外されてしまう事例はあります。
YouTubeのアルゴリズム(ルール)は年々、進化・変化していますので、例えば、数年前まではやっていたテキストスクロール系動画・スライドショー系動画は収益化ができなくなっています。
この記事では、今まで200人以上の方にYouTubeチャンネルでの収益化方法を直接指導させていただいた経験を踏まえ、YouTubeチャンネルの収益無効化の原因と対処法について徹底的に解説していきます。
今まで多くのYouTubeチャンネルの収益化・収益無効化の事例を見てきていますので、この記事を読めば、あなたのYouTubeチャンネルが収益無効化されてしまった原因と、その対処法(収益の復活方法)が分かります。
※この記事は、2022年1月20日に最新状況を踏まえて加筆・修正を行っています。
YouTubeチャンネルが収益無効化になる2つのパターン
運営しているYouTubeチャンネルの広告が表示されなくなってしまう事象を「収益無効化」と言います。
今まで普通に広告が表示されていたのにもかかわらず、突然、収益無効化になってしまった場合、下記のいずれかのケースであると考えられます。
- YouTubeの収益化ポリシーが変更された場合
- 改めて審査が入り収益化ポリシー違反と判断された場合
YouTubeの収益化ポリシーが変更された場合
今まで問題なく収益化ができていたチャンネル・動画であっても、YouTubeの収益化ポリシー自体が変更された場合は、収益無効化を受けてしまう可能性もあります。
ここ数年で最も大きかった変更は、2019年春頃にテキスト動画・スライドショー動画と呼ばれるようなチャンネルが一斉に収益無効化になった時です。
ちなみに、私は2013年からYouTubeチャンネルの運営をずっと行ってきていますが、2013~2021年の間で収益化ポリシーが大きく変更されたのは、2019年の1回だけでした。
大きな収益化ポリシーの変更は、そこまで頻繁にあるわけではないので、不安になりすぎる必要はありません。
改めて審査が入り収益化ポリシー違反と判断された場合
最初にチャンネルの収益化審査を行った段階では、「問題ない」と判断されたチャンネルであっても、その後のYouTubeの自動審査が改めて入った際に「収益化ポリシーを守っていない」と判断されてしまい、収益無効化を受けることもあり得ます。
実際、私の友人・知人の中でも、このパターンは何度も見たことがあります。
YouTubeのシステムは、収益審査で合格したのちも定期的にYouTubeチャンネルが収益化ポリシーを守っているかチェックしているようです。
収益無効化を受けたら、原因を究明して再審査を請求する
収益を無効化され、広告が表示されなくなってしまったとしても、収益無効化の原因を究明し、改善した上で収益再審査を行うことで、収益化を復活できる可能性はあります。
下記の流れで収益化の再審査を申し込みましょう。
手順1:YouTubeからの収益無効化のメールを確認
収益無効化されてしまう時は、YouTubeからメールで収益無効化の通知が届きます。
メールの中に収益無効化の理由が記載されている場合は、理由を確認します。(YouTubeからのメールフォーマットは頻繁に変更されるため、理由が記載されていない場合もあるようです…)
手順2:YouTube Studioで収益無効化の理由を確認
YouTube Studioの「収益受け取り」のメニューにも収益が無効化された理由が表示されているため、どのポリシーに違反しているのかをチェックします。
手順3:ポリシー違反の動画をすべて削除
ポリシー違反の理由が分かったら、該当する動画をYouTubeチャンネルから削除します。
どうしても動画を削除するのを避けたい場合は、動画を非公開に設定して収益化の再審査を送ることもできます。
ただし、明確に「収益化NG」と判断されてしまっている動画は、削除してしまったほうが良いと思います。
手順4:収益化の再審査を申請する
収益無効化を受けてから30日が経過すると、収益化の再審査申請ができるようになります。
問題がある動画を削除(場合によっては非公開)したあとで、再申請を行います。
手順5:審査が通れば収益化が復活する
YouTubeのシステムが「問題が改善された」と判断すれば、収益化が復活します。
収益化を復活できれば、今まで通り、YouTubeチャンネルへの動画投稿を継続していきましょう。
手順6:(必要に応じて)改善&再審査を繰り返す
一度目の再審査の結果として「収益化NG」となってしまった場合は、収益化ポリシーに違反している動画が他にもないか、改めてチャンネル内の動画をチェックします。
収益化ポリシーに違反していると思われる動画は、削除 or 非公開化して、再審査を行います。
収益化不合格の通知を受け取ってしまった場合は、さらに30日が経過しないと再審査を申請できないルールになっていますので、できる限り、最初の段階で怪しい動画はすべて削除した上で、再審査申請を行うのが良いでしょう。
なお、どの動画が収益化ポリシー違反の原因になっているのかの判断については、のちほど詳細に解説していきます。
収益無効化後の再審査で収益化できる場合もある
収益無効化を受けてしまったチャンネルに関しては、改善して再審査を依頼することで収益化が復活することもあります。
再審査で収益化できる可能性はそこまで高くはない印象ですが、実際に下記のような復活事例もあります。
YouTubeチャンネルの収益化審査について再審査請求を送ったところ、二度目の審査で収益化審査に合格できた実例については下記の記事で詳しくまとめています。
再審査請求によりYouTubeチャンネルを再び収益化できた事例の話 |
とはいえ、明らかにYouTubeの収益化ポリシーに違反してしまっている動画を投稿しているチャンネルの場合、再審査でも収益無効化はほぼ解除されないでしょう。
- 問題の動画が少数で、該当の動画を削除して再審査した場合
- YouTubeの審査ミス・判断ミスで収益無効化を受けてしまった場合
あなたが運営しているYouTubeチャンネルの内容によっては、再審査をせずに新規チャンネルを作っていたほうが良い場合もあります。
仮に、今から新規チャンネルを作ったとしても、こちらで解説しているYouTube攻略ノウハウを使って運営していけば、すぐに収益化することも可能です。
収益化ポリシーの最新情報は「YouTube ヘルプ」をチェックしよう
収益無効化の原因・要因について詳しく解説を行っていく前に、YouTubeの収益化ポリシーについて簡単にご説明します。
先ほどご説明した通り、YouTubeの収益化ポリシーは、ごく稀に大きく変更される場合があります。
大幅な変更がなかったとしても、細かな表現の変更は割と頻繁に行われているので、最新の情報は、YouTube ヘルプの「YouTubeのチャンネル収益化ポリシー」をチェックしましょう。
常にチェックする必要はなく、自分のチャンネルが収益無効化を受けてしまったタイミングで、しっかりと目を通せば良いです。
ただし、書かれている表現が少し難しい場合もありますので、以下にて「収益化できない動画の例(=収益無効化の原因)」について、分かりやすく解説していきます。
収益化できない動画は、主に3つに分かれます。
収益化できない動画例1:YouTubeのコミュニティガイドライン違反
投稿した動画がYouTubeのコミュニティガイドラインに違反していると判断された場合、チャンネル無効化を受ける可能性があります。
- スパム、欺瞞行為、詐欺
- ヌードや性的なコンテンツ
- 子どもの安全(を脅かすコンテンツ)
- 有害または危険なコンテンツ
- ヘイトスピーチ
- ハラスメント(嫌がらせ)やネットいじめ
例えば、それまでYouTubeチャンネルに問題のない動画を投稿していたとしても、ある時からコミュニティガイドラインに違反する動画を投稿してしまった場合、その動画が原因でYouTubeチャンネル全体が収益無効化になってしまう可能性はあります。
こういったケースでは、該当の動画を削除して再申請を行うことで、収益化が復活する可能性は高いと思います。
収益化できない動画例2:再利用されたコンテンツ
YouTubeのヘルプページでは2019年春頃の収益化ポリシー変更から、かなり明確に「収益化できないコンテンツの例」が記載されるようになりました。
その中で「再利用されたコンテンツは収益化できない」と明記されています。
※以下は、2019年5月時点での表記※
再利用されたコンテンツ。独自の解説や教育的な価値が十分に付加されていないコンテンツを指します。また、チャンネル内の動画の大半が他のコンテンツと完全に一致、あるいは類似していると判断された場合も含まれます。以下のようなコンテンツが該当します。
・一切の変更が加えられていない、または最小限の変更しか加えられていない第三者の動画
・第三者のコンテンツを寄せ集めただけの、ナレーションなしの動画
・先に別の場所でアップロードされているコンテンツ
・複数のユーザーによって何度もアップロードされたコンテンツ
※以下は、2022年1月時点での表記※
・テレビ番組の一部が編集されているものの、説明がほとんどないか、まったくない
・他のソーシャル メディアのウェブサイトのコンテンツを集めた短い動画
・さまざまなアーティストの曲のコレクション(許可を得ている場合も含む)
・他のクリエイターによって何度もアップロードされたコンテンツ
・他者のコンテンツのプロモーション(許可を得ている場合も含む)
引用元:YouTube のチャンネル収益化ポリシー > AdSense プログラム ポリシーの遵守 > 再利用されたコンテンツ
2019年5月と2022年1月で「再利用されたコンテンツ」の詳細説明・例が変更されていますが、表現は異なるものの、基本的には禁止している内容は同じです。
これらの内容を踏まえると、下記のような動画は収益無効化の原因となる可能性があります。
- テレビ動画やラジオ動画(著作権の観点からもNG)
- TwitterやTikTokなど他のSNSで話題になっている動画の「まとめ動画」
- YouTube内にアップされている他人の動画
- 他人の楽曲を勝手にまとめた作業用BGM
「再利用されたコンテンツ」とは、自分が著作権を持っていない他人の動画、つまり、著作権侵害を行ってしまっている動画と考えれば良いでしょう。
これは、以前からYouTubeのコミュニティガイドラインでも禁止されていましたが、YouTubeパートナープログラムのポリシーにも「収益化できません」と記載された形になります。
未だにテレビやラジオなど、著作権を侵害している動画に広告が付いてしまっている場合もありますが、間違いなく、これらの動画はいずれかのタイミングで動画削除や収益無効化を受けることになるはずです。
収益化できない動画例3:繰り返しの多いコンテンツ
他人のテキストコンテンツをコピペしたような動画やテキストスクロール動画なども、この「繰り返しの多いコンテンツ」に含まれ、収益化できない動画となっています。
※以下は、2022年1月時点での表記※
・ウェブサイトやニュース フィードのテキストなど、自分で作成していない他の資料の内容を読み上げただけのコンテンツ
・音程や速さを変えているが、それ以外はオリジナルと同じである曲
・教育的な価値が低く解説や説明が少ない、繰り返しの多いコンテンツ、または漫然として意味のないコンテンツ
・テンプレートに基づいたコンテンツ、大量生産されたコンテンツ、またはプログラムによって生成されたコンテンツ
・説明、解説、教育的価値が最小限または皆無の画像スライドショーやスクロール テキスト
引用元:YouTube のチャンネル収益化ポリシー > AdSense プログラム ポリシーの遵守 > 繰り返しの多いコンテンツ
「繰り返しの多いコンテンツ」に関しては、少し分かりにくい表現が使われているため、下記にて噛み砕いて、それぞれの項目を解説していきます。
ウェブサイトやニュースフィードのテキストなど、自分で作成していない他の資料の内容を読み上げただけのコンテンツ
Yahoo!ニュースやその他メディアの記事をただただ読み上げるだけの動画などは、収益化できません。
テキストスクロール動画が収益化NGになった2019年当時に、一時期こういった動画形式が流行りましたが、2022年現在は通用しなくなっています。
ポイントとしては、コンテンツに独自性がないことが収益化NGということです。
逆に言えば、ボイスロイドやテキスト読み上げソフトを使って読み上げている動画であっても、コンテンツ内容に独自性があれば収益化は可能です。
テキスト読み上げソフトで有名な「SofTalk(ゆっくりボイス)」を使ったゲーム実況は「ゆっくり実況」という一つの動画投稿ジャンルにもなっていて、「ゆっくり実況」の動画でも収益化できているチャンネルは存在します。
つまり、重要なのは動画内容・コンテンツの独自性です。
音程や速さを変えているが、それ以外はオリジナルと同じである曲
自分が著作権を持っていないアーティストの音楽を音程やスピードを変えて投稿している人もいる場合も収益化はNGです。
また、テレビやラジオの切り抜き動画についても、無理やり収益化をクリアするために、音程やスピードを変えている動画を見かけますが、これらについても明確にNGと書かれています。
教育的な価値が低く解説や説明が少ない、繰り返しの多いコンテンツ、または漫然として意味のないコンテンツ
こちらは少し分かりにくい項目ですが、おそらく、作業用BGMや作業用音声などを指している項目だと思われます。
ただし、作業用BGMなどが完全にNGというわけではなく、これもそのコンテンツに独自性があるか否かがポイントになってきます。
ちなみに、私が知っている事例でも、オリジナルの音源で作業用BGM(繰り返しが多い)系の動画をアップしていたYouTubeチャンネルが収益審査に通らなかったチャンネルがあります。
どうしても繰り返しが多くなってしまうような動画は、より一層、独自性を意識する必要があります。
テンプレートに基づいたコンテンツ、大量生産されたコンテンツ、またはプログラムによって生成されたコンテンツ
ツールで無理やり大量に生成したコンテンツも収益化はNGです。
例えば、テキストスクロール系動画がまだまだ稼げた頃には、単純なテキストスクロール系動画を簡単に作成できるツールも販売されていました。
今では、ツールやプログラムで大量に作れてしまうような単純な動画・無価値な動画は収益化できません。
また、海外のスパマーはツールを使って、YouTube上にアップされている他人の動画を「ダウンロード → 再アップする」ようなツールを使っているみたいです。
過去に、私がYouTubeにアップした動画も海外のスパマーに勝手にパクられて、ほんの少しだけ編集が加えられた状態でYouTubeに再アップロードされていたことが何回もありました…。
説明、解説、教育的価値が最小限または皆無の画像スライドショーやスクロールテキスト
2022年現在、ネットニュース記事や2ちゃんねるに載っている内容を、そっくりそのままコピペで動画化したテキスト動画は収益化できなくなっています。
ただし、画像スライドショーやスクロールテキストといった“動画形式”がNGなのではなく、説明・解説・教育的価値が存在すれば収益化も可能です。
とはいえ、テキストスクロール動画はどうしても見た目が同じように見えてしまい、独自性や価値を表現しにくい動画形式なので、2022年現在ではあまりお勧めできる動画形式ではありません。
私が知っている事例では、スクロールで表示するテキストの内容を完全に書き下ろしたり、テキストで自分の意見・感想を織り交ぜたりした動画であっても、収益無効化を受けてしまっています。
これは、YouTubeがテキストの内容まですべてをしっかりと把握して、独自性や教育的価値は判断するのが技術的に難しいからだと考えられます。
収益化のポイントは「コンテンツの独自性」
YouTube のチャンネル収益化ポリシーをもとに収益化NGの動画例を解説してきましたが、すべてに共通して言えることは「動画コンテンツの独自性があれば収益化OKになる可能性が高い」ということです。
今後、収益を無効化されないようにするためには「独自性」を強く意識していきましょう。
ここでは、「コンテンツの独自性」について、2つの事例をご紹介します。
独自性があればボイスロイドの読み上げ動画でも収益化は可能
動画内容(セリフ・テキスト)をオリジナルで用意し、映像も分かりやすい表現や画像の切り替えを行えば、ボイスロイドの読み上げでも収益化は可能です。
一例として、下記のチャンネルは今も問題なく収益化できています。
音声は何らかのボイスロイドを使っていますが、“コンテンツ内容に価値がある”形式であれば、収益化できることが分かります。
テキスト系動画の質を高めれば収益化は可能
YouTubeのヘルプページを見てみると、テキスト系動画が完全にNGというわけではなく、テキスト系動画でも収益化するためのヒントが書かれています。
第三者のコンテンツの商用利用権を持ち、なんらかの形でそのコンテンツの価値に貢献している場合は、第三者のコンテンツを収益化できる場合があります。これには、質の高い編集が行われている場合や、解説やナレーションが加えられている場合などが含まれます。
ポイントは「第三者のコンテンツの商用利用権を持っている」、「質の高い編集」、「解説やナレーション」という3点です。
テキスト動画を下記のレベルまで昇華させると、普通に収益化できるようになります。
イラスト(漫画)自体もオリジナルで制作し、質の高い編集とナレーションを入れています。
ただし、上記のような動画を作る場合、専門スキルを持った方を外注として雇い、動画編集にもかなりの時間をかける必要があります。
本気で取り組めるのであればやってみても良いと思いますが、お金と時間が膨大にかかることを考えると、個人の副業レベルで手を出すのはハードルが高いと思います。
個人の副業としてYouTubeで稼ぎたいのであれば、もっと稼ぎやすい動画形式や動画ジャンルがありますので、副業でYouTubeで稼ぐ方法については、こちらの無料メール講座で詳しく解説していますので、興味があればチェックしてみてください。
収益無効化から復活できなかったチャンネルの活用法
「自分のYouTubeチャンネルを改めて収益化するのは難しい」と判断した場合や、何度再審査しても収益化できなかった場合、該当のチャンネルについては別の活用方法を検討していくことをお勧めします。
やり方によっては、今まで構築してきた資産(チャンネル登録者)を活用することもできます。
収益無効化されてしまったYouTubeチャンネルは以下の2つの方法での再活用を検討してみましょう。
新規で作成したチャンネルへ視聴者を送客する
今まで運営していたチャンネルから、新規作成したチャンネルへ送客を行うのは良い再利用法です。
YouTubeの終了画面機能・カード・動画説明文のリンクなどを使って、自分が持っている別のチャンネルへと視聴者を誘導します。
新規チャンネルの告知用の動画を、旧チャンネルに投稿するのも効果的です。
送客元・送客先のチャンネルのテーマにもよりますが、旧チャンネルの登録者が多かったり、同じような視聴者属性が興味を持つチャンネルであれば、それなりに送客効果はあります。
動画を全削除し、チャンネルテーマを変更して収益化を目指す
収益無効化になってしまったチャンネル内にある動画をすべて削除して、健全な動画のみを投稿し直して再審査依頼を送ることで、収益化できる可能性はあります。
ポイントとしては「すべての動画を削除する」点です。
一度でも収益無効化になってしまったチャンネルは「チャンネル全体として収益化NG」と判断されている可能性が高いです。
このため、一旦すべての動画を削除して、チャンネル全体を収益化OKでもNGでもない完全にフラットな状態に戻します。
その後、収益化OKな動画のみを投稿していけば、収益化の再審査で合格できる可能性が出てきます。
「12ヶ月間の総再生時間4,000時間以上」という収益化基準は改めてクリアする必要がありますが、「登録者数1,000人以上」はすでにクリアできていることになります。
残念ながら、私自身や私の周りでこの方法を実践した人がいないため、「収益化を復活できる可能性がある」としか言いようがありません。
ただし、YouTube内ではこの方法でチャンネルテーマを完全に変更して再出発しているチャンネルを見たことはありますので、この方法でも収益化できる可能性はあると思います。(動画をすべて削除する場合は自己責任でお願いします)
思い切った方法ではあるものの、YouTubeチャンネルを運営する目的が広告収入なのであれば、収益無効化されてしまっているチャンネル内に動画を残し続けても意味はないです。
個人的には、思い切ってすべての動画を削除してしまっても良いのではないかと考えています。
まとめ:今後もYouTubeで稼ぎたいなら撮影系オリジナル動画がおすすめ!
2013年~2022年まで、YouTubeの収益化動向をずっと見てきた経験から言えることは、「オリジナル動画を投稿しているチャンネルは収益無効化されない」ということです。特に、「撮影系オリジナル動画」は盤石です。
撮影系オリジナル動画の良いところは、撮影するだけでその人自身のオリジナルとなり、第三者のコンテンツとは絶対に一致しない点です。
私自身も撮影系オリジナル動画のチャンネルを運営しているので、収益無効化とは無縁で今もずっと稼ぎ続けられていますし、私がコンサルしている方に対しても撮影系オリジナル動画をお勧めしています。
チャンネルが収益無効化を受けてしまった場合、「なんとかしてそのチャンネルを改善して再度収益化したい」と考えると思いますが、場合によっては新しくYouTubeチャンネルを作り直した方が良いケースもあると思います。
収益無効化を受けてしまったということは、そのチャンネルに大なり小なり何らかのリスクがあるということです。
一時的には再び収益化できたとしても、今後の収益化ポリシー変更によって、また収益を無効化されてしまう可能性もゼロではありません。
このため、場合によっては収益無効化をキッカケに、もっと抜本的な改善をしたほうが今後も長く安定して稼ぎ続けることができる可能性が高くなります。
具体的には、撮影系のオリジナル動画でYouTubeチャンネルを新規作成していくのが一番良いです。
なぜなら、YouTubeはオリジナル動画のチャンネルを求めているからです。
もし、あなたが運営中のチャンネルで収益無効化になってしまっているのであれば、下記の無料メール講座も参考にしながら、オリジナル動画のYouTubeチャンネル運営に挑戦してみることをお勧めします。
オリジナル動画のチャンネルであれば、YouTubeが存在する限り、稼ぎ続けることが可能です。
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