YouTubeで大きなアクセスを集め続けるためには、関連動画の攻略が重要です。
関連動画とは、PCの場合は動画再生ページの右側に、スマホの場合は動画再生ページの下側に表示される動画のことです。
YouTube内で大きな再生回数を集めている動画の関連動画に、貴方が投稿した動画が表示されれば、多くのアクセスを集めることが可能になります。
この記事では、YouTubeにおける関連動画表示のアルゴリズムについて、有料ノウハウで解説されているレベルの内容を完全無料で徹底解説していきます。(むしろ、有料教材ですら、ここまで解説されていないです・・・)
- 1 なぜ、YouTubeでは関連動画対策が重要なのか?
- 2 YouTubeにおける関連動画表示の仕組み(アルゴリズム)とは
- 3 YouTubeにおける関連動画表示のアルゴリズムはブラックボックス
- 4 YouTubeの関連動画表示アルゴリズムの概要を理解したら・・・
- 5 チャンネルのコンセプトが似ている動画は関連動画に表示されやすい
- 6 動画の内容が似ている動画は関連動画に表示されやすい
- 7 視聴者属性が似ているチャンネル同士は関連動画に表示されやすい
- 8 YouTubeの関連動画に表示させるためのテクニック
- 9 動画説明欄に他人のYouTube動画のタイトルとURLを並べるのは効果的なのか?
- 10 究極のYouTube関連動画表示対策とは
なぜ、YouTubeでは関連動画対策が重要なのか?
基本的には、貴方がアップロードしたYouTube動画へやってくるアクセスのうち関連動画経由のアクセスがもっとも多くなります。
これは動画のジャンル問わず共通で、すべてのアクセスのうち70~85%くらいは関連動画経由での再生となっています。
私は今までに本当にかなり幅広いジャンルでYouTubeチャンネルを作ってきましたが、どんなジャンルであっても、最終的なアクセス数の割合は関連動画がもっとも多くなります。
もちろん、動画投稿を開始したばかりのチャンネルでは、YouTube検索経由やSNS経由(自分で拡散した場合)が多いのですが、チャンネルが育っていくと、例外なく関連動画からのアクセス割合が大きくなっていきます。
だからこそ、YouTubeで中長期的に稼ぎ続けるためには関連動画表示の仕組みを理解し、対策を行っていくことが重要なのです。
YouTubeにおける関連動画表示の仕組み(アルゴリズム)とは
この記事でお伝えしている「アルゴリズム」という言葉の意味は、YouTubeの関連動画表示を決定づけている裏側の仕組みのことです。
関連動画のアルゴリズムに関しては、YouTube運営側の立場に立って考えてみると理解が進みます。
YouTubeとしては、できるだけ多くのユーザーに、できるだけ多くの時間をYouTubeで過ごして欲しいと考えています。
それによって、YouTubeのメディアとしての価値が上がり、企業からの広告出稿が増えるからです。結果的にYouTubeがもっと儲かります。
当たり前ですが、YouTubeはGoogleという営利企業が運営するWebサービスなので、利益を追求しています。
利益を追求するためには、ユーザーにもっと受け入れられるサービスへと改善していく必要があり、関連動画表示のアルゴリズム(仕組み)に関しても、「ユーザーがより使いやすくなるように」という発想から表示される動画が調整されています。
例えば、貴方がサッカーに関する動画を見たいと思い、YouTubeで「サッカーのスーパーゴール集」という動画を見ていたとします。
この時に表示される関連動画が、同じスポーツの球技だからと言って野球の動画やバスケットボールの動画だったら、YouTubeの利便性は低いと思います。
それよりも、「サッカーのスーパーゴール集」を見ているのであれば、「サッカーの凄いドリブルの動画」や「サッカーの凄いフリーキックの動画」などが表示されているほうが、つぎつぎと他の動画も見たくなるはずです。
このように、適切な動画を関連動画に表示させるアルゴリズムを作ることで、一つの動画を見てくれた視聴者が、どんどん他の動画を見てくれるようになります。
そもそもの話として、YouTubeの関連動画の設計思想は上記のような考えに基づいていることをまずは覚えておきましょう。
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YouTubeにおける関連動画表示のアルゴリズムはブラックボックス
YouTubeの関連動画に表示される仕組みに関しては、完全なブラックボックスになっています。ブラックボックスとは、外部からは仕組みの詳細が分からない状態のことです。
これはGoogleの検索エンジンのアルゴリズムにも言えることですが、表示させるための評価項目や仕組みを完全に公開してしまったら、それを悪用する人たちが出てきます。
例えば、YouTubeの関連動画表示の仕組みが100%分かってしまったら、悪意のある動画投稿者が関係のない動画に対して自分の動画を無理やり表示させたり、特定の動画の関連動画に嫌がらせのような動画を表示できたりしてしまいます。
こういった不正を防止するために表示アルゴリズムは非公開になっています。
しかし、私の場合はYouTubeへの動画投稿を実践し続ける中で、関連動画に表示させるためのコツやノウハウは見えてきていますので、以下で関連動画に表示させるためのコツや考え方を解説していきます。
YouTubeの関連動画表示アルゴリズムの概要を理解したら・・・
YouTubeの関連動画が「視聴者の利便性を追及している」と理解できたら、その考えを頭に入れたまま関連動画表示対策を行っていきます。
具体的には、まず自分の中で「この動画(このチャンネル)の関連動画に自分の動画を表示させたい!」というざっくりとしたイメージや目標を持ちます。
大切なのは、「該当のYouTubeチャンネルの関連動画枠に表示されたら、自分の動画を見てくれる可能性が高い視聴者にアプローチできそうかどうか」を冷静に判断することです。
例えば、貴方が社会人・ビジネスマン向けにビジネスに関する講義動画をアップしていたとします。
このとき、いくらアクセス数が多いからと言って、トップユーチューバーであるヒカキンさんの動画の関連動画枠に表示させようとしても意味はありません。
なぜなら、ヒカキンさんの動画を見ている視聴者の多くは小学生・中学生であり、ビジネスになんて全く興味がないからです。
だから、もし仮にヒカキンさんの動画の横に、貴方の動画を表示できたとしてもアクセスは集まりにくいですし、アクセスが集まったとしても視聴維持率はかなり低くなるでしょう。
上記は極端な例ですが、しっかりと自分が集めたい(あるいは、すでに集まっている)視聴者の属性を考えた上で関連動画表示対策を行っていかないと、努力が無駄になります。
関連動画表示対策と聞くと、「とにかく何でもいいからアクセス数が大きい動画の関連動画枠に表示させたい!」と考えている人も多いのですが、これでは無意味なので注意しましょう。
ざっくりとでもいいので、自分が表示させたいと考えている関連動画枠を決定することがはじめの一歩になります。
チャンネルのコンセプトが似ている動画は関連動画に表示されやすい
具体的に、どのような考え方で他人の関連動画枠に自分の動画を表示させていくのかについて解説していきます。
まず、チャンネルのコンセプトが似ているチャンネル同士の動画はお互いに関連動画に表示されやすくなります。
例えば、ゲーム実況を行っているチャンネルは、同じようにゲーム実況をやっているチャンネルの関連動画に表示されやすくなります。
これは関連動画の設計思想を考えれば、当然です。
ゲーム実況を見ている視聴者に対して、いきなり猫の動画を関連動画に表示させても見てくれる可能性は低くなります。
だから、YouTubeに動画投稿を行う際には、ある程度ライバルが多いジャンルでの動画投稿をお勧めしているのです。
ライバルが多く、そのライバルのチャンネル登録者数が多かったり、再生回数が多かったりすれば、関連動画に表示されたときに多くのアクセスが集まる可能性が高いからです。
逆に、同じジャンルで動画投稿を行っている人がいなければ、関連動画に表示される機会が減ってしまいます。
このため、チャンネルコンセプトに関しては、いま運営しているYouTubeチャンネルのコンセプトを誰かのYouTubeチャンネルのコンセプトに似せていくのではなく、最初にYouTubeチャンネルを作成した段階から勝負は始まっているということです。
だから、私は常々、YouTube参入時にはどのジャンルで動画投稿を行ってくのかを真剣にリサーチしましょう!とお伝えしているのです。
なお、YouTubeリサーチに関して、もっと詳しく知りたい場合はこちらの無料メール講座も併せてチェックしてみることをお勧めします。
動画の内容が似ている動画は関連動画に表示されやすい
すでにYouTubeチャンネルの運営を開始している方の場合、今からガラッとチャンネルの方向性を変えるのは難しいと思います。
しかし、チャンネルのコンセプトはそのままで、投稿する動画の内容を調整してみることはできるはずです。
先ほどのチャンネルコンセプトが似ているチャンネル同士が関連動画に表示されやすい話と共通する部分もあるのですが、動画の内容が似ている場合も、お互い関連動画に表示されやすくなります。
例としては古いですが、「メントスコーラをやってみた」という動画の場合、「メントスコーラ10連発!!」とか、「スカイダイビングをやりながらメントスコーラをやってみた」とか、「真夜中に無人島でメントスコーラをやってみた」・・・などの動画が関連動画枠に表示されやすくなります。
これらはすべてメントスコーラに関連した動画内容になっているため、YouTube側から関連性が高いと判断されやすいからです。
関連動画として表示させたい誰かの動画と、似ている内容の動画を作っていくのは効果的なノウハウなので、ぜひ実践してみることをお勧めします。
ただし、当然ですが、動画内容を丸パクリするような事をやってしまうと、一気に信頼を失うので注意が必要です。
視聴者属性が似ているチャンネル同士は関連動画に表示されやすい
これは意外と知られていないことですが、視聴者の属性が似ているチャンネル同士の動画は関連動画に表示されやすくなっています。
視聴者の属性とは、動画を見ているユーザーの年齢や性別のことです。
例えば、10代後半~30代前半の女性をターゲットにしたメイク動画を投稿しているチャンネルがあった場合、10代後半~30代前半の女性をメインターゲットにした料理動画を投稿しているチャンネルなども関連動画枠に表示されやすくなります。
なぜ、こういったことが起きるのか、ここでもYouTube運営側の立場になって考えてみましょう。
メイク動画を投稿しているチャンネルの関連動画枠に、別のチャンネルのメイク動画が表示されやすいのは当然の話です。
でも、メイク動画を見ている視聴者に対してメイク動画しか見せていないと、その人がYouTubeで過ごす時間は広がりを見せません。
それよりも、メイク動画を見ている視聴者に対して、料理の動画やDIYの動画などを見せていくことで、どんどん色々なジャンルの動画を見てくれるようになる可能性が出てきます。
そうなってくれば、もし万が一、メイク動画に興味がなくなってしまったとしても、料理やDIYの動画は見つづけてくれる可能性もあります。
つまり、YouTubeの運営側としては、一人の視聴者に様々なチャンネル・ジャンルの動画を見てもらったほうが、YouTubeのメディアの価値を高めていくことができるのです。
ただし、チャンネルの視聴者属性が似ているので関連動画枠に~というやり方は、かなり高度なテクニックになってきます。
今の段階では、「YouTubeの関連動画表示のアルゴリズムの一つとして視聴者属性も加味されている」ということを頭の片隅に入れておく程度でも良いでしょう。
こういった高度なYouTube攻略テクニックについては、こちらの無料メール講座でも色々と解説しています。
YouTubeの関連動画に表示させるためのテクニック
ここまでは、どちらかと言うと、YouTubeの関連動画表示アルゴリズムの本質的な理解に関する内容でした。
ここからは関連動画表示対策に関して、少しテクニック寄りの内容をお伝えしていきます。
もちろん、先ほどまでの本質的な考え方、関連動画表示の設計思想を理解していただいたからこそ、これらの関連動画表示対策のテクニックがいきてきます。
関連動画枠に表示させたい動画がタイトルに使っているのと同じキーワードを使う
「AがBをしてみたら衝撃の結末に・・・」というタイトルの動画があったとします。この動画が100万回再生されており、この動画の関連動画枠に貴方の動画を表示したいと考えたとしましょう。
この時、相手の動画で使われているキーワードを、貴方の動画のタイトルにも入れてみます。
例えば、「CがBをしてみたら衝撃の結末に・・・」や「AがDをしてみたら衝撃の結末に・・・」といった動画タイトルを付けるということです。
同じキーワードやフレーズを使うことで、YouTubeのシステムからは「動画内容が似ている動画」だと判断され、関連動画枠に表示されやすくなります。
ただし、このテクニックを使う場合の注意点としては、タイトルを丸パクリしないということです。
YouTubeの視聴者はかなりこの辺に対してシビアな意識を持っていますので、タイトルの丸パクリをしてしまうと、低評価を押される可能性が高くなります。
この辺に関しては、絶妙なバランス感覚を持ってやっていくことをお勧めします。
動画の内容やコンセプトを寄せていく
先ほどのテクニックは、関連動画枠に表示させたい動画と同じキーワードをタイトルに使っていくものでしたが、動画の内容やコンセプトを似せていくことも効果的です。
というよりも、動画の内容やコンセプトを似せるからこそ、タイトルにおいても適切に同じようなキーワードを使うことができるのです。
動画内容が全然違うのにもかかわらず、タイトルに使っているキーワードだけが同じようなモノの場合、それは完全にスパム動画や釣り動画になってしまいます。
変にタイトルに使うキーワードのみを寄せてしまうと、動画に対する低評価が増える危険性があります。それだけならまだしも、最悪の場合はスパム動画としてYouTubeから動画を削除されてしまうかもしれません。
このため、動画自体の内容やコンセプトを似せる事と、タイトルで使われているキーワードを似せる事は同時に行っていくのが良いです。
動画説明欄に他人のYouTube動画のタイトルとURLを並べるのは効果的なのか?
数年前に流行った関連動画表示対策のテクニックとして、自分の動画の動画説明欄に他人のYouTube動画のタイトルとURLを並べる手法がありました。
イメージとしては下記のような形で、投稿した動画の説明欄に記載を行うものです。
▼おすすめ動画一覧▼
Aの動画タイトル https://www.youtube.com/aaa/
Bの動画タイトル https://www.youtube.com/bbb/
Cの動画タイトル https://www.youtube.com/ccc/
Dの動画タイトル https://www.youtube.com/ddd/
Eの動画タイトル https://www.youtube.com/eee/
中には、投稿している動画とは無関係な動画のタイトル・URLまで記載している人や、20個も30個も他人の動画のタイトル・URLを記載している人もいました。(最近ではさすがに減ってきましたが)
上記の記載例で言えば、自分の動画説明欄にA~Eの動画を記載することで、A~Eの動画の関連動画枠に表示されやすくなっていました。
ただ、最近では効果が薄れてきているのと、YouTube側のスパム判定がシビアになってきているので、あまりお勧めできない方法だと言えます。
もし、このテクニックを使いたいのであれば、記載する動画は自分が投稿した動画のタイトル・URLのみにするか、他人の動画を記載する場合は少しだけ記載するような形にしたほうが良いでしょう。
いずれにしても、最近ではそこまで効果が高いテクニックではないので、積極的に取り入れる必要はありません。
▼おすすめ▼
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究極のYouTube関連動画表示対策とは
この記事では、本質的な考え方として、なぜYouTubeにとって関連動画が大切なのか、どういった考え方で関連動画表示が行われているのか(アルゴリズムがどうなっているのか)という話から、具体的な関連動画表示対策のノウハウ・テクニックまで解説してきました。
しかし、私が思うに、究極のYouTube関連動画表示対策とは「関連動画対策を行わないこと」だと考えています。
Googleの検索エンジンの進化を見ていればお分かりの通り、Google(YouTube)の技術力はすさまじいです。
今はまだ関連動画対策のノウハウやテクニックが通じているかもしれませんが、それらが効果的ではなくなる日もそう遠くないと思います。
このため、あまり関連動画表示対策のことを考えても意味がないと思っています。
そして、何よりも、トップユーチューバーと呼ばれる方々は、こうした関連動画表示対策を特に行っていないのにもかかわらず、チャンネル登録者数が数十万~数百万人、月々のアドセンス報酬も数百万円となっています。
彼らは、ノウハウやテクニックと言うよりも、より本質的な部分で「視聴者が喜んでくれる動画とは何か」、「視聴者が楽しんでくれる動画とはどんなものか」を考え続けています。
そういった動画を作り続けていけば、貴方の動画も自然と他人の関連動画枠に表示されやすくなっていきます。
確かに、YouTubeで成功するためにはノウハウやテクニックも重要です。
ただ、それよりも、本気で視聴者のことを考え続けるスタンスを持つことのほうが重要だと言えます。
すぐに使えなくなってしまうような小手先のテクニックではなく、本質的なノウハウや考え方を身に付けていけば、YouTubeの関連動画表示アルゴリズムが変更されても、継続的に稼ぎ続けることが可能になります。
もし、貴方がより本質的なYouTube攻略を本気で学びたいのであれば、下記の無料メール講座もお勧めです。
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