YouTubeに動画を投稿するときには「限定公開」という形式でアップロードすることが可能です。
例えば、友人・知人にだけ見せたい動画をYouTubeにアップロードする場合に「限定公開」を選択する人もいると思いますが、「限定公開」にしていれば、100%確実に検索結果に反映されることはないのかと言うと、そんなことはありません。
場合によっては、限定公開の動画であってもYouTubeの検索結果に表示されてしまうリスクが存在します。
YouTube動画投稿時の「限定公開」とは
YouTubeに動画を投稿するときには、「公開」「公開予約」「限定公開」「非公開」の4つのステータスを選択することができます。
これらの細かい違いについては、下記の記事で詳細に解説を行っています。
YouTubeの「限定公開」と「非公開」の違いとは?限定公開なら誰かに動画を見られる心配はない? |
このうち、「限定公開」のステータスで動画を公開すると、その動画のURLを知っている人だけが動画を見られるようになります。
基本的には、GoogleおよびYouTubeの検索結果にも表示されません。
このため、例えば、旅行のときに撮影した動画や結婚式で撮影した動画など、友人・知人の間だけで共有したい動画をアップロードするのに適した動画公開方法ではあります。
しかし、場合によっては限定公開でアップロードした動画が、全く知らない第三者や不特定多数の人に見られてしまう危険性も存在するので注意が必要です。
YouTubeの限定公開動画の見方・見る方法
YouTubeの限定公開動画を見るためには、普通のYouTube動画を見る時と同じように、その動画のURLへアクセスすればいいだけです。
YouTubeアカウントにログインする必要もありませんし、見る前にパスワードなどを入力する必要もありません。
見る側からすると、YouTubeの限定公開動画は特に煩雑な手続きをせずに見られるので、手軽で便利です。
しかし、動画をアップロードする側からすると、この手軽な仕様によって限定公開であっても検索結果に表示されてしまったり、不特定多数に見られてしまったりするリスクが存在するのです。
限定公開の動画が検索結果にヒットしてしまうのはどんな時?
基本的には「限定公開」の動画であれば、検索結果には表示されません。
しかし、以下のようなケースではGoogleの検索結果やYouTubeの検索結果に、貴方が投稿した限定公開の動画が普通に表示されてしまう可能性もあります。
限定公開の動画をブログやWebサイトに埋め込んでしまった時
限定公開の動画であっても、ブログやWebサイトに動画を埋め込むことは可能です。
「動画の埋め込み」とは、下記のような形式で、Webページの一部のコンテンツとしてYouTube動画を共有する機能です。
動画の埋め込み機能は、「公開」「限定公開」などの動画の公開ステータスにかかわらず、利用可能です。
つまり、限定公開の動画だからといってYouTubeの埋め込み機能を使えなくすることはできないのです。
限定公開の動画を誰かが勝手にWebサイトに埋め込んでしまうと、そのWebサイトが検索エンジンの検索結果に表示され、結果的に貴方が投稿した限定公開の動画も不特定多数に見られるようになってしまいます。
これについては、Webサイトへの埋め込みを行った人に「限定公開の動画を不特定多数に公開してやろう」という悪意がなかったとしても起こり得る話です。
なぜなら、YouTubeの「公開動画」と「限定公開の動画」は見た目上わかりにくく、再生ページに小さく「限定公開」と書かれているだけだからです。
悪意がなかったとしても、その動画が限定公開だと気付かずに、うっかりWebサイトに埋め込んでしまう人がいる可能性は考えられます。
限定公開の動画を公開用再生リストに入れてしまった時
誰でも見られる公開用再生リストに限定公開の動画を入れてしまうと、YouTubeの検索結果に表示されます。
「YouTubeの検索 → 公開用再生リスト → 再生リストに含まれている限定公開の動画」という流れで、結果的に不特定多数に限定公開の動画が見られてしまうのです。
限定公開の動画が不特定多数に見られてしまうパターンとしては、これが一番起こりやすいと思います。
そもそも、「公開用再生リストに入れている限定公開の動画が見られてしまう」という仕様を知らない人が多いと思います。ですので、全く悪意がなく、これをやってしまっている人は結構います。
貴方がこの仕組みを理解していたとしても、動画を共有する相手がYouTubeの使い方に詳しいとは限りません。
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限定公開の動画URLを誰かがシェアしてしまった時
限定公開の動画であっても、YouTubeの動画共有機能などは公開動画と変わらずに利用できます。
このため、限定公開の動画を見た誰かが「この動画を誰かに共有したい!」と思って、TwitterなどのSNSで動画のURLを拡散してしまう可能性はあります。
Twitterで共有された限定公開動画のURLを、さらに誰かがツイートしたり、自分のWebサイトに埋め込んだりする可能性もあります。
知り合いの知り合いくらいまでであれば、拡散してしまった動画の共有を止められるかもしれませんが、さらにその先まで拡散してしまうと、もはや拡散を止めるのは難しいでしょう。
「公開」→「限定公開」に変更を行った時
動画の公開当初は「公開」のステータスにしていた動画を、のちのち「限定公開」に変更した場合も、限定公開の動画が検索結果に表示されてしまう可能性はあります。
検索エンジンの検索結果は、常にリアルタイムで更新されているわけではなく、一定のタイムラグが生じます。
また、検索結果の表示を早くするために「キャッシュ」という機能が働いていることもあります。
あまり話を複雑にするのも分かりにくくなるので割愛しますが、簡単に言えば、一度、検索エンジンの結果として反映された動画はしばらく残り続ける可能性があるということです。
このため、一度、公開状態で検索結果に表示されていた動画は、その後も検索結果に表示され続ける可能性があります。
限定公開の動画を誰かに共有するときには気を付ける
ここまで解説してきたように、限定公開の動画であっても検索結果に表示されてしまう可能性はあります。
このため、限定公開の動画を共有するときは、共有する相手を選んだり、共有する相手にしっかりと限定公開の意図を伝えたりする必要があります。
繰り返しになりますが、貴方がYouTubeの仕組みに詳しかったとしても、動画を共有する相手がYouTubeの仕組みに詳しい保証はどこにもありません。
また、貴方 → Aさんといった形で、Aさんにだけ共有したつもりが、Aさんが軽い気持ちでBさんに共有してしまい、Bさんは限定公開の仕組みなんて知らずに、CさんにもDさんにも共有してしまう・・・なんてことは十分にあり得ます。
限定公開の動画を共有する際には、こういったリスクを考えた上で、共有する相手をしっかりと選ぶことも大切です。
一番いいのは、拡散されても問題ない動画や、むしろ拡散されることによって広告報酬を得られるメリットがある動画を投稿していくことです。
YouTubeの限定公開動画のURLは全く限定になっていない!
先ほども少しお伝えしましたが、YouTubeの限定公開動画のURL自体は特に制限がかかっているものではなく、普通に誰にでも共有できてしまうURLです。
自分が「限定公開」としてYouTubeに投稿している動画も、普通に「共有」ボタンを押せば、共有用のURLを取得することができてしまいます。
このURLを誰かに共有すれば、たとえ限定公開動画であっても、普通の「公開動画」と同じように他人に共有できてしまいます。
本当であれば「限定公開」にすることで、共有リンクが取得できないようにしたり、共有機能に制限をかけられたりすれば良いのですが、現状のYouTubeではそういった機能は存在しません。
このため、自分の限定公開動画が誰かに勝手に共有されてしまうリスクは存在します。
また、逆に貴方が他の人の限定公開動画を勝手に共有してしまうミスを犯す危険性もあるので、注意が必要です。
「限定公開」のステータスになっているYouTube動画は自分だけで楽しむようにして、他の人には共有しないようにするのがYouTube利用のマナーです。
もし、動画にパスワードを設定するなど、もっと細かな動画の限定公開機能を使いたいのであれば、YouTubeではなく、Vimeo(ヴィメオ)を使うことをお勧めします。
拡散力はYouTubeのほうが圧倒的に優れていますが、動画の限定公開などプライバシー設定はVimeo(ヴィメオ)のほうが優れています。
Vimeoとは? YouTubeとの違いやメリット・デメリットを徹底比較! |
もし、限定公開の動画が不特定多数に拡散されてしまったら・・・
仲間内だけで共有しようと思っていた限定公開の動画が、何らかの事情によって不特定多数に共有されてしまっていることを知ったら、該当の動画を「非公開」のステータスにするか、削除することをお勧めします。
動画を「非公開」にすると、投稿した本人以外は見ることができなくなります。
動画自体を削除してしまえば、より確実に動画の閲覧を制限することが可能です。
ただし、一度、自分が意図しない形で拡散されてしまった動画は、誰かが勝手にダウンロードしてYouTubeに再アップロードしてしまっている可能性もゼロではありません。
有名ユーチューバーが過去に削除した動画などが、第三者によってYouTube上に再アップロードされているのを見たことがある方も多いと思います。
このため、100%確実な対処法ではありませんが、「非公開」か「削除」を行うことによって、動画の拡散を止めることができる可能性はあります。
YouTubeの限定公開や非公開の動画を検索できるサイトや探せるサイトは存在する?
ここまでの内容を読んで、「限定公開動画でも世間に公開されてしまうリスクがあるから怖い・・・」といったネガティブな感情を持ってしまった方もいるかもしれません。
しかし、そんなに不安に思い過ぎることはないので、安心してください。
現状、限定公開にしている動画を検索できてしまうWebサイトや、限定公開だけをピックアップして探す方法などは存在していません。
ですので、基本的には貴方が限定公開でYouTubeに投稿した動画は、特定の人のみに公開されています。
ただ、ここまでご説明してきたように、「限定公開」と言っても不特定多数に公開されない保証はないという事だけは覚えておく必要があります。
とはいえ、貴方がよほど有名人であったり、世間的に非難されるような動画を限定公開にしたり、チャンネル登録者数が何万人もいたりしない限り、貴方がアップした限定公開の動画を悪意を持って拡散しようとする人はいません。
YouTubeの限定公開動画のURLを変更する方法
YouTubeへ投稿した動画のURLは変更できない仕様になっています。
このため、例えば、もし限定公開動画のURLをAさん、Bさん、Cさんにシェアした後で、「やっぱり、Aさんには見せたくない」となった場合は、一度、該当のYouTube動画を削除します。
その後で、同じ動画をもう一度YouTubeへ限定公開としてアップロードし、URLを取得し直します。
このようなやり方をすれば、実質、限定公開動画のURLを変更することができます。
ただし、ここで注意しなければならないのは、同じ動画ファイルをアップロード→削除→アップロード→削除・・・と繰り返すと、YouTubeのシステムからスパムと判定されてしまい、YouTubeチャンネルに良くない影響が出る可能性もあります。
一回くらいであれば、一度削除して再アップロードすることは問題ありませんが、あまりにも短期間でアップロードと削除を繰り返すような行為はやめたほうがいいです。
絶対に見られたくない動画はYouTubeにアップロードしない!!
最も重要なのは、絶対に誰かに見られたくない動画や見られてはいけない動画はそもそもYouTubeにアップロードしないことです。
限定公開としてYouTubeにアップロードした時点で、不特定多数の第三者にその動画を見られてしまう可能性が生じます。
その動画を共有する相手(友人・知人)の悪意のあるなしにかかわらず、うっかり動画を拡散してしまう・・・といった危険性は防ぎようがありません。
YouTubeに動画をアップロードするのであれば、より多くの人に見てもらえるような動画(見てもらっても問題ない動画)を投稿するのがお勧めです。
そういった動画であれば、どんどん拡散してもらうことで、貴方が多くの広告報酬を受け取ることも可能です。
せっかく、YouTubeに動画を投稿するのであれば、一気に拡散されて短期間でウン万回、ウン十万回、ウン百万回再生・・・といった大きな再生回数の達成を目指せるような動画を投稿してみるのが良いでしょう。
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