2018年10月に入ってから、YouTubeの広告表示・収益に関して割りと大き目の騒動がありました。
チャンネル登録者数130万人を超える人気ゲーム実況者である「アブ -abu-」さんが、投稿している動画に広告が付かなくなった事で引退を表明することになりました。(アブさんのチャンネルに関しては、その後、広告表示が復活したらしく、YouTube引退を取りやめました)
アブさんの場合はチャンネル登録者数が130万人以上もいるので、広告表示の復活も早かったのかもしれませんが、登録者数が数千人くらいのYouTubeチャンネルの場合、どのように対処すべきか途方に暮れてしまうこともあるかもしれません。
この記事では、自分のYouTube動画に広告が表示されない方向けに解決方法・対処法をまとめていきます。
2018年10月のYouTube動画の広告表示状況
初めに、ここ最近のYouTube動画への広告表示がどのようになっているのかを簡単に推測していきます。
2018年10月2日にアブさんが「投稿している動画に広告が表示されなくなった」という動画を投稿しており、ネット上でもこの動画は大きな話題になっています。
この動画の影響かどうかは分かりませんが、私のこのブログで過去に書いた「ほとんどの広告主に適していない」関連の記事へのアクセスが急激に増えています。
上のアブさんの動画を見た人が検索している可能性もありますが、おそらく、アブさん以外にも同じ時期に「ほとんどの広告主に適していない」の表示が出てしまい、自分のYouTubeチャンネルに広告が表示されなくなってしまった人もいるのではないかと予想しています。
そういった方々に向けて、「自分のYouTubeチャンネル・YouTube動画に広告が表示されなくなってしまった時はどうすればいいのか?」について、解説していきます。
著作権侵害 or コミュニティガイドライン違反のペナルティが付いていないかを確認
自分のYouTubeチャンネルに広告が表示されなくなってしまった場合、最初に確認すべきは、著作権侵害による動画削除やコミュニティガイドライン違反による動画削除を受けていないかどうかです。
これらのペナルティが付いてしまうことで広告が表示されなくなってしまうケースもあります。
万が一、著作権侵害やコミュニティガイドライン違反でペナルティが付いてしまっていたら、該当の動画を分析し、何が原因となったのかを把握しましょう。
その上で、同じような動画をアップロードしてしまっているのであれば、さらなるペナルティを受けないように、危ない動画は削除してしまうことをお勧めします。
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「ほとんどの広告主に適していない」になり、広告表示が制限されてしまっている場合
著作権侵害やコミュニティガイドラインの場合は、ある意味、広告が表示されない原因が明確なので対処が簡単だと言えます。
困ってしまうのは、何の前触れもなく動画の収益化マークが消えてしまったり、黄色の「ほとんどの広告主に適していない」マークに表示が切り替わってしまったりする場合です。
「ほとんどの広告主に適していない」の表示に関しては、下記の記事でかなり詳しく原因と傾向、そして、対策をまとめています。
YouTubeの「ほとんどの広告主に適していない」表示をどうするべきか?収益化マークが黄色になった場合の正しい対応方法 |
この記事では、上記の記事で取り上げている方法以外の対処法を以下にまとめていきます。
対処法1:しばらく様子を見てみる
引退騒動にまで発展したアブさんのケースでは、しばらく様子を見たことで再び広告表示が戻ったそうです。
報告動画によると、原因不明で広告が表示されなくなり、原因不明のまま復活した・・・とのことです。
ただ、実はこういったケースは少なくありません。
以前ですが、私が運営していたチャンネルにも同じような事象が発生したことがありました。
今まで何の問題もなく、ずっと広告が表示されていた動画に対して「ほとんどの広告主に適していない」が付いてしまう事象です。
それに対して特に何もせず放置していたところ、数日後に再び通常通り緑色の収益化マークが復活していました。
2017年後半からYouTubeの収益化システムや審査システムが少しずつ変化してきており、約1年経った現在でもまだシステムが安定してきていないようです・・・。
こればかりはYouTube側のシステムの問題なので、動画投稿者としては何もなす術がありません。
ただ、真っ当な動画を投稿しているのであれば、しばらく様子を見ることで広告表示が復活する可能性は十分にあります。
せっかく投稿した動画や再生回数がガンガン伸びている動画に「ほとんどの広告主に適していない」の表示が出てしまうと、ショックを受ける気持ちはよく分かるのですが、そこに対して過剰に反応せず、冷静に様子を見てみるのも一つの手です。
もし、いま現在、急に「ほとんどの広告主に適していない」が表示されてしまっているのであれば、1週間くらい何もせずに様子を見てみるのも良いでしょう。
逆に、少しグレーな動画などを投稿してしまっていたことで広告表示が制限されてしまっている・・・という場合は、こちらの無料メール講座で王道的なYouTube攻略ノウハウを学んでみると良いと思います。
対処法2:YouTubeのクリエイターサポートに問い合わせを行う
何もせずに様子を見ているだけでは心が落ち着かない・・・という方もいると思います。
そういった方は、YouTubeのクリエイターサポートチームに問い合わせを行ってみるのも良いでしょう。
YouTubeチャンネルをGoogleアドセンスと連携してチャンネルを収益化していれば、基本的にはクリエイターサポートチームによるサポートを受けることができます。
サポート窓口に問い合わせを行い、現状を伝えることで担当部署(広告部門や審査部門)に話を取り次いでくれる可能性もあります。
ただし、YouTubeのクリエイターサポートに関しては、正直そこまで期待しないほうが良いです。
問い合わせに対する返信がなかなか返ってこなかったり、返ってきたと思ったら的外れの回答だったり、単なるコピペ返信だったり・・・といったケースもあります。
チャンネルの内容によるのか、サポート担当者の情熱によるのか不明ですが、たまに良い対応をしてもらえて問題の解決に繋がる場合もあります。
クリエイターサポートチームへの問い合わせに関しては「何もしないよりはまし」くらいの軽い気持ちでやってみるのが良いです。
あまり期待しすぎると、塩対応のときのガッカリ感が大きいですからね・・・。
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対処法3:MCNのサポートを受ける
MCNとはマルチチャンネルネットワークの略で、複数のYouTubeチャンネルを束ねたネットワークのことです。
厳密には違いますが、ユーチューバーが所属している事務所だと思っていただくと分かりやすいと思います。
日本で最も有名なMCNと言えばUUUMですが、世の中には大小さまざまなMCNが多く存在しています。
MCNはYouTube運営側やYouTube内の担当者との繋がりを持っているため、広告が表示されなくなってしまったトラブルが発生した際に、YouTubeに掛け合ってくれるケースがあります。
先ほど紹介したアブさんの「ご報告」という動画内でも「MCNの方から“サポートしますよ”という話も頂いた」といった発言があります。
ですので、MCNに所属しているYouTubeチャンネルであれば、こういったトラブル発生時に対処してもらいやすいメリットはあると思います。
もちろん、UUUMなどはさすがに契約するのが難しいと思いますが、もっと小規模~中規模のMCNであれば割と簡単に所属することができます。
私のチャンネルはMCNに入っているものは一つもありませんが、入れる基準を満たしているものはあるようです。
というのも、ある程度のチャンネル規模(登録者数や再生回数)になってくると、MCN側からチャンネルに対してスカウトのメッセージが送られてくるからです。
今は仕様変更により、YouTubeの個別メッセージ機能が使えなくなっていますが、少し前までは普通にYouTubeの個別メッセージ機能でMCNのスカウトからメッセージが送られてきていました。
と言っても、厳選して送っているというよりも、ある程度のチャンネル規模で区切ってほぼ無差別に送りまくっている感じなので、MCNによっては加入ハードルもそこまで高くないのだと思われます。
MCNに入ることでチャンネルで発生した広告収益の何%かはMCNに収めることになりますが、今回のような状況では力強い味方になってくれるかもしれません。
なお、すでにMCNに入っている場合は、MCNの担当者に今の状況を伝えれば良いと思います。
いま現在MCNに入っていない場合は、MCNに加入することを条件にサポートを受けさせてもらうようなスタンスが良いでしょう。
私自身はMCNに加入するメリットをあまり感じていないので、今まで一度もMCNに所属したことはありませんが、自身のYouTubeチャンネルに広告が付かず、すごく困ってしまっている場合はMCNに頼ってみるのも一つの手だと思います。
仮に広告収益の20%を渡す契約だったとしても、全く広告が付かない状態で広告収益ゼロよりは、最終的な手残りが多くなります。
YouTube動画の広告非表示問題に関するまとめ
2018年10月の「ほとんどの広告主に適していない」問題に関しては、私のチャンネルには特に影響が出ていないので何とも言えませんが、それなりの多くの人たちに影響が出ているのではないかと予想しています。
もし、私が今回の広告非表示問題に巻き込まれていたとしたら、まずは以前までの対処法のように動画のタイトルやタグ、説明文を修正した上で2~3日は様子を見てみると思います。
その間に、一応、YouTubeのクリエイターサポートチームに問い合わせをしておきます。
MCNに所属して~というのは、自分にとっては本当に最後の手段ですね。
YouTubeはシステム変更やバグも少なくありませんので、意外と様子を見ていると、いつの間にか問題が解決していることもあります。実際、今までも結構そういったことはありました。
今回の「ほとんどの広告主に適していない」→「数日後に復活」の流れを見ていて、今回も一時的なバグなのかな?と思っています。
もし、貴方のYouTubeチャンネルがアブさんと同じような状況になってしまっているのだとしたら、1週間くらいは様子を見てみるのでも全然良いと思います。
「YouTube側のバグが解決されるまで暇だ!」という場合は、問題が解決した直後からガンガン再生回数を伸ばしていけるように、下記の無料メール講座で資産になる強いYouTubeチャンネルを構築する方法を学んでみることをお勧めします!
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