2025年現在、YouTubeチャンネルに広告を掲載できるのは、下記の2つの条件をクリアしたチャンネルだけです。
1.チャンネル登録者数1,000人以上
2.過去12ヶ月間の総再生時間4,000時間以上
※2018年2月20日以降、この条件が新基準になりました。
「4,000時間をクリアするのは難しいのでは?」と不安になっている人も多いですが、実は、収益化条件をクリアするためのポイントは4,000時間以上ではなく、「チャンネル登録者数1,000人以上」です。

この記事を読めば、どれくらいの再生回数・期間で「4,000時間以上&1,000人以上」という条件をクリアできるのか、条件クリアのための重要ポイントや注意点について、しっかりと理解できます。
しっかりとこの記事をチェックして、少しでも早く「4,000時間以上&1,000人以上」の条件をクリアしていきましょう!
- 1 YouTubeの収益化基準をクリアするポイントは「登録者数1,000人以上」
- 2 【2025年最新】YouTube収益化条件の新たなルート
- 3 チャンネル登録者数1,000人以上を達成できる総再生回数は40~60万回くらい
- 4 条件をクリアするには3~6ヶ月くらいの期間が必要
- 5 相互チャンネル登録で登録者数1,000人をクリアするのはNG
- 6 チャンネル登録者・再生回数・再生時間の購入も絶対にNG
- 7 あなたの投稿ジャンルで登録者1,000人をクリアするための総再生回数を想定する方法
- 8 登録者数を1,000人以上に増やすための3つのポイント
- 9 動画の視聴維持率を意識して4,000時間も早期に達成しよう!
- 10 総再生時間4,000時間を達成するためのロードマップ例
- 11 収益化条件達成後も安心できない!YouTubeの収益化審査と注意点
- 12 収益化の条件・審査基準が厳しくなった理由(YouTube側の意図)
- 13 収益化の条件を2つ設定することで不正を排除
- 14 YouTubeパートナープログラムの審査基準が存在するメリット
- 15 YouTubeパートナープログラムの審査基準が存在するデメリット
- 16 収益化条件の達成に成功したチャンネル・失敗したチャンネルの例
- 17 収益化の条件クリアのためには「視聴者目線」をより大切に!
- 18 まとめ:YouTubeは真面目に取り組む人にはチャンス!!
YouTubeの収益化基準をクリアするポイントは「登録者数1,000人以上」
YouTubeチャンネルを収益化するためには、2つの条件をクリアしなければいけないため、ハードルが高いと感じてしまう人も多いです。
しかし、実際には「チャンネル登録者数 1,000人以上」という基準だけを意識して動画投稿を行っていけば良いです。
なぜなら、「登録者数 1,000人」を超える頃には、勝手に「過去12ヶ月間の総再生時間4,000時間以上」もクリアできていることがほとんどだからです。
「チャンネル登録者数1,000人」を超える力を持っているチャンネルの場合、視聴者にとって受け入れられているチャンネルなので、「総再生時間4,000時間」も遅かれ早かれ必ずクリアできます。
4,000時間をクリアできる総再生回数の目安は12~15万回ほど
基準の一つである総再生時間「4,000時間」は、「240,000分(4,000時間×60分)」です。
あくまでも目安ですが、「総再生時間 4,000時間」をクリアするのに必要なチャンネルの総再生回数は12~15万回程度だと想定されます。
YouTubeチャンネルに1本 5分の動画を投稿したと仮定して、平均すると視聴者が動画全体の40%までを見てくれるとします。この場合、1本あたりの視聴時間は平均2分です。「240,000分 ÷ 2分」なので、「12万回再生」で240,000分をクリアできる計算になります。
もちろん、動画のジャンルや1本あたりの動画時間によっても必要な総再生回数は異なってきます。
ただ、過去12ヶ月間の総再生時間12万回(=4,000時間)と想定した場合、1ヶ月あたり1万回程度の再生回数で良いと想定できますので、決してハードルは高くないことが分かると思います。
【2025年最新】YouTube収益化条件の新たなルート
YouTubeで収益化を目指す際に、2025年現在では上記で解説した従来の条件に加えて新たな収益化ルートも登場しています。ここでは、最新の収益化条件についてお伝えします。
通常動画ルートの収益化条件
これまでの標準的な収益化条件は、先ほど解説した通りです。
- チャンネル登録者数1,000人以上
- 過去12か月間の総再生時間4,000時間以上
これらを満たし、YouTubeパートナープログラム(YPP)に申請・承認されることで、広告収益を得ることができるようになります。
ショート動画ルートの収益化条件(新設)
2023年以降、ショート動画(YouTube Shorts)を中心に運営しているクリエイター向けにも、別ルートで収益化条件が設けられました。
- チャンネル登録者数1,000人以上
- 過去90日間でショート動画の視聴回数が1,000万回以上
ショート動画中心でも、爆発的な再生数を稼げば収益化できるチャンスが広がっています。
ショート動画で収益化を狙う場合でも、基本的なチャンネル運営ルール(ガイドライン遵守など)は必ず守りましょう。
チャンネル登録者数1,000人以上を達成できる総再生回数は40~60万回くらい
収益化条件をクリアするためのポイントである「チャンネル登録者数 1,000人以上」を達成するための目安は、チャンネルの総再生回数として40万~60万回程度が必要だと考えておけば良いでしょう。
一つの目安として、このくらいの総再生回数を意識しておきます。
なお、より詳細に、あなたが動画を投稿するジャンルで必要になる総再生回数の算出方法は後ほど詳しく解説します。
最初の広告収入5万円はもらえないと割り切る
総再生回数50万回を達成することで、チャンネル登録者数が1,000人に到達すると仮定します。(これは現実的な数字です)
この場合、チャンネルを新規作成してから50万回分の再生については広告が表示されないことになります。
YouTubeの1再生当たりの単価には幅がありますが、現実的なラインとして「1再生当たり0.1円」と仮定します。この場合、総再生回数50万回のときには5万円の広告収入です。
つまり、チャンネル運営をはじめて収益化条件をクリアするまでの最初の5万円程度の広告収入はもらえないことになります。
「5万円」と聞くと、少し大きな金額と感じるかもしれませんが、収益化条件をクリアしたあとは継続的に広告収入が入ってくると中長期的に考えれば、5万円はそこまで大きな金額ではないと思えるはずです。
例えば、YouTubeで月10万円稼げるようになれば年間120万円の収入です。
月20万円なら年間240万円、月30万円なら年間360万円、月50万円なら年間600万円です。
YouTubeからの収益が、1年間だけでなく、3年、5年と継続的に入り続けることを考えれば、トータル収入のうち最初の5万円だけが手に入らなくなるのは微々たる影響だと割り切れると思います。
ちなみに、チャンネル登録者数1,000人も、総再生時間4,000時間も、こちらの無料メール講座で解説しているYouTube攻略ノウハウを実践すれば余裕クリアできるようになります。
条件をクリアするには3~6ヶ月くらいの期間が必要
- 総再生時間 4,000時間をクリアするためには、総再生回数が12~15万回
- 登録者数 1,000人をクリアするためには、総再生回数は40~60万回
つまり、チャンネルの総再生回数として40~60万回くらいを目指していけば、2つの条件をクリアできることになります。
こちらも目安にはなりますが、総再生回数 40~60万回を達成するためには、3~6ヶ月くらいの時間がかかると考えておくのが良いと思います。
これは、私自身のチャンネル運営経験と、私がYouTubeチャンネルの運営をコンサルさせていただいた方々のデータから出した目安です。
もちろん、もっと早く収益化条件をクリアできることもあれば、逆に1年くらいかかるケースもあります。
相互チャンネル登録で登録者数1,000人をクリアするのはNG
「過去12ヶ月の総再生時間4,000時間をクリアすることより、登録者数1,000人をクリアすることに注力すれば良い」と聞くと、「相互チャンネル登録を行って登録者数を1,000人以上にすれば良いのでは?」と考える人もいるかもしれません。
しかし、相互チャンネル登録によってチャンネル登録者を増やす方法は絶対にやめたほうがいいです。
※相互チャンネル登録(Sub4Sub)とは、AさんのチャンネルとBさんのチャンネルがお互いにチャンネル登録をしあって、お互いのチャンネル登録者数を増やす行為です。
YouTubeの規約では相互チャンネル登録は禁止されています。
相互チャンネル登録で無理やり登録者を増やそうとすると、最悪の場合はチャンネルを削除されてしまう可能性もあります。
もしYouTube側にバレずに登録者数を1,000人まで増やせたとしても、相互チャンネル登録で無理やり増やしたチャンネル登録者は、その後の視聴回数の増加に貢献しません。
結局、再生回数が伴っていなければ、継続的に大きな広告収入を得ることは不可能です。
チャンネル登録者数1,000人以上を目指すことに関しても、裏ワザ的な事は考えず、正攻法で地道にチャンネル登録者を増やしていくことをお勧めします。
YouTubeで登録者数を伸ばしていく正攻法のYouTube攻略ノウハウについては、こちらの無料メール講座で詳しくお伝えしています。
自己流で頑張っていくよりも、100%確実に登録者数の伸びは早くなりますので、ぜひ学んでみることをお勧めします。
チャンネル登録者・再生回数・再生時間の購入も絶対にNG
世の中には、チャンネル登録者数・再生回数・再生時間などが購入できる怪しいサービスも存在しますが、それらの利用も絶対にやめたほうがいいです。
YouTubeの規約でこれらの購入は禁止されているからです。
また、仮に、お金をかけて「4,000時間以上&1,000人以上」という条件をクリアできたとしても、ずっとお金を払い続けることは不可能なので、いつかは自分自身の実力でチャンネル運営を行っていく必要があります。
であれば、最初からズルをせず、真っ当な方法で再生時間&登録者数を伸ばしていった方が絶対に良いです。
あなたの投稿ジャンルで登録者1,000人をクリアするための総再生回数を想定する方法
先ほどは、一般的な目安として、総再生回数が40万~60万回くらいでチャンネル登録者数 1,000人をクリアできるとお伝えしました。
ただ、より正確に、あなたが動画投稿を行っているジャンルにおいて、登録者数1,000人以上をクリアするために必要になる総再生回数を知りたい場合は、下記の考え方で想定・算出してみましょう。
※以下では計算が入ってくるので少し難しいと感じる方もいるかもしれませんが、非常に重要な考え方です。
YouTubeチャンネルを早く収益化をしたいのなら、自分が動画投稿をするジャンルで登録者数1,000人をクリアできるかどうか(早い段階でクリアできるのか)を読み解く力も重要。
他の人のチャンネルの「総再生回数÷登録者数」で算出する
あなたが動画投稿を行おうとしている(または行っている)ジャンルにおいて、「チャンネル登録者数1,000人の条件をクリアするために再生回数が何回くらい必要なのか?」を算出するには、下記の考え方・計算式で想定を出していきます。
あなたが動画投稿を行っているのと同じジャンルのYouTubeチャンネルの概要欄を確認した時に、「総再生回数が100万回・チャンネル登録者数が2,000人」だったとします。
このチャンネルは、チャンネル内の動画が500回再生されるごとにチャンネル登録者数が1人増えていることが分かります。
【計算式】1,000,000回 ÷ 2,000人 = 500回/1人
つまり、総再生回数とチャンネル登録者数を見て、「総再生回数÷チャンネル登録者数」を計算すれば、そのチャンネルが1人のチャンネル登録者を獲得するために動画を何回再生してもらう必要があったのかが分かります。
上記の計算を、あなたが投稿している動画ジャンルの複数のチャンネルで計算してみます。
これにより、そのジャンルにおける「1人の登録者を獲得するために必要な動画の再生回数」の平均値が見えてきます。
計算した結果、そのジャンルにおいては平均値が300回/1人くらいだったとしましょう。
これが分かれば、「自分のチャンネルの総再生回数が30万回程度になった時にチャンネル登録者が1,000人になる」と予想が立てられます。
100%この通りになるわけではありませんが、全く何の目安も知らずにチャンネル運営を開始するより、ある程度、目安が見えた状態でチャンネルを運営を進めていけます。
このように、ロジカルに考えて効率的にYouTubeを攻略していきたい場合は、こちらのYouTube攻略ノウハウ無料メール講座もお勧めです。
計算式で想定を出す場合の補足・注意点
「登録者数1,000人のチャンネル」と「登録者数50,000人のチャンネル」では、50,000人のチャンネルのほうが1人のチャンネル登録者を獲得するために必要な再生回数が大きい数字になる傾向があります。
チャンネル登録者数が少ないうちは、本当にそのジャンルの動画に興味がある人たちばかりが見てくれているので、登録者が増えやすいです。
一方で、再生回数が増えれば増えるほど、投稿ジャンルに興味が薄い人たちも多く見てくれるようになっていきます。(関連動画などに多く露出されていくため)
動画投稿を開始したばかりで総再生回数が50回しかないのにチャンネル登録者が5人増えたからと言って、そのまま10回に1人の割合で登録者数が増えていくわけではない。
事前に総再生回数を想定しなくても問題はない
計算式があるので少し難しい話に感じるかもしれませんが、上記の計算は必須ではありません。
参入するジャンルにおける登録者数1,000人の目安を知りたい場合は、この考え方・計算式で出せば良いです。
もし難しければ、このあたりのことは考えず、シンプルにどんどん再生回数・チャンネル登録者数を伸ばしていくことだけを考えましょう。
登録者数を1,000人以上に増やすための3つのポイント
チャンネル登録者数を1,000人以上に増やすためには、下記の3つのポイントを意識して、動画投稿を行っていくことをお勧めします。
もちろん、これらのポイントは「総再生時間4,000時間」をクリアするためにも重要なポイントです。
継続的に動画投稿を行う
数本の動画を投稿するだけで登録者数が1,000人以上になるのは、すでに知名度がある芸能人・有名人の方だけです。
我々のような一般人の場合は、最低でも30~50本くらいまでは頑張って動画投稿を継続していきましょう。
チャンネルのテーマ・コンセプトを一つに絞る
チャンネル内の動画の投稿テーマが絞られていたほうが、チャンネル登録者は確実に増えやすくなります。
猫が好きな視聴者は、猫の動画が多く投稿されているチャンネルにより強い興味を示しますし、ゲーム実況が好きな視聴者は、ゲーム実況動画だけが投稿されているチャンネルに登録しやすい、ということです。
動画内でチャンネル登録の呼びかけを行う
毎回の動画の最後などで、「チャンネル登録をお願いします!」といった呼びかけを行うのも効果的です。
最初の頃は「まずは登録者数1,000人を目指していますので、登録お願いします!」などでも良いでしょう。
こういった呼びかけのほうが、応援してチャンネル登録をしてくれる視聴者の方も出てくる可能性があります。
なお、チャンネル登録者数 1,000人を最短・最速でクリアしたいのであれば、こちらのYouTube攻略ノウハウも参考にしてみると良いでしょう。
動画の視聴維持率を意識して4,000時間も早期に達成しよう!
チャンネル登録者数1,000人を達成している頃には、基本的には総再生時間4,000時間は達成できていることが多いです。
ただ、より確実に収益化条件をクリアするために、4,000時間を効率よく達成することも意識しておくと良いでしょう。ずばり、4,000時間を達成するためには「視聴維持率」が重要になってきます。
YouTube動画の視聴維持率とは?
視聴維持率とは、動画全体の中で視聴者がどれくらい長く動画を見続けたかを示す指標です。例えば、10分の動画を平均5分間視聴された場合、視聴維持率は50%になります。
なぜ視聴維持率が重要なのか?
YouTubeは「ユーザーが長く滞在するコンテンツ」を高く評価する傾向があります。視聴維持率が高い動画は、関連動画や検索結果に優遇表示されやすくなり、結果的に再生回数と再生時間の両方を伸ばすことができます。
短期間で4,000時間を目指すなら、視聴者が最後まで見たくなる動画構成が不可欠です。
視聴維持率を上げるための工夫
- 動画冒頭で「最後まで見るメリット」を伝える
- テンポよく話を進め、間延びを防ぐ
- チャプター(目次)を設置して視聴者の興味を引く
- 途中に引きの強いフレーズ(例:「最後に重大発表があります!」)を挟む
これらの工夫を取り入れることで、視聴者の離脱を防ぎ、自然と視聴維持率を向上させることができます。
総再生時間4,000時間を達成するためのロードマップ例
「4,000時間」と言われても、実際にどのくらいのペースでどれだけ動画を作れば達成できるのか?イメージが湧きにくいかもしれません。ここでは、具体的な達成ロードマップ例を紹介します。
目標設定の考え方
まず、4000時間は「24万分」です。これを月単位・週単位で分解すると、より現実的な計画が立てやすくなります。
具体的なシミュレーション例
- 1本あたり10分の動画を作成した場合
- 1本あたり平均視聴時間5分だと仮定
- 必要な総再生回数=約48,000回(5分 × 48,000回=240,000分=4000時間)
これを月間で割ると、例えば半年(6か月)で達成を目指すなら、
- 月8,000再生(約2,000再生/週)ペース
- 週に1〜2本投稿を継続するイメージ
1本ごとの「質」を高めつつ、一定ペースで投稿を継続することが達成への最短ルートです。
注意点
あくまでこのシミュレーションは目安であり、実際にはコンテンツジャンルやターゲット層によって必要な投稿本数・再生回数は異なります。ただ、具体的な数字目標を立てることで、漠然とした不安を減らし、モチベーション維持にもつながります。
収益化条件達成後も安心できない!YouTubeの収益化審査と注意点
チャンネル登録者数1,000人、総再生時間4,000時間を達成しただけでは、すぐに広告収益を得られるわけではありません。
その後、収益化申請後に待ち受ける「審査」をクリアする必要があります。ここでは、収益化審査において注意すべきポイントを解説します。
収益化申請後に行われる審査とは?
収益化申請を行うと、YouTubeの運営チームによってチャンネル全体の内容が審査されます。主に確認されるポイントは次の通りです。
- コミュニティガイドライン違反がないか
- 著作権侵害コンテンツがないか
- 広告に適したコンテンツポリシーに準拠しているか
審査には通常1〜4週間程度かかることが多いですが、時期によってはさらに長引く場合もあります。
過去に違反歴がある場合や、コンテンツの品質が低いと判断された場合、収益化申請が却下されるケースもあります。
収益化審査に通過するために注意すべきこと
- オリジナル性の高いコンテンツを制作する
- 著作権を侵害しない(音楽・画像・動画素材など)
- 差別・暴力・性的表現など、ガイドライン違反になり得る内容を避ける
- 広告に適したクリーンなチャンネル運営を心がける
収益化を目指す段階から、これらのポイントを意識してチャンネルを作っていくことが非常に重要です。
収益化の条件・審査基準が厳しくなった理由(YouTube側の意図)
2018年2月20日以前と比べて、YouTubeの収益化の条件・基準が厳しくなった理由を知っておくことは、今後もYouTubeで長く稼ぎ続けるために必要な知識です。
昔に比べてYouTube内に良質な動画・チャンネルが増えてきたので、悪質な動画・価値のないチャンネルを減らそうとしている。
「ユーチューバー」という職業が有名になったことで、年々、YouTubeへ動画投稿を行う人は増えています。
結果、良質な動画を投稿するチャンネルも多くなりました。
一方で、スパムまがいの方法で再生回数を無理やり集めようとする人、テレビ・ラジオの動画を違法にアップロードする人も増えてしまいました。
悪質な動画投稿者を排除するために、YouTubeの運営側は新しい収益化審査基準を作ったのだと考えられます。
それこそ、2012~13年頃のYouTubeは良質な動画自体がかなり少なかったので、テレビの動画などの違法コンテンツも、必要悪としてYouTubeも見てみぬふりをしていたのだと思います。
しかし、今では、YouTube発のオリジナルコンテンツだけでも視聴者を十分に引き付けられる魅力がYouTubeにあるため、グレーな動画・チャンネルを排除して、どんどん健全なメディアにしていこうとしているのでしょう。
収益化の条件を2つ設定することで不正を排除
YouTubeが収益化の条件として、2つの条件を設定しているのは、不正を行って条件をクリアすることを阻止するためです。
・「チャンネル登録者数1,000人以上」という1つの条件だけだった場合、チャンネルの相互登録やチャンネル登録者の購入によって簡単にクリアできてしまう可能性がある。総再生時間の条件も設定しておくことで「純粋なファンのみのチャンネル登録でないと意味がない」という条件に設定している。
・テレビ動画などは再生回数・再生時間は伸びやすいが、チャンネル登録者は伸びにくい。こういった著作権無視のチャンネルも収益化させないため。
YouTube側の意図を考えると、裏技的な方法でチャンネル登録者数を増やしたり、再生時間を無理やり増やしたりする行為は無意味だと言えます。
万が一、そういった方法があったとしても、すぐにYouTube側に対策されてしまうはずです。
普通にコツコツと動画投稿を継続していくことで、4,000時間以上&1,000人以上のクリアを目指していきましょう。
YouTubeパートナープログラムの審査基準が存在するメリット
2018年2月20日以降のYouTubeパートナープログラムの審査基準変更はデメリットばかりが注目されがちですが、実際には大きなメリットもあります。
1,000人&4,000時間をクリアできたチャンネルは、軒並みYouTubeの広告単価が上がっている傾向が見られます。(=より多くの報酬を稼ぎやすい)
2018年2月20日を境に、新基準を満たしていないチャンネルには広告が出なくなりました。
それ以降は、新基準を満たしているチャンネルにしか広告が出なくなったので、広告が表示されているチャンネルでは1再生あたりの単価が上がりました。(例:1再生あたり0.1円だったのが、1再生0.2円に増えた)
基準が上がったことで諦めてしまう人も増えましたが、中長期的な視点でチャンネルを育てていく視点を持っているチャンネル運営者は、しっかりと動画投稿を継続していけば、昔よりも稼ぎやすくなっているのです。
また、「4,000時間以上&1,000人以上」という収益化基準をクリアすることで、チャンネルメンバーシップやライブ配信でのスーパーチャット機能など、他の収益化方法も使用可能になります。
収益化基準をクリアすれば、稼ぎ方の幅が広がっていくメリットもあるということです。
YouTubeにおける様々な収益化方法については、下記の記事でもより詳しく解説を行っています。
YouTubeパートナープログラムの審査基準が存在するデメリット
過去と比較すると、広告収入が発生するまでの期間が長くなった
2017年4月以前(総再生回数1万回の基準すらなかった時代)のYouTubeは、動画投稿を行ったその日からでも収益を得られる点が大きな魅力でした。
当時は、最初の1ヶ月目からでもお小遣い程度には広告収入を稼ぐことができたので、モチベーションを高く保ちやすかったのです。
しかし、現状のYouTubeでは、チャンネルに広告が表示されるようになるまで、どうしてもある程度の時間がかかります。
正直、しっかりとYouTubeをビジネスとして捉えられていない人にとっては厳しい条件とも言えます。
今では、YouTubeの動画投稿で広告収入を得たい場合、今まで以上にビジネスとしてしっかりと取り組んでいく意識が重要になります。
収益化条件の達成に成功したチャンネル・失敗したチャンネルの例
最後に、実際に4,000時間&登録者1,000人を達成できたチャンネル、逆に達成できなかったチャンネル、それぞれの特徴を紹介します。リアルな成功例・失敗例を知ることで、あなたのYouTubeチャンネル運営に活かすことができます。
収益化条件の達成に成功したチャンネル例
- ジャンル特化型チャンネル:ターゲットを絞った専門情報(例:キャンプ道具レビュー、プログラミング講座)でコアなファンを獲得
- 動画の質が高い:わかりやすい構成、音声・映像のクオリティが高い
- 投稿頻度が一定:週1〜2本の投稿をコンスタントに継続
これらの共通点は、「視聴者満足度」を最優先に考えた運営スタイルです。
収益化条件の達成に失敗したチャンネル例
- ジャンルがバラバラ:動画ごとにテーマが違いすぎて、チャンネル登録者の興味を維持できない
- 短尺・低クオリティ動画ばかり:視聴維持率が低く、総再生時間が稼げない
- 投稿間隔が不規則:1か月に数本→数か月空く、など更新頻度が極端にバラつく
特に「ジャンルが定まらない」ことが、成長を妨げる大きな要因となっています。
テーマ特化×質の高い動画×継続投稿が、収益化条件の達成のための鉄則です。
収益化の条件クリアのためには「視聴者目線」をより大切に!
いまのYouTubeでは、昔よりも視聴者が求めている動画をしっかりと投稿し続けることが重要になっています。
視聴者が求めている動画を投稿することができれば、自然とチャンネル登録者は増えていきますし、勝手に再生時間も増えていきます。
逆に、年々、YouTubeではスパム的な手法・裏ワザで稼ぐ方法はなくなってきています。
・視聴者に求められている動画は何か?
・視聴者が喜んでくれる内容はどんなものか?
を真剣に考えて、動画投稿していくことが重要です。
この点をしっかり意識していれば、登録者数1,000人&総再生時間4,000時間も全く高いハードルではないですし、簡単にクリアできます。
そして、いまのYouTubeは収益化条件をクリアできれば、1再生あたりの広告収益単価が高く、広告収入を稼ぎやすい状態になっています。
まとめ:YouTubeは真面目に取り組む人にはチャンス!!
今のYouTubeの収益化条件は、真面目にYouTubeに取り組んでいる人にとってはチャンスだと言えます。
「ファンが少ない」、「テレビ動画を違法にアップロードしている」、「他人の動画を勝手に転載している」などのチャンネルには広告が表示されなくなりました。逆に、真っ当な動画を投稿しているチャンネルには、より多くの広告が表示されるようになりました。
要は、ブラック・グレーなチャンネルには広告が表示されなくなる一方で、真っ当なチャンネルには広告表示が増えるわけです。
実際のところ、2018年2月の新基準適用以降、1再生あたりの広告収入は上昇傾向が続いています。
結果的に、今までとまったく同じ再生回数でも勝手に広告収入が増えたチャンネルもあります。
正しい情報を持っていない人たちは、動画投稿をやめたり、YouTubeへの取り組みをあきらめてしまいます。結果、ライバルが減ります。
ライバルが減れば、継続してコツコツと動画投稿を行っているあなたのチャンネルが、さらに広告報酬をもらえる可能性も高くなります。
もし、あなたがこの記事を読んで「今のYouTubeには大きなチャンスがある!」と思ったのであれば、YouTubeアドセンスで継続的な広告収入を得るために、下記のリンクから期間限定で配布している無料プレゼントも受け取ってみることをお勧めします。
2013年から、多くの初心者の方々のYouTubeチャンネルを成功へ導いている経験をもとに、どこにも公開されていない強烈なYouTube攻略ノウハウを無料でプレゼントしています!
↓ ↓ ↓ ↓ ↓