YouTubeは割と頻繁に仕様変更が行われていますが、今回は少し大きめの変更として「注目コンテンツ(注目動画とおすすめの再生リスト)」が廃止されます。
注目コンテンツについては、簡単に設定ができたので個人的には重宝していたのですが、2017年12月14日以降は使用できなくなると公式アナウンスがありました。
今回の記事では、注目コンテンツの廃止によってYouTubeチャンネル運営にどのような影響があるのか?といった点について解説を行っていきます。
なお、最近多くの人が気になっている2018年2月20日のYouTube収益化の仕様変更についても下記の記事で詳しくまとめています。
【YouTubeの仕様変更情報】2018年2月20日以降のルール変更と対策をまとめて徹底解説! |
※この記事は動画または文章のお好きな形式でご覧いただけます。
▼おすすめ▼
ビジネス初心者でも稼ぎ始める人が続出!YouTubeで稼ぐ本物のノウハウを無料公開!!
YouTubeの「注目動画(注目コンテンツ)」とは?
今回、注目動画(注目コンテンツ)が廃止されることに関しては11月14日にYouTubeのヘルプフォーラムへ下記の投稿がありました。
※クリックで画像を拡大できます。
しかし、そもそも今回の仕様変更によって「何が廃止されるのか?」、「注目動画と再生リストって何のこと?」といった感じになってしまっている方も多いようです。
まず、YouTubeヘルプフォーラムには「注目動画と再生リスト」という記載がありますが、これは一括りに「注目コンテンツ」と呼ばれている機能のことです。
YouTube動画の再生中に、パソコンでもスマホでも再生画面の左下からぴょこっと飛び出してくるバーがあると思います。
(このバーを公式アナウンスは“インタラクティブバー”と呼んでいます)
もちろん、投稿された動画が注目コンテンツを設定していない場合、バーが飛び出してくることはありません。
これが視聴者側から見たときの注目コンテンツの見え方です。
動画投稿者側から見た場合、チャンネルにログインして「YouTubeの設定」→「その他の機能を見る」→「注目コンテンツ」をクリックすると、この項目が設定可能です。
ちなみに、現在は設定画面の上部に「注目動画とおすすめの再生リストは12月14日に廃止されます。」という表示が出ています。
この機能を使うと、動画投稿者側が設定したおすすめのコンテンツを自分が投稿した動画すべてに表示させることができました。
また、最新のアップロードされた動画を自動でおすすめしていくか、自分が選択した動画、あるいは再生リストをおすすめしていくかを選択でき、表示タイミングについても好きなタイミングを選択することができました。
YouTubeヘルプフォーラムには「注目動画と再生リストが2017年12月14日に廃止されます」と記載されているため、普通の「再生リスト」まで廃止されてしまうようにも読み取れますが、より分かりやすく言い換えると「注目コンテンツにおける注目の動画と注目の再生リストが廃止される」という意味です。
通常の「再生リスト」には特に影響はありませんので、その点は安心してください。
▼おすすめ▼
ビジネス初心者でも稼ぎ始める人が続出!YouTubeで稼ぐ本物のノウハウを無料公開!!
YouTubeの「注目動画(注目コンテンツ)」が廃止される理由
2017年12月14日にどの機能が廃止されるのかについては上記を読んでいただければ理解できると思います。
今回、注目コンテンツが廃止されてしまう理由は何なのか?ということですが、これはYouTubeヘルプフォーラムにも書かれている通り、単純に「効果的な機能ではなかったから」です。
ヘルプフォーラム内の公式アナウンスの説明は少しわかりにくい部分もありますので、この点についても分かりやすく解説し直していこうと思います。
まず、公式アナウンスに書かれている
実際にバーをクリックしているファンは非常に少数で、おすすめされたリンクをクリックしているのは20人に1人の割合であることが分かりました。
という部分に関して、ここについては文章のままの意味で5%程度のクリック率しかなかったようです。
ここで言われている5%という数値が、どういった指標から出した5%なのかは不明ですが、いずれにしてもそこまで有効に誘導ができている機能ではなかったようです。
なお、あまり知られていないことですが、注目コンテンツの実際のクリックデータについては管理画面のYouTubeアナリティクスで見ることができます。
「YouTubeアナリティクス」→「アノテーション」→「アノテーションタイプ」といった手順でクリックすると、アノテーションタイプごとの数値を見ることができます。
正直、私もここの数字に関してはあまり注意して見ていなかったので、今回の公式アナウンスを見てから改めて自分のチャンネルにおける注目コンテンツのクリック率を見てみました。
この記事を執筆しているのが2017年11月27日ですので、2017年1月~の約11ヶ月間のデータを見てみたところ、あるチャンネルにおける注目コンテンツのクリック率は0.48%でした。
YouTubeの公式アナウンスが出している数字の出し方が分からないので単純な比較はできませんが、それでもこのチャンネル単体で見れば、ほぼ別の動画への誘導には貢献していないことが分かります。
要は、このチャンネルに関していえば、注目コンテンツの機能が廃止されてもほぼ影響はないということです。
貴方もすでにYouTubeチャンネルを運営していて、注目コンテンツを設定していた場合にはこの機会に一度データを見てみると良いでしょう。
データを見てみると、今回の廃止による影響はあまりないことが実際のデータとして理解できると思います。
▼おすすめ▼
ビジネス初心者でも稼ぎ始める人が続出!YouTubeで稼ぐ本物のノウハウを無料公開!!
YouTubeの「注目動画(注目コンテンツ)」が廃止される影響と今後の対策
私自身、注目コンテンツは積極的に使っていたので、今回、廃止のアナウンスを知ったときには少し残念な気持ちもありました。
ただ、改めて実際のデータを見てみると、今回の注目コンテンツの廃止は特に何も影響がないと分かりました。
確かに視聴者側の視点に立ってみると、動画再生の途中でインタラクティブバーが出てくるのは邪魔だと感じる視聴者も少なくなかったかと思います。
ただ、自分の動画内から積極的に別の動画や再生リストへ視聴者を誘導できるのはやはりYouTubeを攻略していく上で重要な要素でもあります。
この辺の施策について、今後はカードと終了画面を使っていくのが良いでしょう。
カードは注目コンテンツとほぼ同じような使い方ができますし、終了画面については動画の最後のみの表示という制約はあるものの再生画面内にクリックできる誘導箇所を設けられるので便利です。
というか、ここ数年でカードと終了画面が出てきたのも今回の注目コンテンツの廃止の一つの要因になっていると思われます。
注目コンテンツができた当初はカードも終了画面も存在しない機能でしたが、ここ1~2年で出てきたカードや終了画面のほうが、YouTube内のデータを見ても効果的な機能であると評価されたのだと思います。
ということで、今回の注目コンテンツの廃止についてまとめると
「注目コンテンツが廃止されても、そこまで大きな影響はない」
「2017年12月14日以降に視聴者を動画内から別の動画や再生リストへ誘導したい場合はカードと終了画面で誘導を行う」
ということです。
YouTubeはデザイン面や機能面で毎年変更が起きていますので、仕様変更に関する最新情報を常に入手していくことは重要です。
しかし、もっと重要なのは「YouTubeを攻略するための本質的なノウハウ、考え方をマスターすること」です。
稼ぐための本質的なノウハウや考え方は廃れることがありませんし、デザイン変更や仕様変更の影響を受けることができません。
今後、YouTubeにどのような変化が起きようとも本質的なノウハウをマスターしている人間にとっては何も怖くなく、ずっと稼ぎ続けることができるのです。
もし、貴方がYouTubeを攻略するための本質的なノウハウと考え方をマスターし、YouTubeが存在する限り、今後ずっとアドセンス報酬を貰い続けたいのであれば下記の無料メール講座を受講してみることをお勧めします。
↓
YouTubeで成功するための本質をマスターして、ずっと稼ぎ続ける方法