YouTubeのシステム変更によって広告主に適していない動画には
「ほとんどの広告主に適していない」と表示されるようになってから
2ヶ月以上が経過しました。
※ちなみに、最初は表示が「一部の広告主に適していない」でしたが、
今は「ほとんどの広告主に適していない」になっており、事象としては同じです。
今回のシステム変更はYouTubeアドセンス実践者にとって
かなりインパクトがある変更だったらしく、
この話題を取り上げた以前の記事もかなり反響がありました。
アップロードしている動画のほとんどが
黄色の収益化マークになってしまった・・・という状況になり、
相当、焦ったかたもいたようです。
この辺の正しい理解や適切な対処方法については
以前の記事で詳しく取り上げていますので
そもそも黄色の収益化マークの事象について詳しくない場合は、
下記の記事も併せてご覧ください。
YouTubeの「ほとんどの広告主に適していない」表示をどうするべきか?収益化マークが黄色になった場合の正しい対応方法 |
上記の記事を執筆してからさらに1ヶ月以上経ち、
「実際、システム変更後にアドセンス収益は減ってしまったのか?」
「黄色の収益マークは解消されたのか?」
といった点が気になっている方もいると思いますので、
これらについて解説していきます。
※この記事は動画または文章のお好きな形式でご覧いただけます。
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「ほとんどの広告主に適していない」が表示されてからアドセンス報酬は減った?増えた?
簡単に時系列をまとめると、
「一部の広告主に適していない」という表示が始まったのが2017年8月7日頃でした。
その後、1週間程度ですべてのYouTubeチャンネルに
この仕様変更が適用されたイメージです。
そして、10月に入ってからは
「ほとんどの広告主に適していない」と表示文言が変更になっています。
ただし、起きている事象について特に変化はなく、
ただ単に表示される文言が変わっただけです。
そして、多くの方が気になっているであろう
アドセンス報酬の増減についてですが、
私の場合は2017年8月を境に報酬が減ったということはありません。
もし、今回のシステム変更がアドセンス報酬に影響を及ぼしたのであれば
7月までの報酬と比較して8月、9月の報酬は減っているはずです。
私の場合は報酬は減っていませんし、むしろ、激増しています。
これは単純に私の所有しているチャンネルの再生回数が伸びているので
その影響が大きいのですが、再生回数が変わっていなくても
アドセンス報酬への影響は皆無といっても良い数値が出ています。
おそらく、他のYouTubeアドセンス実践者のかたも
システム変更による報酬激減などはなかったと思われます。
今回のシステム変更を受けて
「YouTubeアドセンスもいよいよ終わりなのかも・・・」
「もうYouTubeチャンネルへの動画投稿は止める!」
とパニックを起してしまった人も多かったのですが、
2ヶ月以上が経過した現段階でのデータや事実から
そういった心配はないので、
引き続き、安心して取り組んでいくことをお勧めします。
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なぜ「一部の広告主に適していない」から「ほとんどの広告主に適していない」と表示が変更されたのか?
黄色の$マークの表示文言変更について
地味に気になっている方もいると思いますので、私なりの見解を書いておきます。
これについても今後YouTubeアドセンスに取り組んでいく際には
割と重要な知識だと思います。
なぜ「一部の広告主に適していない」の表示ではなくなったのかと言うと、
これは単純に「一部の」という言葉が誤解を産んだからでしょう。
「一部の広告主に適していない」と聞くと、
「ごく一部の広告主に適していないだけであって、それ以外の広告は出る」
という印象を与えかねません。
ただ、実際のところ、収益化マークが黄色になった場合、
ほぼ広告は表示されません。
これはYouTubeに動画広告を出す側のGoogleアドワーズの仕様によるものです。
Googleアドワーズでは広告出稿の際のデフォルト設定として
不適切なジャンルへの広告出稿をしない設定になっています。
広告出稿主側が自らこの設定を変更して
「どんな動画にも広告を出す」と変更を行えば、
すべてのジャンルの動画に広告が出ることになります。
普通に考えて、わざわざ設定を変更してまで
「どんなジャンルの動画にも広告を出す」を選択することはありません。
そして、YouTube側で収益化マークが黄色になっている動画は
この「不適切なジャンル」に分類されているのだと予想されます。
結果、収益化マークが黄色になれば、ほとんど広告が出ない状況になります。
実際には、ほとんど広告が出ていないのにもかかわらず、
「一部の広告主に適していない」と表示されていたので、
分かりづらいですし、誤解を生みやすかったのです。
そこで、より合致した表現である
「ほとんどの広告主に適していない」に変更されたのだと思われます。
ということで、こういった裏事情を知らない方からすれば
「一部の」から「ほとんどの」に変更されたことで
「自分の動画により強い制限がかかってしまったのでは!?」
とパニックになりそうですが、決してそういうことではありません。
裏側のシステム自体は2017年8月前後も、その後も
ずっと変更はされていなくて、
あくまでも表示が変わっただけなので、その点は安心しましょう。
こういった正しい知識を身に付け、YouTubeアドセンスで稼ぎたい方は
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収益化マークが黄色の$マークになった動画たちのその後
8月以降、私が所有しているYouTubeチャンネルの一部にも
黄色の収益化マークが表示されるようになりました。
全く黄色の収益化マークが表示されないチャンネルもありますが、
コンサルティング会員の方からの報告も加味すると、
黄色の収益化マークが表示されるチャンネルとされないチャンネルを
明確に分ける基準は分かっていません。
動画のジャンルや動画形式を問わず、
黄色の収益化マークは発生している状況です。
ここでは私の所有している
テキスト系動画のある一つのチャンネルにおいて
収益化マークが黄色の$マークになった動画たちのその後について
詳しく掘り下げていきます。
収益化マークが黄色になった動画の割合
まず、最初の時点で私のYouTubeチャンネルの中で
黄色の収益化マークになった動画は
投稿している動画全体の1~2%程度でした。
当然、それらの動画における共通項目を見出そうとしたのですが、
どういった基準で黄色の収益化マークに分類されているのかは
未だに不明です。
例えば、黄色の収益化マークの動画の中に
明らかにNGに思われる「A」というキーワードがあったので
そのキーワード「A」が原因なのかも?と考えたりしますが、
実際にはキーワード「A」を使っている別の動画は
ずっと緑の収益化マークのまま・・・というのは普通にあります。
中には使ってしまうと、
ほぼ間違いなく黄色の収益化マークが付くキーワードもありますが、
どのキーワードが絶対にNGというのを
すべて正確に把握するのは不可能だと思われます。
最初の段階で黄色の収益化マークが付いた動画たちのその後
システム変更後、すぐに黄色の収益化マークになった動画については
下記の改善を行っていました。
1.NGっぽいタイトルのキーワードを別キーワードに入れ替える
2.動画説明欄を変更する
3.動画のタグを変更する
どれか一つだけを実施した動画もあれば、複数実施した動画もあります。
また、まずは1を実施して、1週間後に変化がないので2を実施する・・・
といった検証も行いました。
私の該当のチャンネルの場合、
最初の段階で黄色の収益化マークが付いた動画については
なぜかその後も緑マークに戻ることはありませんでした。
ただ、それによってチャンネル全体の収益に影響があったかと言うと
影響はほぼないと言っていいレベルです。
黄色の収益化マーク自体が
チャンネルに投稿されている動画全体の1~2%でしたし、
その中には今では全然再生されていない動画も多かったからです。
動画投稿後すぐに黄色の収益化マークが表示されてしまう・・・
8月の最初の段階で黄色の収益化マークが出てしまった動画については
そもそもの再生がされていない動画が多かったので影響はなかったのですが、
その後、悩まされたのは新規の動画をアップロードしたときに
動画投稿後すぐに黄色の収益化マークが表示されてしまう事象です。
動画投稿すぐに黄色の収益化マークになるということは
YouTubeのシステムがタイトル、説明欄、タグの内容を自動で判断して
判定を行っているということです。
色々と検証を行ってみた結果、
すぐに黄色の収益化マークになってしまったときは
基本的に何も変更をせずに放っておくのが良いのではないかと思っています。
というか、私はそうしています。
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私の場合、次の日の動画を前日に予約投稿することが多いのですが、
例えば、前日に投稿した予約投稿時点ですぐに黄色の収益化マークになり、
何もしなくても次の日の公開時間までには緑になっている事もあります。
また、公開後も黄色の収益化マークのままで
2~3日経過してから緑の収益化マークに戻ることもあります。
2~3日経過後に緑の収益化マークに戻る場合は
正直、最初の2~3日の収益が受け取れていない状態になってしまうので
ダメージがあると言えばあるのですが、そこはもう割り切って諦めています。
ちなみに、ここに関しても数時間で緑の収益化マークになる場合もあれば、
1日程度、3日以上かかる場合もあります。
ただ、黄色の収益化マークが表示されている動画の再生が増えて
その動画自体で広告が表示されなくても、該当の動画が再生されれば、
そこから、きちんと収益が発生する自分のチャンネル内の別の動画が
再生される可能性が高いです。
確かに最初の数日は勿体ないのですが、
上記の通り「チャンネル全体で収益を上げる」と考えて
あまり気にしないようにしています。
事実、その考え方でチャンネル全体の報酬は下がっていないので
特に問題はないと思います。
動画投稿後すぐにタイトル、説明文、タグを修正するのもアリ
基本的には動画投稿後すぐに黄色の収益化マークが付いても
そのまま放っておいて緑の収益化マークになるのを待っていますが、
タイトル、説明文、タグに使っているキーワードで
「これはNGっぽいな・・・」というものが明確にある場合は、
すぐにそのキーワードを入れ替える作業もしています。
キーワードを言い変えることで、
すぐに緑の収益化マークに戻ることもあれば
何度キーワードを入れ替えても緑の収益化マークに戻るまでに
1~3日かかる場合もあります。
ただ、繰り返しキーワードの削除、変更を行っていくことで
明らかに使ってはいけないキーワードが見えてくる場合もあります。
100%の理解は無理だと思っていますが、
20%や30%のNGワードを知っているだけでも十分役立ちます。
実際、私自身は8月の時点よりも9月の時点、
9月の時点よりも10月の時点・・・といった形で
使ってはいけないキーワードを徐々に見つけていて
それらのキーワードは使わないようにしています。
結果的に、最初の頃は
動画を10本投稿したら5本はすぐに黄色の収益化マークになってしまう
といった状況だったものを
動画を10本投稿したら黄色の収益化マークが出るのは2本だけ
といった状況に改善することができています。
※投稿本数と割合はあくまでも仮の数値です。
使っているキーワードについてはチャンネルごとに無数に存在しますので
すべてを体系化し、キーワード一覧としてお伝えすることは不可能です。
この部分については、
自身が運営しているチャンネル独自のNGキーワード一覧を
自分自身で作成する気持ちで取り組んでいくのが良いと思います。
「ほとんどの広告主に適していない」表示を解消するために検証を行う場合の注意点
自分が運営しているチャンネル独自のNGキーワードを作成していき、
できる限り、黄色の収益化マークの発生を抑えるのが良いですが、
このNGキーワード一覧を作成する時の注意点について解説します。
「ほとんどの広告主に適していない」表示を
解消する検証を行うときに重要なのは
一度の変更においては変更要素を一つに絞ることです。
例えば、次のようなタイトルの動画があったとします。
「AをBしてみたら、CになってDだった!」
この動画タイトルで動画投稿を行ったら
すぐに黄色の収益化マークが付いてしまったとします。
この時に変更すべきキーワードは一つに絞ります。
例えば・・・
「AをEしてみたら、CになってDだった!」といった形です。
もし、2つの要素を変更してしまったら
緑の収益化マークに戻ったとしても
どちらのキーワードが審査に引っかかっていたのかが分かりません。
上記の変更であれば「B→E」と変更しているだけなので、
これで緑の収益化マークに戻ったとしたら
「BというキーワードはNGで、Eならセーフ」と分かります。
そして、「B→E」の変更を行った後で2~3日待っても
緑の収益化マークに戻らなかったのであれば、
問題があったのは「B」ではないことが分かります。
そうしたら、次に別の要素を変更してみます。
「AをBしてみたら、CになってDだった!」
↓
「AをEしてみたら、CになってDだった!」
↓
2~3日経過しても変化なし
↓
「AをEしてみたら、CになってFだった!」
「B→E」で変化がなかったので「D→F」にします。
ここからさらに2~3日待って、緑の収益化マークに戻れば
この動画が審査に引っ掛った原因は
「B」ではなく「D」であった可能性が高いと分かります。
そして、今後はキーワード「D」を使いたい場合は
「F」を代用していくといったデータが蓄積されます。
はっきり言って、これを全部データ化するのは面倒なので、
絶対にこれをやっていきましょう!というわけではないですが、
もし、細かい検証を行いたい場合は
上記のような考え方で検証を行っていくことをお勧めします。
最初は面倒かもしれませんが、ある程度、続ければ
自分のチャンネルでよく使うキーワードにおける
OKとNGのラインが見えてきます。
私の場合はこのラインをある程度は見極められたので、
最初の頃に比べると動画投稿後
すぐに黄色の収益化マークが出てしまう割合は減ってきています。
ただ、それでも黄色の収益化マークが出る時は出ますので、
できる限り動画投稿時に黄色の収益化マークを回避しつつ、
もし出てしまったら2~3日様子を見た上で
細かい変更を加えていくことをお勧めします。
こういった細かい検証が好きではない方や面倒に感じる方は
より俯瞰的に捉えて
「YouTubeに好かれるチャンネルとはどんなものか?」
「視聴者から支持されるチャンネルとはどんなものか?」
といったことを考えていくことをお勧めします。
それらを適切に考えて実行に移していけば、
自然と黄色の収益化マークが出る割合も減っていきますし、
万が一、黄色の収益化マークが出てしまったとしても
その動画をキッカケにきちんと広告表示がされている動画も再生されるので
貴方のYouTubeアドセンス報酬は伸びていきます。
私はこういった細かい検証も割と好きなので
色々と細かくやっていますが、
それとは別に根本的なチャンネル改革も行っています。
その結果、黄色の収益化マーク後もチャンネル全体の再生回数が伸び、
9月、10月とアドセンス報酬が伸び続けています。
もし貴方がより俯瞰的な視点から
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