YouTube動画の再生回数を爆発的に増やすタイトルの付け方とコツ

YouTubeでより多くの人にあなたの動画を再生してもらうためには、動画タイトルの設定が非常に重要です。

どんなに素晴らしい動画であっても、効果的なタイトルを付けることができなければ、思うように動画の再生回数を伸ばすことはできません。

この記事では、2013年からYouTubeへの動画投稿を継続的に行い、200人以上にYouTubeで稼ぐための方法を直接教えてきた筆者が、YouTube動画の再生回数を増やすための動画タイトルの付け方に関して、効果的な考え方と具体的なノウハウ・テクニックを解説していきます。

この記事で解説するタイトル設定のコツをしっかりと意識するだけで、あなたのYouTube動画・チャンネルの再生回数は大きく伸びていくことでしょう。

目次

YouTube動画のタイトルは2つの視点を意識して設定すべき

YouTube動画のタイトルを設定する際には「動画のタイトルは誰に向けて書くべきなのか」を意識することが重要です。

YouTubeで再生回数が増えやすい動画のタイトル付けたいのであれば、

重要

1.YouTubeの視聴者を意識したタイトルを付ける

2.YouTubeのシステムを意識したタイトルを付ける

という2点を意識して、タイトルを設定するようにしましょう。

 

YouTubeの視聴者を意識したタイトルを付ける

あなたのYouTube動画を見てくれるのは、YouTube内にいるユーザー・視聴者なので、視聴者を意識してタイトルを設定するのは正しい考え方です。

投稿しようと思っている動画のターゲットとなる視聴者の方が「どういったニーズを持っているか」、「どんなタイトルなら見たいと思ってくれるか」、「どんなキーワードに反応するか」といった点を意識してタイトルを設定しましょう。

具体的なタイトル設定のノウハウ・テクニックについては、後ほど詳しく解説していきますが、まずは上記の意識を持つことが大切です。

 

YouTubeのシステムを意識したタイトルを付ける

再生回数が伸び悩んでしまう人は、動画タイトルを設定するときにYouTubeのシステムを意識していない傾向があります。

YouTubeのシステムが、あなたの動画のタイトル・説明文・動画のタグ・動画内容などから「どのような動画であるか」を判断し、興味を持ってくれそうな視聴者に対して動画を露出します。

このため、あなたの動画の視聴者になってくれそうなユーザーへより多くアプローチするためには、YouTubeのシステムも意識してタイトルを付ける必要があります。

YouTubeのシステムを意識したタイトルを設定することで、YouTube内の検索からより多くのアクセス(再生)を呼び込むことができるようになります。

 

YouTubeの視聴者を意識した効果的なタイトルの付け方

YouTube動画のタイトルを付ける際には「視聴者」と「YouTubeのシステム」の2方向を意識して設定します。

まずは、YouTube内の視聴者を意識したタイトルの付け方について、効果的な7つの方法を解説していきます。

一つの動画に対して、すべての要素を入れられるのがベストではありますが、さすがにすべてを入れるのは現実的に難しいですし、タイトルが複雑になりすぎてしまう場合もあると思います。

下記の中から、一つの動画に対して、取り入れられそうな方法を1~3つくらい取り入れるイメージで実践してきましょう。

 

自分もイチ視聴者となってタイトルを考えてみる

視聴者に受けるタイトルを付けるためには、あなた自身も一人の視聴者になって考えてみることが重要です。

あなたがYouTubeの動画を見るときに、どのような目線の動き、考え方、マウス(タップ)の動きで動画を見つけて「見る or 見ない」の判断を行うのかを常に意識してみましょう。

これを意識することで、視聴者が思わず反応してしまうキーワードや、視聴者をハッとさせる方法が徐々に分かってきます。

 

思わず気になってしまうタイトル・キーワードを設定する

チャンネル登録者数が多くなってくれば話は別ですが、YouTubeチャンネルを始めたばかりの段階であれば、動画を見てくれるのはあなたのチャンネルのファンではない方々がほとんどです。

視聴者は「○○さんの新着動画を見よう!」という気持ちで動画を見てくれるわけではなく、たまたま何らかのキッカケであなたの動画をクリック・タップして見てくれる形です。

このため、思わず気になってしまうようなタイトルを設定する意識を持つべきです。

例えば、視聴者がつい動画の中身を確認したくなったり、結果を知りたいと思ったりするようなタイトルを付けます。

 

NGタイトルの例

今日、買ったばかりの最新iPhoneの液晶画面が割れてしまいました

 

上記のNGタイトルの場合、「何に対して(最新iPhone)何が起きた(画面が割れた)のか」を動画タイトルですべて伝えてしまっているので、視聴者からすれば動画の中身を見る必要がなくなってしまいます。

それよりも、「結果が知りたい!」、「何が起きたんだろう…?」といった感情を持ってもらえるタイトルのほうがベターです。

 

改善したタイトルの例

今日、買ったばかりの最新iPhoneに自分史上最悪の悲劇が・・・。

 

改善したタイトルの場合、「悲劇ってなんだろう?」といった感情を抱いてもらえる可能性が出てきます。

また、「液晶画面が割れてしまいました」という直接的なタイトルよりも、「悲劇が」といった表現を使うことで、あいまいさを持たせています。

これにより「最新のiPhoneの仕様が悲劇的なんだろうか?」など気になるポイントが増えるので、動画を再生してもらえる可能性が高くなります。

 

人気チャンネルの動画タイトルを研究して参考にする

自分が動画投稿を行っているジャンルにおける人気チャンネルの動画タイトルの付け方を研究して、自分の動画のタイトルを付けるのも効果的です。

やはり、多くの登録者数を集め、動画の再生回数が伸びているチャンネルには成功しているだけの理由があります。

成功しているチャンネルは、動画タイトルの付け方も上手いので、徹底的に研究する価値があります。

 

ただし、注意しなければいけないのは、特定のジャンルでトップレベルのチャンネルや有名ユーチューバーの動画タイトルは参考にならない場合もあるということです。

チャンネル登録者数が数十万人レベルになってくると、そもそものチャンネル登録者数が多いので、そこまでタイトルの付け方を頑張らなくてもどんどん再生回数が増えていくケースも多いです。

例えば、下記のようなタイトルは大物ユーチューバーやチャンネル登録者が多いチャンネル(=ファンが多いチャンネル)だから通用するタイトルです。

NGタイトルの例
  • 重大告知
  • 例の件について
  • しばらく動画をお休みします

 

チャンネル登録者数100万人のユーチューバーの方が「重大告知」というタイトルの動画を投稿したら、ファンは気になって動画を見る可能性が高いので再生回数も大きく伸びるでしょう。

しかし、これを見て「重大告知」というタイトルが効果的だと判断するのは間違いです。

駆け出しのYouTubeチャンネルが同じタイトルを付けたとしても、そもそものファンがいないので全く再生回数は伸びません。

 

YouTubeチャンネルの運営を始めたばかりの段階では、有名ユーチューバーの動画タイトルを参考にするよりも、自分が動画投稿を行っているジャンルで成功しているチャンネルのタイトルの付け方を研究していくのがお勧めです。

目安としては、同じジャンルで登録者数1万~5万人くらいのチャンネルの動画タイトルを参考にすると良いです。

あなたのチャンネルと同じジャンルで登録者数30万人や50万人のチャンネルを参考にしても、有名ユーチューバーの動画を参考にしているのと同じことになってしまいます。

なお、YouTubeで成功しているチャンネルを研究することを、私は“YouTubeリサーチ”と呼んでいて、YouTubeで成功するためには“YouTubeリサーチ”が重要です。

“YouTubeリサーチ”に関してより具体的なノウハウ・テクニックを知りたい場合は、こちらの無料メール講座でも詳しく解説を行っています。

 

動画のターゲットへ呼びかけるキーワードを入れる

動画タイトルの中に、ターゲットへの呼びかけを入れるのも効果的です。

例えば、「最新iPhoneに実装されたオススメ便利機能5選」といった内容の動画を作成したとします。

このままのタイトルでも悪くはないのですが、より見てもらいやすいように「ターゲットへの呼びかけ」を入れてみると、呼びかけた層に視聴してもらえる可能性が上がります。

呼びかけを入れたタイトルの例
  1. 【乗り換え検討中の人必見!】最新iPhoneに実装されたオススメ便利機能5選
  2. 【初めてiPhoneを購入予定の人向け】最新iPhoneに実装されたオススメ便利機能5選
  3. 【iPhone○を使っている人へ】最新iPhoneに実装されたオススメ便利機能5選

 

ただ漠然と「最新のiPhoneはこの5つの機能が便利なんですよ」と伝えるよりも、1や2のように動画を見てもらいたい人を絞ったほうが、「まさに自分のことだ!」と思ってもらえるので、視聴してもらえる可能性が上がります。

また、上記3のように、例えば一つ前の世代のiPhoneを使っている人に絞って「iPhone○ではこの部分がちょっと不便でしたが、最新iPhoneではこの点が改善されて~」といった形で便利機能を紹介することで視聴者の満足度も上がります。

YouTube上に存在する無数の動画の中から「自分が求めていた動画はこれだ!」と思ってもらうためには、ターゲットを絞ることも効果的です。

 

動画タイトルの中に具体的な数字を入れる

具体的な数字が入っている動画タイトルのほうが興味を持ってもらえる可能性が高くなります。

書籍のタイトルなどをイメージしていただくと、分かりやすいと思います。

数字入りタイトルの例その1

ビフォー:長年、iPhoneを使い続けている私が最新iPhoneのオススメポイントを徹底解説!

↓↓↓

アフター:12年以上、iPhoneを使い続けている私が最新iPhoneのオススメポイントを徹底解説!

 

数字入りタイトルの例その2

ビフォー:短期間で激ヤセできた自宅で完結ダイエット

↓↓↓

アフター:【1日7分だけ!?】たった2ヶ月で10キロも激ヤセできた自宅で完結ダイエット

 

具体的な数字を入れられない動画もあると思いますので、こちらは動画タイトルに設定できそうな場合だけ意識してみましょう。

 

動画を見るメリットをタイトルで提示する

「いざYouTubeの気になる動画をタップして見てみたら、自分が思っていたのと違う内容だった…」といった経験は、あなたにもあると思います。

視聴者をガッカリさせないためにも、動画視聴後に満足してもらうためにも、その動画を見ることで得られるメリットをタイトルで提示すると、視聴者は安心して動画を見てくれる確率が上がります。

下記の例では、【】の中で動画を見ることで得られるメリットを訴求しています。

メリットを入れた動画タイトル例
  1. 【これを見れば解決!】最新iPhoneで○○ができない場合の解決法
  2. 【あなたにピッタリの格安SIMが分かる】格安スマホ10社を徹底比較!

 

上記のように、この動画を見ることで「どんな問題が解決するのか」、「どんな良い状態になれるのか」といったことをタイトル内で伝えられると、ユーザーの興味を引きやすくなります。

 

インパクトのあるキーワードをタイトルに入れて視聴者の興味を引く

動画タイトルの最初または最後にインパクトのあるキーワードを入れるのも効果的です。

例えば、「【衝撃】今日買ったばかりの最新iPhoneで○○をやってみた結果…」といった形です。

インパクトのあるキーワードの例
  • 衝撃
  • 神回
  • 爆笑
  • 唖然
  • YouTube史上初
  • 必見
  • 話題沸騰
  • 無料
  • 閲覧注意
  • 知らなきゃ損!
  • 見逃し厳禁

 

これらはあくまでも一例なので、自分が動画投稿を行っているジャンルで流行っていたり、よく使われていたりするキーワードを探してみるのも良いです。

こういったインパクトのあるキーワードは、太字のカッコ → 【】で囲んであげると、より目立つようになって効果的です。

タイトルにインパクトのあるキーワードを入れる時の注意点としては、動画内容と離れすぎないようにすることです。

例えば、「YouTube史上初」を謳っておきながら、実際の動画の中身はありふれた動画だったとしたら、その動画は低評価ばかりが付いてYouTubeのシステムからの評価も低くなってしまいます。

 

YouTubeのシステムを意識した効果的なタイトルの付け方

続いて、YouTubeのシステムを意識したタイトルの付け方について解説を行っていきます。

より良いタイトルをつけるためには、視聴者“も”、YouTubeのシステム“も”、どちらも意識してタイトルを付ける必要があります。

 

  • 最初に視聴者を意識したタイトルを付ける → 仮タイトルが決まったら、YouTubeのシステムを意識してタイトルやキーワードを微調整する。

 

  • 最初にYouTubeのシステムを意識して、タイトルに使うキーワードを決定する → そのキーワードを使って視聴者を意識したタイトルを付ける。

 

上記の流れに関しては、やりやすい順番でタイトルを決めれば問題ありません。

 

そもそもYouTubeのシステムを意識したタイトル設定とは?

「YouTubeのシステムを意識する」とは、「YouTube内の検索結果に表示されやすくなるように意識をしてタイトルを付ける」という意味です。

つまり、できる限りYouTube内で検索されている(検索されやすい)キーワードを含むタイトルを付けていきましょうということです。

これを意識することで、視聴者がYouTubeで特定のキーワードを検索した際に、あなたの動画が検索結果に表示されやすくなり、結果的に動画の再生回数が伸びる可能性が高くなります。

 

YouTubeで検索されやすいキーワードをタイトルに含める具体的な方法

「YouTube内でどういったキーワードが検索されているのか」については、実際にYouTubeの検索窓にキーワードを打ち込んでみると分かります。

例えば、マインクラフトというゲームの実況動画を投稿するときに、「マインクラフトで○○を作ってみた」という動画タイトルを設定したいと考えたとします。

※「マインクラフトで○○を作ってみた」というタイトル自体は視聴者の興味を引くタイトルではありませんが、例として分かりやすいので取り上げます。

 

この場合、まずは実際にYouTubeの検索窓に「マインクラフト」と入力してみます。(Web版のYouTubeでも、YouTubeアプリでもOKです)

すると、下の画像のように検索候補が出てきます。

 

検索候補として出てくるキーワードは、YouTube内で「マインクラフト」というキーワードと一緒によく検索されている関連キーワードです。

上記の場合、上から二番目に「マインクラフト 建築」というキーワードがあります。

今回の例で言えば、よく検索されているであろう「マインクラフト 建築」というキーワードをタイトルに含めたほうが、YouTubeの検索結果に表示されやすくなると考えられます。

キーワード候補を踏まえてタイトルを微修正

「マインクラフトで○○を作ってみた」

↓↓↓

「マインクラフトで○○を建築してみた」

 

これがYouTubeのシステム(YouTube内検索)を意識したタイトルの付け方です。

 

Googleの検索エンジンでもキーワードを調べてみるとベター

基本的にはYouTubeの検索窓だけにキーワードを入力して、検索候補を確認した上でタイトルに含めるキーワードを考えれば問題ありません。

もし、さらに多くの関連キーワードを調べたい場合は、Googleの検索エンジンにも同じキーワードを入力してみると良いです。

実際に同じタイミングで、Googleの検索エンジンでも「マインクラフト」と入力してみると、このような検索候補のキーワードが表示されました。

YouTube内の検索キーワード候補と見比べてみると、Googleの検索エンジンでの検索キーワード候補は異なる結果になります。

これは同じキーワードであってもYouTube内で検索を行う人たちと検索エンジンで検索を行う人たちでは、求めている情報が異なるからです。

例えば、Google検索エンジンの6番目に「マインクラフト ps4」と出ているのは、おそらく、マインクラフトのゲーム自体を購入したい人たちの検索だと思います。こういったキーワードはYouTube内検索では出てきていません。

 

最近では、Googleの検索結果にYouTube動画が表示されることも多くなってきているため、検索エンジン側に出てくる検索候補キーワードを動画タイトルに入れてみるのも効果的です。

ただし、意識を向ける重要度としては「YouTube検索 > Google検索」と考えておけば問題ありません。

 

YouTubeで検索されるキーワードの検索ボリューム(検索回数)を調べる方法

動画タイトルに含める「検索されやすいキーワード」は、より多く検索されているキーワードの方が良いです。

月間で100回しか検索されないキーワードよりも、月間で1万回検索されるキーワードのほうが、YouTube内の検索結果に表示されやすくなります。

Ahrefs(エイチレフス)という有料ツールを使うと、タイトルに入れようと思っているキーワードが「月間で何回くらいYouTube内で検索されているのか」が見られます。(無料でお試し使用もできます)

 

Ahrefsの使い方

Ahrefs へアクセスする → YouTubeのタブを選択 → 国を選択する → キーワードを入力して「キーワードを探す」をクリック

 

ただ、有料ツールを使ってまでタイトルに入れるキーワードの検索ボリュームを調べるのは必須ではありません。

なぜなら、YouTubeの検索窓に表示されるキーワード候補自体が、一定以上の回数は実際に検索されているキーワードだからです。

完璧を求めるのなら、Ahrefsなどのツールを使っていっても良いですが、YouTubeの検索候補だけを確認すれば十分ではあります。

 

動画タイトルの最適な文字数は全角37文字以内

YouTube動画のタイトルを付ける時は、全角37文字以内で設定することをお勧めします。(2021年12月現在)

YouTubeの仕様上、タイトルに設定できる最大の文字数は全角100文字ですが、検索結果や関連動画に一覧で表示されたときには一定以上の文字数部分は「…」という表記で省略されてしまいます。

 

表示される動画タイトルの文字数(2021年12月現在)
  • PC版YouTubeの検索結果:全角37文字目まで表示
  • PC版YouTubeの関連動画:全角27文字目まで表示
  • PC版Googleの検索結果:全角28文字前後まで表示
  • スマホアプリ版YouTubeの検索結果:全角37文字目まで表示
  • スマホアプリ版YouTubeの関連動画:全角37文字目まで表示
  • スマホ版Googleの検索結果:全角21文字目まで表示

 

太字にしている部分は全角で37文字目まで表示され、それ以降は「…」で文字が省略されます。

最近はスマホアプリでYouTubeを見る人が圧倒的に多いため、私としてはスマホアプリ版の検索結果・関連動画に表示された場合を意識して全角37文字以内を推奨しています。

また、PC版YouTubeの検索結果も全角37文字目までは表示されますので、この文字数以内であれば、大多数のユーザーへ効果的に動画をPRできると考えて良いでしょう。

どの状況のユーザーに対しても、すべてタイトルを見せるためには全角21文字以内でタイトルを付けたほうが良いですが、21文字だと短すぎてタイトルをつけるのが難しくなってしまいます。

 

重要なキーワードはできるだけタイトルの左側に設定する

実際に動画のタイトルを付けてみると、全角37文字でも結構短く感じると思います。

そこでお勧めなのが、検索されやすいキーワード・インパクトのあるキーワード・興味を持ってもらいやすいキーワードなど、重要なキーワードはできるだけタイトルの左側に設定することです。

訴求力が強いキーワードを全角21~27文字目くらいまでに入れることで、PC・スマホどちらの視聴者に対しても、効果的にアプローチできるようになります。

 

キーワードを詰め込んだ長いタイトルにメリットはない

「全角100文字までタイトル文字数を最大限使うことで、より多くのキーワードを詰め込めて有利なのでは?」と考える人もいるかもしれませんが、長すぎるタイトルを付けても特にメリットはありません。

以前、私は実験も兼ねて、80文字近くの動画タイトルを設定したことがあります。

もちろん、キーワードの羅列などではなく、できる限り自然な形での80文字のタイトルです。

しかし、タイトルが長くても多くのキーワードで表示されて、再生回数の増加に大きく貢献するといったデータは見られませんでした。

 

たいていの場合、全角100文字すべてを使おうと思ったら、色々なキーワードを半ば無理やりタイトルに詰め込んでしまう可能性も高くなります。

動画タイトルに無理やりキーワードを羅列すると、YouTube側からスパムとみなされ、動画を削除されてしまう危険性もゼロではありません。

このため、タイトルの文字数は常識の範囲内にとどめておくほうが無難です。

 

動画タイトルだけでなく、動画内容&サムネイルも意識する

あなたは「YouTubeで再生されやすい動画タイトルを設定したい!」と考えて、この記事を読んでいると思います。

ここまで解説してきたタイトルの付け方だけでも十分な効果は期待できますが、実は、タイトルだけでなく、動画内容とサムネイルも伴ってはじめて本当に良い動画タイトルとなります。

 

動画タイトルと動画の内容は必ず一致させる

「動画タイトルを目立たせよう」という意識ばかりが強くなってしまい、動画内容に対して動画タイトルが盛り過ぎになってしまうのは絶対にNGです。

当たり前に感じるかもしれませんが、動画投稿を始めたばかりの方の場合、意外とこのミスをしてしまうことがあるので注意が必要です。

動画のタイトルは、あくまでも動画の中身を魅力的に伝える内容にとどめておくべきです。

 

釣りタイトルは動画削除の危険性もある

「動画タイトルを目立たせよう」という意識が強くなりすぎてしまい、動画の内容と離れすぎてしまうと、いわゆる「釣りタイトル」になってしまいます。

釣りタイトルとは

ユーザーに勘違いをさせて引っかけるようなタイトルのこと。「タイトル詐欺」などとも揶揄されることも。

 

動画タイトルばかりが過激になってしまい、動画の中身が伴っていなかったり、内容とかけ離れすぎてしまうのはデメリットしかありません。

たとえ、動画を見てもらえたとしても視聴者がすぐに途中で再生をやめてしまったり、低評価を押されてしまったりします。

あまりにも悪質な場合、YouTubeのシステムからスパム動画と判定されてしまい、動画が削除されてしまう危険性すらあります。

YouTubeから良い評価を受けるためにも、動画タイトルにあった動画の内容・中身を心がけましょう。

 

サムネイルにも力を入れると、より再生されやすくなる

動画の再生回数を伸ばすためには、動画タイトルだけでなく、サムネイルもとても重要です。

YouTubeの検索結果に複数の動画が表示されたとき、たいていの人はザーッと動画のサムネイルを見て、気になる動画を探します。

気になる動画に関しては、動画のタイトルも見てその動画を見るかどうかを判断しています。(もちろん、「動画タイトルを見る → サムネイルを見る」というパターンもあるでしょう)

つまり、どんなに魅力的な動画タイトルを付けたとしても、サムネイルが魅力的でなければ動画が再生される可能性はかなり低くなってしまいます。

このため、動画のサムネイルもしっかりと魅力的なものを設定していきましょう。

このように、YouTubeで再生回数を伸ばすためには「動画タイトルだけ」といった形ではなく、複数の要素を意識できる総合的なチャンネル運営力が必要となります。

総合的なチャンネル運営力を高めて、YouTubeチャンネルから大きな広告収入を得たい場合には、こちらの無料メール講座もお勧めです。

 

公開後にYouTube動画のタイトルを変更・改善して再生回数を伸ばす

YouTube動画のタイトルは公開後に変更を行うことも可能です。

あまりにも頻繁にタイトルを変更しすぎると、何らかのペナルティを受ける可能性もありますが、数ヶ月に1度変更する程度であれば全く問題ありません。

動画内容をより的確に示すタイトルや、より魅力的な表現を思い付いたのであれば、動画公開後にタイトル変更するのも良いでしょう。

動画公開後のタイトル変更は、一部の例外を除いてデメリットよりもメリットの方が大きい場合がほとんどです。

もし、タイトル変更によるデメリットが不安な場合は、下記の記事もチェックした上でタイトル変更を行っていきましょう。

 

ただし、YouTube動画は動画公開から数ヶ月後に急激にアクセスが増えていく場合も多々ありますので、「再生回数が伸びないからタイトルを変更する」という判断をどのタイミングで行うかはなかなか難しいところです。

ここに関しては、個人個人で下記のどちらの戦略が良いかを判断し、実践していきましょう。

 

一定期間を過ぎたら動画タイトルを変更する戦略

動画公開から3~4ヶ月経過した時点で、一定の再生回数まで到達していない動画はタイトルを変更していく戦略を取る方もいます。

この場合、自分の中で「動画公開後○ヶ月たった時点で、再生回数が○回以下だったら動画のタイトルを見直してみる」といった形で、基準を決めておき、機械的に対応していくのが良いです。

 

基本的に一度公開した動画タイトルは変更しない戦略

私の場合、基本的にはタイトル変更はほとんど行わず、最初に付けた動画タイトルでずっと公開しておく戦略を取っています。

「一度、動画を公開したら、その後は基本的にはメンテナンスが不要」という点にYouTubeの大きな魅力を感じているからです。

 

また、タイトル変更を行うくらいであれば、変更後に考えているタイトルで新たな動画を作成してしまうほうが良いとも考えています。

そのほうが動画の投稿本数も増えて、チャンネル自体のパワーが強くなりますし、変更前・変更後のタイトルのどちらが効果的だったのかデータも蓄積できます。

もちろん、動画の内容やジャンルによっては、同じようなテーマで複数本の動画作成が難しい場合もあると思いますが、もし、2つのパターンで動画を作成できるのであれば、タイトルを変更するのではなく、別の新規動画を作るのもお勧めです。

 

効果的なタイトルの付け方はYouTube以外も参考にする

あなたが動画投稿を行っているジャンルにおいて成功しているYouTubeチャンネルを研究し、タイトルの付け方のセンスを磨いていくのは効果的です。

成功しているチャンネルの動画タイトルは、実際にYouTube内でアクセスを集めることができているタイトルだからです。

さらに、良いタイトルを付けるセンスを磨きたいのであれば、YouTube以外でも上手なタイトルの付け方をいろいろと学んでみると良いでしょう。

 

「Yahoo!ニュースの見出し」からタイトルの付け方を学ぶ

Yahoo!のトップページに掲載されているYahoo!ニュースの見出しは、タイトルの付け方として勉強になります。

普段からYahoo!ニュースを日常的に見ている方であれば、思わず自分がクリックしてしまったニュースの見出しがあったときに「なぜ、この見出しが気になってしまったんだろうか?」と考えてみます。

Yahoo!ニュースの見出しは文字数が少ないので工夫されているものが多いですし、インパクトのあるキーワード(単語)を見つけるのに良いお手本になります。

 

「2ちゃんねるまとめ」からタイトルの付け方を学ぶ

有名な掲示板サイトである2ちゃんねるには、その要約版のような位置づけの「2ちゃんねるまとめ」というサイトが存在します。

「2ちゃんねる まとめ」などでGoogle検索を行ってみると、複数のサイトがすぐに見つかります。

2ちゃんねるまとめに掲載されているタイトルは非常に面白いものが多く、完全に釣りタイトルとなっている過激なものから、絶妙な勘違いを誘ってタイトルをクリックをさせるものまで様々です。

 

具体的には難しく考えずに、適当な2ちゃんねるのまとめサイトを見て、関連リンクから気になる記事をどんどんクリックしてみます。

その時に「なぜ、自分はこのタイトルが気になったのか」、「どのキーワードに反応してクリックしたのか」を考えてみることで、人の注意や関心を引きつける強いキーワードが分かるようになってきます。

2ちゃんねるまとめの場合は、タイトルの構成要素がそのまま自分のYouTube動画のタイトルに使えるようなものも存在するので、とても参考になります。

 

最後に

ここまで解説してきたタイトル付け方のノウハウ・テクニックを意識することで、再生されやすい効果的な動画タイトルを設定できるようになるはずです。

とはいえ、やはり、YouTube動画のタイトル付けのセンスを磨くためには実践が一番です。

10本の動画のタイトルしか考えたことがない人よりも、100本、200本の動画タイトルを考えたことがある人のほうが、よりクリックされて、再生されやすいタイトルを付けることができます。

そして、ただ闇雲に動画タイトルを付けた人よりも、この記事で解説したノウハウ・テクニックを意識して、しっかりと考えた上で動画タイトルを付けた人のほうが良いタイトルを思いつけるようになります。

 

タイトルの付け方だけでなく、YouTubeチャンネルの運営は何も考えずに実践していくよりも、しっかりと正しいノウハウ・戦略で実践していったほうが確実にチャンネルの成長が早くなります。

また、きちんとしたノウハウで実践したほうが、あなた自身のスキルアップにも繋がります。

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