YouTubeアカウント(=YouTubeチャンネル)は、作ったばかりの段階では色々な機能制限がかかっていて、YouTubeの機能をすべて使うことができません。
YouTubeのすべての機能を使うためには、電話番号の認証をする「アカウント確認」というものを行う必要があります。
・15分を超える動画のアップロード(投稿)
・カスタムサムネイルの設定
・ライブ配信
・Content ID の申し立てに対する再審査請求
上記の4つの機能が使えるようになります。
特に「15分を超える動画のアップロード」と「カスタムサムネイルの設定」に関しては、YouTubeチャンネルの再生回数を増やすために必須の機能です。
このため、YouTubeチャンネルを作ったら基本的には「アカウント確認」を行うことをお勧めします。
ただし、何も考えずにアカウント確認を行ってしまうと、あとあと後悔してしまう可能性もあるため、まずはこの記事を読んで「YouTubeアカウントの確認・認証」について、しっかりと理解しておきましょう。

※YouTubeの設定手順は仕様が頻繁に変更されるため、こちらでは2020年8月現在の最新の画面キャプチャを使って解説していきます。
YouTubeアカウントで電話番号認証を行って「アカウントの確認」をする手順
アカウント確認を行う際の実際の手順を解説していきますので、この記事を見ながらアカウント認証を進めれば、5分程度で電話番号認証 → アカウント確認を完了できます。
YouTube Studioへアクセスする
まずは、アカウント確認を行いたいYouTubeチャンネルにログインします。
ログインをしたら、アイコンをクリックして表示されるメニューの中から【YouTube Studio】をクリックします。
YouTube Studioへアクセスしたら、左側のメニュー内にある【設定】をクリックします。
設定画面が表示されたら【チャンネル】→【機能の利用資格】の順番でクリックします。
この段階では「スマートフォンによる確認が必要な機能」の右側の箇所が「利用資格あり」という灰色の表示になっています。この状態では、YouTubeの機能をすべては使えていない状態です。
「スマートフォンによる確認が必要な機能」の右にある【✔】のようなマークをクリックして、【電話番号の確認】をクリックします。
ここにも4つの機能が制限されている状態であることが書かれています。
これらの機能は、チャンネルが現在コミュニティ ガイドラインの違反警告を受けていない場合で、かつ電話番号が確認済みの場合に利用可能です。
・15 分を超える動画
・カスタム サムネイル
・ライブ配信
・Content ID に関する再審査請求の申し立て
電話番号の確認を行う
「アカウントの確認」の画面が表示されたら、「居住国」、「確認コードの受け取り方(SMSを推奨)」、「電話番号」をそれぞれ選択・入力してから、【送信】をクリックします。
(後ほど詳しく解説しますが、一つの電話番号で確認できるアカウントは1年間に2つまでです)
入力した携帯番号あてにGoogleからメールが送られてきます。メール内に記載されている6桁の確認コードを入力して【送信】をクリックします。
6桁のコードを正しく入力すれば、【YouTubeアカウントが確認されました】と表示され、アカウントの確認が完了します。
YouTubeの機能制限が解除されたことを確認する
YouTube Studioの設定画面をもう一度見てみると、「スマートフォンによる確認が必要な機能」が【有効】の表示に変わっていて、【電話番号の確認】にも✔マークが付くようになります。
これで制限されていたYouTubeの機能が使えるようになりました。
注意点:アカウント確認は一つの電話番号で1年間に2つまで
YouTubeチャンネルの再生回数・登録者数を伸ばしていくためには、アカウントの確認は必須です。
ただし、YouTubeの仕様でアカウントの確認が可能なのは一つの電話番号で1年間に2つまで、となっています。
1月1日に「090-1234-5678」でチャンネルAとチャンネルBのアカウント確認を行った場合、この電話番号でチャンネルCのアカウント確認を行えるようになるのは、次の年の1月1日以降となります。
大抵の人は携帯番号を一つしか持っていないと思いますので、むやみやたらにアカウント確認を行うのではなく、きちんと「このチャンネルを中長期的に育てていこう!」と考えている場合にのみ、アカウント確認を行うことをお勧めします。
実際、私もテスト的に作成したチャンネルに関しては、アカウント確認を行わずに動画投稿を行う場合もあります。
アカウント確認をすることでチャンネルで使えるようになる4つの機能
しっかりと中長期的に育てていくつもりがあるチャンネルについては、アカウント確認を行うことを推奨しています。
アカウント確認を行うことで、次の4つの機能が使えるようになるため、チャンネルを成長させる上で有利になります。
・15分を超える動画のアップロード(投稿)
・カスタムサムネイルの設定
・ライブ配信
・Content ID の申し立てに対する再審査請求
それぞれ、どのように役立つのか簡単に解説していきます。
15分を超える動画のアップロード(投稿)
いまのYouTubeは視聴回数だけでなく、“視聴時間”も重視されるようになってきています。
最近のYouTubeを見ていると分かると思いますが、15~20分の動画は割と多く、30~40分の動画をも珍しくありません。
こういったYouTube内の流れ・トレンドを考えると、あなたのチャンネルでも尺の長い動画を投稿していく可能性は十分にありますし、尺の長い動画は効果的です。
「せっかく頑張って作った長い尺の動画がアップロードできない…」といった事態にならないように、アカウント確認を行っておくと良いでしょう。
カスタムサムネイルの設定
アカウント確認を行うべきもっとも重要な理由は、初期状態ではカスタムサムネイルの設定ができないからです。
YouTubeの視聴者は、検索結果や関連動画に表示されたカスタムサムネイルを見て、その動画を再生するか、再生しないかを決めています。
このため、魅力的なカスタムサムネイルを設定して視聴者の興味を引くことは、動画の再生回数を増やすために必須です。
ライブ配信
ライブ配信を行わなくても人気のYouTubeチャンネルを作ることは可能ですが、ライブ配信を行うことでチャンネル登録者との関係性を強くすることができるのは事実です。
あなたも、自分が好きな動画投稿者がライブ配信をしていて、相互にコミュニケーションを取ってくれたら、さらに、その方のファンになると思います。
必須機能ではありませんが、やはり使えるようになると大きな武器になります。
Content ID の申し立てに対する再審査請求
YouTubeでは、Aさんが投稿した動画に対して、Bさんが「Aさんの動画の中で使われているコンテンツは私のコンテンツです」といった主張を行うことができます。(もちろん、虚偽の申告は絶対NGですし、申告した側が訴えられる可能性もあります。)
あなたが投稿している動画が、きちんとオリジナルで撮影しているものであれば、この申請を受けてしまう可能性は低いのですが、世の中には「自分のコンテンツではないのに“自分のコンテンツである”と虚偽の申告を行う」悪い人、悪い団体がいます。
そういった悪い人たちに目を付けられてしまった場合に、しっかりとYouTubeに対して無罪を主張する手段が「Content ID の申し立てに対する再審査請求」です。
あまり必要になることはない機能ですが、自分のYouTube動画・コンテンツを守るためには大切な機能です。
YouTubeでアカウント確認を行ったら、次にやるべき事とは?
アカウント確認後は、YouTubeの機能をフル活用して再生回数・登録者数を伸ばしていきましょう。
再生回数・登録者数を伸ばすためにYouTubeの機能を活用するもの重要ですが、もっと重要なのは“正しいYouTubeの攻略法”を知り、それを実践していくことです。
最近ではYouTubeに動画投稿をする人が少しずつ増えてきましたが、ほとんどの人たちは何も考えずになんとなく動画投稿を行っているだけです。
残念ながら、それではチャンネルの再生回数・登録者数は伸びていきません…。
もし、あなたがYouTubeチャンネルの再生回数・登録者数を伸ばして、YouTubeから広告収入を得てみたいのであれば、まずは効果的なYouTube攻略法を学んでみることをお勧めします。
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