YouTubeアカウント(=YouTubeチャンネル)は、作ったばかりの段階では機能制限がかかっていて、YouTubeの機能をすべて使うことができません。
YouTubeのすべての機能を使うためには、電話番号の認証をする「アカウント確認」を行う必要があります。
・15分を超える動画のアップロード(投稿)
・カスタムサムネイルの設定
・ライブ配信(モバイル配信は登録者1,000人以上が必要)
・Content ID の申し立てに対する再審査請求
・YouTubeショートでのカスタムサムネイル設定
・YouTube Studio機能の一部制限解除
・YouTube API(外部連携)の制限解除
上記の機能が使えるようになります。
特に「15分を超える動画のアップロード」と「カスタムサムネイルの設定」に関しては、YouTubeチャンネルの再生回数を増やすために必須の機能です。
このため、YouTubeチャンネルを作ったら基本的には「アカウント確認」を行うことをお勧めします。
ただし、何も考えずにアカウント確認を行ってしまうと、あとあと後悔してしまう可能性もあるため、まずはこの記事を読んで「YouTubeアカウントの確認・認証」について、しっかりと理解しておきましょう。

※2025年5月更新:本記事は2025年5月現在のYouTube Studioの画面構成・仕様に基づいて記載しています。YouTubeの設定手順は頻繁に変更されるため、最新の画面と異なる場合はあります。ただし、大まかな手順に変更はありませんのでその点はご安心ください。
- 1 YouTubeチャンネルで電話番号認証をして「アカウントの確認」をする手順
- 2 補足:カスタムサムネイルの設定からでもアカウント確認は可能
- 3 注意点:アカウント確認は一つの電話番号で原則1年間に2つまで
- 4 YouTubeの電話番号認証と複数チャンネル運営のポイント
- 5 電話番号認証のセキュリティやプライバシーは安全か?
- 6 電話番号を使わずに本人確認はできる?代替手段の有無
- 7 YouTubeの電話番号認証・アカウント確認ができない場合の対処法
- 8 電話番号認証済みでも制限機能を使えない場合の確認ポイント
- 9 YouTubeの電話番号認証を解除したいときの対処法と注意点
- 10 アカウント確認をすることでチャンネルで使えるようになる機能まとめ【2025年最新版】
- 11 YouTubeでアカウント確認を行ったら、次にやるべき事とは?
YouTubeチャンネルで電話番号認証をして「アカウントの確認」をする手順
早速、アカウント確認を行う際の実際の手順を解説していきます。
この記事を見ながらアカウント認証を進めれば、3~5分くらいで電話番号認証 → アカウント確認を完了できます。
YouTube Studioへアクセスする
まずは、アカウント確認を行いたいYouTubeチャンネルにログインします。
ログインをしたら、アイコンをクリックして表示されるメニューの中から【YouTube Studio】をクリックします。
YouTube Studioへアクセスしたら、左側のメニュー内にある【設定】をクリックします。
設定画面が表示されたら【チャンネル】→【機能の利用資格】の順番でクリックします。
この段階では「スマートフォンによる確認が必要な機能」の右側の箇所が「利用資格あり」という灰色の表示になっています。この状態では、YouTubeの機能をすべては使えていない状態です。
「スマートフォンによる確認が必要な機能」の右にある【✔】のようなマークをクリックして、【電話番号の確認】をクリックします。
ここにも4つの機能が制限されている状態であることが書かれています。
これらの機能は、チャンネルが現在コミュニティ ガイドラインの違反警告を受けていない場合で、かつ電話番号が確認済みの場合に利用可能です。
・15 分を超える動画
・カスタム サムネイル
・ライブ配信
・Content ID に関する再審査請求の申し立て
電話番号の確認を行う
「アカウントの確認」の画面が表示されたら、「居住国」、「確認コードの受け取り方(SMSを推奨)」、「電話番号」をそれぞれ選択・入力してから、【送信】をクリックします。
(後ほど詳しく解説しますが、一つの電話番号で確認できるアカウントは1年間に2つまでです)
入力した携帯番号あてにGoogleから6桁の確認コードが【SMS(ショートメッセージ)】で送信されます。SMSに記載されている6桁の確認コードを入力して【送信】をクリックします。
6桁のコードを正しく入力すれば、【YouTubeアカウントが確認されました】と表示され、アカウントの確認が完了します。
YouTubeの機能制限が解除されたことを確認する
YouTube Studioの設定画面をもう一度見てみると、「スマートフォンによる確認が必要な機能」が【有効】の表示に変わっていて、【電話番号の確認】にも✔マークが付くようになります。
これで制限されていたYouTubeの機能が使えるようになりました。
YouTubeチャンネルのアカウント確認が完了すれば、あとは、どんどん動画を投稿して再生回数を伸ばしていくだけです。
特に、カスタムサムネイルの設定はYouTube動画の再生回数を伸ばすために必須の機能なので、ぜひ積極的に活用していきましょう。
もっと詳しくYouTube動画の再生回数を伸ばす方法について知りたい場合は、YouTube攻略ノウハウを徹底解説した無料メール講座も、多くの方から好評を頂いているコンテンツなので、チェックしてみてください。
補足:カスタムサムネイルの設定からでもアカウント確認は可能
アカウントの確認(電話番号の確認・認証)は、動画をアップロードしたときのカスタムサムネイル設定からでもできます。
YouTubeチャンネルへ動画をアップロードすると、動画のタイトルや説明文を設定する画面が表示され、それらの項目の一つに「サムネイルの設定」があります。
ここにある【サムネイルをアップロード】を選択します。
アカウントの確認が完了していないチャンネルの場合、「この機能を使用するために必要な確認:カスタムサムネイルを追加するには、まず電話番号を確認してください」というメッセージが表示されます。
ここで【確認】をクリックすると、先ほどと同じ電話番号の入力画面へ移動します。
「YouTube Studioの設定画面から確認」or「サムネイルのアップロードから確認」どちらの場合であっても、使えるようになる機能は同じなので、やりやすい方法でアカウントの確認を行っていきましょう。
注意点:アカウント確認は一つの電話番号で原則1年間に2つまで
YouTubeチャンネルの再生回数・登録者数を伸ばしていくためには、アカウントの確認は必須です。
ただし、YouTubeの仕様でアカウントの確認が可能なのは基本的には一つの電話番号で1年間に2つまでとなっています。
1月1日に「090-1234-5678」でチャンネルAとチャンネルBのアカウント確認を行った場合、この電話番号でチャンネルCのアカウント確認を行えるようになるのは、次の年の1月1日以降となります。
ちなみに、チャンネルAは「1月1日」、チャンネルBは「7月1日」に確認した場合、翌年の1月1日以降にチャンネルCの確認が可能になり、翌年の7月1日以降にチャンネルDの確認が可能になります。
一つの電話番号で認証可能なアカウント数は制限傾向にある
2024年以降、一部の国・地域で制限が厳格化されてきているケースもあるようです。(例:過去にSMS認証された番号はブロックされやすくなる、など)
スパム対策の一環として、一つの電話番号で認証できるチャンネル数により厳しい制限がかかるケースも実際にあるようです。
このため、場合によっては「1年間に2チャンネル未満」で制限される可能性もあります。どのようなケースで制限が厳しくなるのかはYouTube側のさじ加減なので把握するすべがありませんが、そういうケースもあると認識しておきましょう。
どのチャンネルでアカウント確認を行うかは考えるべき
大抵の人は携帯番号を一つしか持っていないと思いますので、むやみやたらにアカウント確認を行うのではなく、きちんと「このチャンネルを中長期的に育てていこう!」と考えている場合にのみ、アカウント確認を行うことをお勧めします。
実際、私もテスト的に作成したチャンネルに関しては、アカウント確認を行わずに動画投稿をやる場合も多々あります。
アカウント確認はチャンネルごとに必要
また、機能制限を解除するためのアカウント確認はYouTubeチャンネルごとに必要になります。
acb123@gmail.com というGmailアドレスで「チャンネル1」と「チャンネル2」を作ったとします。
「チャンネル1」でアカウント確認を行った場合、機能制限が解除されるのは「チャンネル1」だけです。
「チャンネル2」でも機能制限を解除したい場合は、改めて「チャンネル2」で電話番号の確認を行う必要があります。
上記のような仕組みになっているため、ある程度、電話番号認証・アカウントの確認は慎重になったほうが良いです。
もし、いま運営しているYouTubeチャンネルで、電話番号の認証を行うべきか判断が難しい場合は、まずはこちらの無料メール講座で効果的なYouTube攻略ノウハウを学んで、「このチャンネルなら再生回数を伸ばしていける!」と確信してから、電話番号の認証を行うのも良いと思います。
YouTubeの電話番号認証と複数チャンネル運営のポイント
あなたが複数のYouTubeチャンネルを運営していきたい場合、電話番号の認証制限(1年間に2チャンネルまで)は大きな壁に感じられるかもしれません。
ここでは、複数チャンネル運営を行う上での電話番号認証のコツや考えるべき戦略をお伝えします。
複数のチャンネルを持つ際に必要な意識
YouTubeで複数チャンネルを効率的に運営するためには、「どのチャンネルに注力すべきか」の優先順位を明確にしておくことが重要です。
限られた電話番号認証枠を、将来的に伸ばしていきたい主力チャンネルに使うことを意識しましょう。
家族やパートナーの電話番号を一時的に借りる
Googleのポリシーでは、家族や友人などの電話番号を一時的に借りてアカウント確認を行うこと自体は問題とされていません。
認証時にSMSで送信される6桁のコードを一度受け取るだけなので、誰かの協力を得られれば理論上は無制限にチャンネルを認証可能です。
ただし、先ほどもお伝えした通り、年々この辺りの制限は厳しくなってきている傾向はありますので、誰かの電話番号を借りるのは多少のリスクがあります。
格安SIMの契約で新たな電話番号を手に入れる
より確実に追加チャンネルを認証したい場合は、月額数百円〜の格安SIM(SMS対応)を契約して新しい番号を用意するのがおすすめです。
本格的にYouTubeチャンネルを複数運用していきたい場合や、別のビジネスに挑戦する場合でも電話番号は必要になりますので、安い投資だと思います。
ビジネス用の電話番号取得として個人的におすすめしたいのは、povo(ポヴォ)です。データ通信を使うタイミングだけ課金すれば良いので、基本的には月額0円で電話番号を運用できます。
将来の認証計画を立てておく
すぐに使わないチャンネルでも、どのタイミングで認証するかの計画を立てておくことで、不要な認証枠の浪費を防げます。1年で2つという制限がある以上、どのタイミングで認証するかを戦略的に設計しておきましょう。
認証枠を無駄なく活用することで、長期的に見たときに複数のYouTube運営がスムーズにできるようになります。
電話番号認証のセキュリティやプライバシーは安全か?
「電話番号を入力するのはちょっと不安……」、「個人情報が流出しないか心配……」と感じて、YouTubeの電話番号認証に躊躇してしまう場合もあるかもしれません。
ここでは、認証時のセキュリティやプライバシー保護についても補足で解説しておきます。
電話番号はどのように使われるのか?
YouTube(Google)では、認証目的でのみ電話番号が使用されています。入力した電話番号は、認証コードをSMSで送るために使われるだけであり、他の目的(広告配信や第三者への開示)には使用されない規約になっています。
また、YouTubeチャンネル上であなたの電話番号が他人に見られることもなく、チャンネルページやコメント欄などに表示されることも一切ありませんので、この点は安心してください。
Googleは世界最高水準のセキュリティ体制
Googleは世界中で数十億人のユーザー情報を保護しており、そのセキュリティ体制は業界でも最高レベルであることは間違いありません。通信はSSL/TLSで暗号化され、電話番号などの個人情報も厳重に管理されています。
これまでにYouTubeの電話番号認証を行ったことで個人情報が漏れたといった事例は、信頼できるソースからは報告されていません。
不安な場合はGoogleのプライバシーポリシーを確認しよう
それでも不安を感じる方は、Googleの公式プライバシーポリシーを確認すると、個人情報の取り扱いに関して詳細情報を得られます。「どの情報がどのように収集され、保護されるか」が明記されているので、もし気になる場合はチェックしてみましょう。
まとめ:電話番号認証は安全かつ信頼できる仕組み
結論として、YouTubeの電話番号認証は極めて安全な仕組みで運営されています。個人情報の取り扱いについても透明性が高く、信頼できるセキュリティ体制が整備されています。
安心して認証手続きを行い、チャンネルの機能を最大限に活用して、あなたのYouTubeチャンネルをどんどん伸ばしていきましょう。
電話番号を使わずに本人確認はできる?代替手段の有無
「電話番号が使えない」、「アカウントの認証制限に達してしまった」などの事情がある場合、電話番号以外の本人確認手段を探しているかもしれません。
しかし、2025年現在、YouTubeでは電話番号以外のアカウント確認手段は用意されていません。
Googleアカウントの本人確認と混同しないよう注意
Googleでは二段階認証などのセキュリティ強化機能がありますが、それらはGoogleアカウントの保護のためのものであり、YouTubeのアカウント確認(=電話番号認証)とは別の仕組みです。
つまり、Googleアカウントを完全に本人確認していたとしても、YouTubeで15分以上の動画を投稿したり、カスタムサムネイルを設定するには、別途電話番号認証が必要になります。
なりすましやスパム対策が理由で代替手段はない
YouTube側が電話番号認証を求めている最大の理由は、スパムやなりすましアカウントを防止するためです。
携帯電話番号の場合、一人の人がひとつを使っているのが大前提になるため、YouTubeアカウントの不正利用を防ぐ手段として有効だと考えられているようです。
このため、現状ではメールアドレスやその他の方法による本人確認の代替手段は存在しません。
対処法:別の電話番号を用意する以外の選択肢はない
どうしても新しいチャンネルで認証が必要な場合は、以下のいずれかの方法で新しい電話番号を用意するのが現実的な解決策となります。
- 家族や信頼できる知人に番号を一時的に借りる
- 格安SIMやサブスマホを新たに契約して電話番号を取得する
電話番号認証は少し面倒に感じるかもしれませんが、YouTubeチャンネルを本気で伸ばすためには必須ですので、計画的にアカウント認証を行っていきましょう。
YouTubeの電話番号認証・アカウント確認ができない場合の対処法
この記事で解説している手順通りに電話番号の認証を行っても、うまくアカウント確認ができない場合もあるかもしれません。
原因によっても対処法が異なるため、下記の項目の中から自分の状況に合うものをチェックして対応していきましょう。
YouTubeから確認コードが届かない or 送信できない場合
正しい電話番号を入力したのにもかかわらず、確認コードが届かない場合、スマホの設定でSMS受信拒否を行っている可能性が考えられます。
迷惑メッセージが送られてくるのを防止するために、SMS受信拒否を行っている場合は、一時的に受信拒否設定を解除してください。
受信拒否設定の解除方法については、「ドコモ SMS 拒否設定」などで検索すると、携帯キャリアの公式ヘルプページが出てきます。
SMSの受信拒否設定を解除しても確認コードが届かない場合、YouTubeのシステムが混雑している可能性もあります。
この場合は、少し時間をおいてから改めて電話番号の確認を行ってみてください。
「電話の自動音声メッセージで受け取る」を試してみる
確認コードをSMSで受け取れない場合は、同じ番号のまま「電話の自動音声メッセージで受け取る」を選択してみると、コードを受け取れる可能性があります。
入力した番号宛てにGoogleから電話がかかってきますが、人と会話をするわけではなく、自動音声メッセージが流れるだけなので安心してください。
格安SIM・格安スマホを使っている場合、SMSに対応していないプランでの契約になっている可能性もあります。
SMSに対応していない場合は、電話で確認コードを受け取ることになります。
固定電話の番号を入力している場合
以前は固定電話への自動音声認証も選択できましたが、2025年現在は携帯電話番号(SMS対応)での認証のみが可能になっています。
固定電話の番号を入力していた場合は、あらためて携帯電話の番号を入力して、もう一度、確認コードの送信を行ってください。
電波の良いところへ移動して確認コードを再送信する
携帯電話の電波状況が悪いと、SMSを受信できない可能性があります。
電波が良く入る場所へ移動して、改めて確認コードの送信・受信をしてみてください。
特に格安SIMや楽天モバイルなどは、まだまだ電波が入りにくい場所が存在する印象です。
実際、私は2台目のスマホとして楽天モバイルを使っていますが、自宅の一部の部屋では電波が非常に入りにくい時があります。
「この電話番号で作成されたアカウントの数は上限に達しています」と表示された場合
YouTubeのアカウント確認は「一つの電話番号で1年間に2つのチャンネルまで」という上限が設定されています。
1年間のうちで3つ目のチャンネルを作ろうとした場合、エラーメッセージが表示されて、アカウント確認ができません。
この場合は、「家族など近しい人の電話番号を借りる」か、「格安スマホなどを契約して新しい電話番号を取得する」など、別の電話番号を用意する必要があります。
家族の電話番号を借りる、なども最近ではスパム対策として厳しくなってきているため、リスクを最小限にしたい場合はやらない方が良いかもしれません。例えば、電話番号を借りた家族が何かのタイミングでYouTubeチャンネルのアカウント認証を行った場合など、複数チャンネル作成者として凍結されてしまう可能性もゼロではありません。
電話番号認証済みでも制限機能を使えない場合の確認ポイント
「電話番号を入力してアカウント認証も完了したはずなのに、15分以上の動画がアップできない……」、「カスタムサムネイルの設定ができない……」などのトラブルが発生しているケースもあると思います。ここでは、アカウントの電話番号認証後も一部の機能が使えない場合のチェックポイントをご紹介します。
チャンネルがコミュニティガイドラインの違反警告を受けていないかを確認
YouTubeでは電話番号を使ってアカウント確認を完了していても、「コミュニティガイドライン違反」などの警告を受けていると、一部機能が制限されることがあります。
まずは、YouTube Studioの「設定」→「チャンネル」→「機能の利用資格」から、該当チャンネルがガイドラインに準拠しているか確認しましょう。
認証直後は反映に数分〜数時間かかることも
電話番号認証が完了した直後でも、YouTube側のシステムで機能制限解除が反映されるまでにタイムラグが起きるケースもあります。
通常は数分で有効化されますが、サーバーの混雑などで最大数時間かかる場合もありますので、時間をおいて再確認してみてください。
ログアウト・再ログイン、ブラウザの更新で解決する場合も
ブラウザやYouTube Studioのキャッシュによって最新の状態が正しく表示されないこともあります。以下の操作で解決するケースも多いため、試してみましょう。
- YouTubeから一度ログアウトし、再度ログインする
- ブラウザのキャッシュをクリアしてリロードする
- 別のブラウザまたはアプリで確認してみる
それでも使えない場合はYouTubeサポートへの問い合わせも視野に
基本的には上記を試すことで解決すると思いますが、どうしても改善しない場合は、YouTube公式のヘルプやサポートチームへの問い合わせも検討してみてください。
YouTubeの電話番号認証を解除したいときの対処法と注意点
「誤って他のチャンネルで認証してしまった」、「認証済みのチャンネルを削除したい」など、電話番号認証を解除したい場合はどうすれば良いか疑問に思う場合もあると思います。
YouTubeでは認証解除の正式な手順が開示されていないため、ここでは実際の運用に基づいた対応策をご紹介します。
YouTubeの電話番号認証は基本的に“解除不可能”
Googleの公式ヘルプによれば、電話番号を使って一度認証したYouTubeチャンネルから、その番号を“解除してリセットする”という機能は提供されていないようです。
つまり、認証済みのチャンネルを削除しても、その番号の認証履歴は残る仕組みです。
再認証が可能になるのは「1年後」
電話番号ごとに「1年で2件まで」という上限があるため、3つ目以降のチャンネルで認証ができなかった場合は、過去の認証から1年が経過するのを待つことで再度利用できるようになります。
例:2025年5月1日に認証→2026年5月1日以降に再利用可能
どうしてもすぐに認証が必要な場合の代替案
繰り返しになりますが、以下がYouTubeの利用規約にも反しておらず、実際に多くのユーザーが活用している方法になります。
- 家族や友人の携帯番号を一時的に借りる
- 格安SIMを新規契約して新しい電話番号を用意する
- 音声通話専用のプリペイド携帯(SMS対応)を活用する
電話番号認証は計画的に!
間違って“試しのチャンネル”に電話番号認証を使ってしまうと、本命のチャンネルで認証ができなくなる恐れがあります。
今後もYouTubeチャンネルを本格的に運営していきたい場合は、認証するチャンネルを慎重に決めるようにしましょう。
解除が難しい仕組みだからこそ、今後のチャンネル戦略において「どのアカウントに電話番号を使うか」の判断が非常に重要になります。
アカウント確認をすることでチャンネルで使えるようになる機能まとめ【2025年最新版】
しっかりと中長期的に育てていくつもりがあるチャンネルについては、アカウント確認を行うことを推奨しています。
アカウント確認を行うことで、以下の機能が使えるようになるため、チャンネルを成長させる上で有利になります。
・15分を超える動画のアップロード(投稿)
・カスタムサムネイルの設定
・ライブ配信(モバイル配信は登録者1,000人以上が必要)
・Content ID の申し立てに対する再審査請求
・YouTubeショートでのカスタムサムネイル設定(一部対応)
・YouTube Studio機能の一部制限解除
・YouTube API(外部連携)の制限解除
それぞれ、どのように役立つのか簡単に解説していきます。
15分を超える動画のアップロード(投稿)
いまのYouTubeは視聴回数だけでなく、“視聴時間”も重視されるようになってきています。
最近のYouTubeを見ていると分かると思いますが、15~20分の動画は割と多く、30~40分の動画をも珍しくありません。
こういったYouTube内の流れ・トレンドを考えると、あなたのチャンネルでも尺の長い動画を投稿していく可能性は十分にありますし、尺の長い動画は効果的です。
「せっかく頑張って作った長い尺の動画がアップロードできない…」といった事態にならないように、アカウント確認を行っておくと良いでしょう。
カスタムサムネイルの設定
アカウント確認を行うべきもっとも重要な理由は、初期状態ではカスタムサムネイルの設定ができないからです。
YouTubeの視聴者は、検索結果や関連動画に表示されたカスタムサムネイルを見て、その動画を再生するか、再生しないかを決めています。
このため、魅力的なカスタムサムネイルを設定して視聴者の興味を引くことは、動画の再生回数を増やすために必須です。
ライブ配信(モバイル配信は登録者1,000人以上が必要)
ライブ配信を行わなくても人気のYouTubeチャンネルを作ることは可能ですが、ライブ配信を行うことでチャンネル登録者との関係性を強くすることができるのは事実です。
あなたも、自分が好きな動画投稿者がライブ配信をしていて、相互にコミュニケーションを取ってくれたら、さらに、その方のファンになると思います。
必須機能ではありませんが、やはり使えるようになると大きな武器になります。
なお、PCからのライブ配信はアカウント確認を行うだけで可能になりますが、モバイル(スマホ)からのライブ配信を行う場合は「登録者数1,000人以上」という条件があります。
Content ID の申し立てに対する再審査請求
YouTubeでは、Aさんが投稿した動画に対して、Bさんが「Aさんの動画の中で使われているコンテンツは私のコンテンツです」といった主張を行うことができます。(もちろん、虚偽の申告は絶対NGですし、申告した側が訴えられる可能性もあります。)
あなたが投稿している動画が、きちんとオリジナルで撮影しているものであれば、この申請を受けてしまう可能性は低いのですが、世の中には「自分のコンテンツではないのに“自分のコンテンツである”と虚偽の申告を行う」悪い人、悪い団体がいます。
そういった悪い人たちに目を付けられてしまった場合に、しっかりとYouTubeに対して無罪を主張する手段が「Content ID の申し立てに対する再審査請求」です。
あまり必要になることはない機能ですが、自分のYouTube動画・コンテンツを守るためには大切な機能です。
YouTubeショートでのカスタムサムネイル設定(一部対応)
ショート動画のサムネイルは自動生成されるのが基本ですが、アカウント確認を済ませている一部クリエイターにはカスタム設定が可能になるケースもあります。
YouTube Studio機能の一部制限解除
動画の詳細設定項目、収益化設定、エンゲージメントツール(終了画面・カード機能など)の一部も、確認済みアカウントでないと利用できないことがあります。
チャンネル登録者数を伸ばしたり、自分が投降した別の動画に誘導して再生回数を伸ばすのに有利な機能も多いため、使えるようにしておいたほうが良いでしょう。
YouTube API(外部連携)の制限解除
YouTube内のデータを外部ツールで取得するAPIの利用も、認証済みアカウントであることが必要とされています。
自分でYouTubeの分析・自動投稿などを行うツールを作っている場合などは関係してきますが、この制限に関しては、基本的にはほとんどの人にはン関係ないと思っておいても問題ありません。
YouTubeでアカウント確認を行ったら、次にやるべき事とは?
アカウント確認後は、YouTubeの機能をフル活用して再生回数・登録者数を伸ばしていきましょう。
再生回数・登録者数を伸ばすためにYouTubeの機能を活用するもの重要ですが、もっと重要なのは“正しいYouTubeの攻略法”を知り、それを実践していくことです。
最近ではYouTubeに動画投稿をする人が少しずつ増えてきましたが、ほとんどの人たちは何も考えずになんとなく動画投稿を行っているだけです。
残念ながら、それではチャンネルの再生回数・登録者数は伸びていきません…。
もし、あなたがYouTubeチャンネルの再生回数・登録者数を伸ばして、YouTubeから広告収入を得てみたいのであれば、まずは効果的なYouTube攻略法を学んでみることをお勧めします。
下記のリンクから無料で参加できる私のYouTube攻略ノウハウメール講座では、初心者からでも順調に再生回数・登録者数を伸ばしていくための効果的なノウハウを伝えています。
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