YouTubeのアルゴリズムは日々進化し続けています。
※この記事で言うアルゴリズムとは「YouTube内の検索結果表示や関連動画表示を決定づけている裏側の仕組み」といった意味で使っています。
最近のYouTubeを見ていると、「2018年の下半期以降にYouTubeを攻略する鍵は“ライブ配信”だな」と考えているので、その辺の話をしていきます。
YouTubeのアップロードボタンの仕様が変更された
つい先日、2018年6月末頃にYouTubeのアップロードボタンの仕様が変更されました。
2018年7月現在は、アップロードボタンを押すと「動画をアップロード」と「ライブ配信」という2つを選択できる仕様になっています。
ちなみに、これ以前は動画のアップロードボタン(上矢印)をクリックすると、普通に動画のアップロード画面へ移動する仕様になっていました。
もしかすると、微妙な変化としか感じていない人もいるかもしれませんが、今回の仕様変更を見た私は「YouTubeを攻略していく上で鍵を握っているのはライブ配信だ」という結論に達しています。
なぜ“ライブ配信”がYouTube攻略におけるキーポイントだと言えるのか?
YouTubeの運営側がクリエイターツールの仕様変更を行う時は、YouTubeのアルゴリズムに比較的大きな変化があるときです。(実際、過去にもそういったことがありました)
今回のアップロードボタンの仕様変更では、通常の動画アップロードだけでなく、ライブ配信も積極的に行っていけるような変更になっています。
つまり、YouTubeの運営側は「動画投稿者にもっと積極的にライブ配信機能を使ってもらいたい」と考えているのです。
今回の仕様変更は、単純な操作面だけを考えれば、動画をアップロードする際にワンクリック分の操作がプラスされた形になります。
普通の動画を投稿するだけであれば、今回の仕様変更は操作に一手間かかるようになったとも言えます。(といってもワンクリック分増えただけなので、全然手間ではないですが)
YouTube側が操作性をほんの少し改悪してまで、ライブ配信のボタンを作ったという事は「その機能を積極的に使っていって欲しい」という意思表示だと考えるのが自然です。
このため、仕様変更後である2018年7月以降はライブ配信が結構重要になってくるだろうなと予想しているのです。
ちなみに、ライブ配信が重視されてきている傾向はすでに見られており、下の画像のような「ライブ配信中」という表示を、YouTubeトップページや関連動画表示で見かける機会が多くなってきたと思います。
こういった変化が、まさにYouTubeのアルゴリズムにおいてライブ配信を優遇してきている証拠だとも言えます。
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YouTubeがライブ配信に力を入れ始めている理由
最近では、動画ライブ配信のサービスが人気を集めてきています。
有名なところで言えば、SHOWROOM(ショールーム)などがありますし、他にもライブ配信系アプリは色々とあります。
こういった競合サービスにユーザーを奪われないためにも、YouTubeはライブ配信にも力を入れ始めているのだと考えられます。
また、ライブ配信を見てくれている視聴者というのは、かなり濃いユーザーです。
視聴回数が1,000回の動画と、ライブ配信の視聴者が1,000人の動画では、後者のほうが明らかにユーザーとの関係性が強い動画だと言えます。
ライブ配信では、“その時”に見てもらう必要があります。
“同じ時間を共有している”というのは、かなり強力な関係性が構築できていることになります。
視聴者は、わざわざライブ配信の時間に動画を見て、他に使ってもいい時間をライブ配信を見ることに費やすわけです。これはどう考えても濃いファンの行動です。
YouTubeの動画投稿者が濃いファン(=積極的に動画を見てくれるチャンネル登録者)をどんどん囲い込んでくれれば、もっとYouTubeを積極的に利用してくれるユーザーが増えることになります。
そうなれば、YouTubeのメディアとしてのさらに価値が上がっていきますし、他の動画メディアにユーザーを奪われてしまう危険性も減っていきます。
こういった目的があり、YouTubeは積極的にライブ配信を使ってもらえるように、アップロードボタンの仕様を変更したのでしょう。
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YouTubeの過去の仕様変更を振り返ると・・・
今回の記事は、あくまでも推測ではありますが、ほぼほぼ間違いのない推測だと思っています。
なぜなら、YouTubeは今回と同じような仕様変更を過去にも行っているからです。
例えば、代表的な仕様変更として、YouTubeが「視聴回数」から「視聴時間」を重視するようなアルゴリズムに変化していったことがありました。
数年前は、YouTubeアナリティクスで真っ先に表示されるデータは「視聴回数」でした。
しかし、ある時、このアナリティクスデータが「視聴時間」を優先して表示するような形式に変更されました。
今では、デフォルトのデータメニューに「視聴回数」はなく、「再生時間(=視聴時間)」しかありません。
もちろん、今でも「視聴回数」が重要な指標であることは変わりありませんし、YouTubeアナリティクスでも見ることができます。
しかし、数年前と比較すると、評価軸が「再生時間」に移行してきているのが事実です。
この他にも、YouTubeのコメントにハートマークを付けられる機能がリリースされたときもありました。(「お気に入りコメント」という機能)
これに関しても「ユーザーと積極的にコミュニケーションを取ってください」というYouTube運営側からのメッセージだったと言えます。
ライブ配信をしていないYouTubeチャンネルはダメなのか?
以上のような理由から、今後のYouTube攻略においてライブ配信機能の活用は効果的だと思われます。
しかし、ライブ配信をしていないからといって、そのYouTubeチャンネルが全くダメなのか、再生回数を稼げなくなってしまうのかというと、決してそんなことはないはずです。
あくまでも、ライブ配信はYouTubeのアルゴリズムにおいて優先度が上がった項目であって、必須の項目ではないと考えられます。
というか、環境や機材の観点でライブ配信ができない動画配信者もたくさんいるはずですし、YouTube運営側もそれは理解しているはずです。
自分の環境やチャンネルの色などを考慮した上で、ライブ配信ができそうであれば積極的に活用してみると、YouTubeの今のアルゴリズムにうまく乗ることができる可能性は高いです。
ただし、ライブ配信ができないからといって大きな問題はありません。
今まで通り、視聴者にとって価値のある動画を投稿していけば、今後も貴方のチャンネルが人気を得続けることは可能です。
それこそ、視聴者に求められていない動画をライブ配信しているYouTubeチャンネルより、ライブ配信はできなくても視聴者に求められている動画を定期的にアップロードしているチャンネルのほうが間違いなく評価が高くなります。
そして、そういうチャンネルはYouTubeの表示アルゴリズム上、どんどん有利になっていきます。
ということで、今後、ライブ配信が重要になってくること自体は間違いないと思いますので、取り入れられる場合は積極的に取り入れてみると良いでしょう。
ライブ配信をやる、やらないにかかわらず、「視聴者にとって価値のある動画を投稿し続ける」というYouTube攻略の本質は変わりません。
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