ファッション通販サイトのZOZOTOWNが、
キャンペーンと題して、
商品2万点を0円で販売していたことが話題になっています。
ネットニュースやTwitterでも取り上げられています。
お一人様一点限り、だったらしいので、
一瞬にして、2万人の顧客リストが集まったということになります。
でも、勉強熱心なあなたなら、お気づきの通り、
ここで集まった顧客リストって、
ぶっちゃけ、顧客属性的にどうなんだ?
って思いますよね。
だって、これに関するツイートとかを少し見てみましたが、
「欲しくないけど、とりあえず、もらっといた」
とか、
「試しにテキトーにカートに入れたら買えた」
とか、そんなのばっかでした。
まぁ要は、懸賞ハンターとか、
無料ならもらってやるよ系の人が、
たくさん集まったっぽいんですよね。
この人たちが
その後、継続的に購入する顧客になり得るかというと、
どうなんでしょうねー、と思うわけです。
既存顧客のロイヤリティーを高めるために
とかならまだしも、
ここで取った新規は微妙なんじゃないかな、と。
まぁ話題性を、という意味では、
いいキャンペーンだったのかもしれませんけどね。
それか、単なる在庫処分とかだったのかもしれませんが。
おそらく、あなたも、
0円販売系のことをやったことがあるなら、
それに対して、
「(0円なのに)購入しました!」
とか、
「(0円なのに)商品はまだですか?」
って平気で言ってきちゃう人たちが、
どういう属性かはご存じかと思います。
いずれにしても、強烈なオファーは話題性を呼ぶ一方で、
微妙な属性を引きつけるものだと、改めて、思いました。
ということで、何事も、さじ加減って大切ですね。