私には、ずっと行ってみたい
と思っているお鮨屋さんがあります。
「鮨さいとう」というお店で、
ミシュラン三ツ星の食べログの鮨ランキングで1位のお店です。
毎月1日に、次の月の予約ができるようになるので、
毎月、電話をしていますが、予約が取れない超人気店です。
私の場合、毎日のスケジュールが完全に自由なので、
平日の昼間に急なキャンセル枠とかでも普通に行くことができます。
でも、鮨さいとうに関しては、もはや電話すら繋がらないです。
今日も予約開始日なので、たくさん電話しましたが、
常に通話中になっています。
こんな感じで、予約殺到で
まったく予約が取れない飲食店ってありますが、
「何故そんなことが起きるのか?」というと、
単純に、味がいいからです。
もちろん、マーケティングが上手で
繁盛しているお店ってありますが、
“マーケティングだけ”が上手なお店は、
そう長くは続きません。
普通に考えて、凄く期待して行ったのに、
味が微妙だったら、リピートしたくないからです。
一方、鮨さいとうのような本物の超人気店になってくると、
食べに来たお客さんが、帰り際に、次回の予約を入れていきます。
だから、どんどん予約が取れにくくなっていく
という構造なのです。
で、これって、情報発信ビジネスやコンテンツビジネスに
すごく良く似ています。
セールスやマーケティングがどんなに上手かったとしても、
一度やって来たお客さんに提供するコンテンツがダメだと、
リピートに繋がらないです。
さらに言えば、リスト取得や初回接触の段階でコンテンツが微妙だと、
そもそも、最初の1回目の購入すら起きないです。
大きな風呂敷を広げてみたものの
実際のコンテンツは「あれ?」って感じなのは、
マーケティングだけが上手な飲食店と同じで長くは続かないです。
ということで、
情報発信ビジネスにおいて、
セールスやマーケティングも重要ですが、
最終的にお客さんに提供する価値やコンテンツこそ、
真剣に考えるべき要素です。