- YouTubeで稼いでみたいけど、何をやればいいのか分からない人
- YouTubeはどの稼ぎ方がおすすめなのか知りたい人
- YouTubeで稼ぐためのキーポイントを知りたい人
最近はYouTubeを見るだけでなく、「YouTubeでお金を稼いでみたい!」と考える人も増えてきています。
近年、YouTubeで稼ぐ方法にも色々なやり方が出てきているため、YouTubeにはどんな稼ぎ方があり、どの稼ぎ方がおすすめなのかを知りたい人も多いのではないでしょうか。
この記事では、2013年からYouTubeでビジネスを始めて今も稼ぎ続けており、かつ、YouTubeの稼ぎ方を200名以上に直接指導してきた筆者が、YouTubeでの稼ぎ方について徹底的に解説していきます。
これを読めば、今のあなたが知識ゼロの状態であっても、YouTubeで稼ぐ方法を完全に理解でき、具体的にどの方法から取り組めば良いのかが分かるようになります!
YouTubeで稼ぐ方法は大きく分けると2種類(計8つ)
2022年現在、数年前と比べるとYouTubeで稼ぐ方法の種類は増えてきています。
YouTubeの視聴者数がどんどん増えてきて、YouTube自体の機能が進化して視聴者に課金できる方法が増えてきたからです。
それぞれの稼ぎ方について詳細を知る前に、まずは大きな分け方として2種類(細かく分けると8つ)あることを認識しておきましょう。
視聴者から直接お金を頂いて稼ぐ方法
あなたが投稿したYouTube動画を見てくれている視聴者から、直接お金を頂いて稼ぐ方法としては下記の6つの方法があります。
これらの稼ぎ方は、視聴者が実際に自分のお財布からお金を出すことで、あなたに収益がもたらされる稼ぎ方です。
- アフィリエイト
- 企業案件・PR案件・タイアップ案件
- チャンネルメンバーシップ
- スーパーチャット・スーパーステッカー
- グッズ・サービスの販売
- イベント開催(オフ会・ライブなど)
視聴者から直接お金を頂かずに稼ぐ方法
YouTubeには、視聴者から直接お金を頂かずに稼ぐ方法も用意されています。
- YouTubeの広告収入(アドセンス広告)
- YouTube Premium(YouTubeプレミアム)からの収益
のちほど詳しく解説していきますが、これからYouTubeチャンネルの運営を本格的にはじめる初心者の方は「視聴者から直接お金を頂かずに稼ぐ方法」から始めることをお勧めします。
これらの稼ぎ方のほうが初心者の方にとって絶対的に稼ぎやすく、稼げるようになるまでのハードルが低いからです。
稼ぎたいなら「どの方法で稼ぐのか」を最初に決めるのが重要
YouTubeでお金を稼ぎたい場合、私は「広告収入での稼ぎ方」をお勧めしていますが、どの方法で稼ぐか、については個人の状況や目指したい方向性によって自由に決めて問題ありません。
重要なのは、YouTubeチャンネルの運営を開始する時点で「自分はどの方法で稼ぐのか」をしっかりと意識しておくことです。
なぜなら、どの方法で稼ぐのかによって、チャンネル設計や投稿する動画の内容、運営戦略などが変わってくるからです。
例えば、ニッチな業界で自社の商品・サービスを販売して稼ぎたい場合、再生回数をそこまで増やさなくても稼ぐことはできます。
自社の商品・サービスに興味を持ってくれそうな人が見る動画を投稿していけば、100~200回といった少ない再生回数でも自社の商品・サービスを購入してもらえる可能性はあるからです。
一方で、YouTubeチャンネルで広告収入を稼ぎたい場合、1本1本の動画の再生回数を数万回~数十万回と増やしていく必要があります。
「動画が1回再生されてもらえる広告収入は0.1円」といった金額なので、ある程度まとまったお金を稼ごうと思ったら、再生回数をどんどん増やす必要があるからです。
このため、「自分のYouTubeチャンネルでは、どういった方法でお金を稼ぐのか」をまずは考えて、その方向へ向かってチャンネル運営を進めていくことが重要です。
初心者にはYouTubeの広告収入で稼ぐ方法が圧倒的におすすめ!
複数の稼ぐ方法があるYouTubeですが、初心者の方は「YouTubeの広告収入で稼ぐ方法(YouTubeアドセンス・アドセンス広告報酬)」がもっともお勧めです。
特にこだわりがない場合、まずはYouTubeの広告収入で稼ぐことを目的にYouTubeチャンネルをはじめていきましょう!
初心者の方が、YouTubeの広告収入で稼ぐ方法から実践を開始するメリットは下記の5つです。
YouTubeで稼ぐ方法の基本が学べる
ずばり言ってしまうと、YouTubeの広告収入で稼げるようになれば、他の方法で稼ぐことも可能になります。
YouTubeで広告収入を得るためには、チャンネル登録者の増やし方、再生回数が伸びる動画の作り方を学び、実践していく必要があります。
これらの知識・経験があれば、他の稼ぎ方に取り組んだ際にもスムーズに収益化していくことができるようになります。
気軽に取り組むことができる
この記事を読んでいる人の多くは「YouTubeに副業で取り組んで、毎月数万円~数十万円のお金が稼げたら嬉しいな」といった気持ちではないでしょうか。
であれば、あまり大きな責任やプレッシャーがかかる方法で稼ぐのは精神的につらくなってしまうと思います。
例えば、「自分のグッズを販売して稼ごう」と思ったら、きちんとしたグッズを作る責任が生まれますし、場合によってはクレーム処理などもしないといけないかもしれません。
しかし、広告収入の稼ぎ方であれば、チャンネル登録者数・再生回数を増やすことだけに専念すればいいので、ビジネス初心者の方であっても気軽&気楽に取り組むことができます。
視聴者からお金を頂く必要がない
広告収入で稼ぐ場合、YouTubeからお金をもらう形になります。(後ほど解説しますが、正式にはYouTubeに広告を出稿している企業からお金をもらう仕組みです)
視聴者に対して、直接「1,000円を支払ってください」といったことをお願いするわけではないので、精神的にも楽な稼ぎ方だと言えます。
直接お金を頂く方法で稼ぐ場合、営業が苦手な方にとっては、YouTubeの実践がつらくなってしまう懸念もあります。
自分の好きなペースで取り組める
YouTubeの広告収入ビジネスの場合、自分の好きなペースで動画投稿を行っていくことができます。
例えば、これが「企業案件」になってくると、「○月○日までに動画を撮影・編集して動画を公開しなければいけない」といった〆切日が必要です。
会社員の副業としてYouTubeに取り組むのであれば、副業として取り組んでいるYouTubeでも〆切に追われるのは、あまり好ましくないでしょう。
商品・サービスが終了するリスクが少ない
これは意外と知られていないメリットです。
仮に、あなたが自分のYouTubeチャンネルで、おすすめのダイエットサプリをアフィリエイト形式で販売する場合、そのダイエットサプリが販売会社側の都合で販売終了してしまう可能性は十分にあり得ます。
そうなった時は、あなたのYouTubeチャンネルで稼ぐ手段が急になくなってしまうわけです。(実際に、特定の商品やサービスが販売終了することはよくあります)
一方で、YouTubeの広告収入モデルの場合、YouTubeというメディアが存在する限りサービスが継続する可能性が高いため、「急に収益を得る方法が無くなってしまった…」というリスクが少ないです。
YouTubeから広告収入がもらえる仕組みとは?
「YouTubeの広告収入モデルで稼ぐのが初心者の方にとってはおすすめ」ということは理解いただけたと思います。
そもそも、なぜYouTubeに動画を投稿するだけで広告収入がもらえるのかを知らない方のために、広告収入がもらえる仕組みについて簡単にご説明します。
(すでに知っている方は、この項目は読み飛ばしていただいて問題ありません)
テレビと同じような仕組みで広告報酬が支払われる
自分のYouTubeチャンネルに動画を投稿するだけで広告収入がもらえるのは、YouTubeがテレビと同じような仕組みで動画投稿者に報酬を支払っているからです。
- テレビ局&テレビ番組 = YouTubeチャンネル&YouTube動画
- テレビCM = YouTubeに表示される広告
- テレビCMを出す企業 = YouTubeに広告を出す企業
- テレビCM料 = 動画投稿者がもらえる広告報酬
あなたが投稿したYouTube動画を広告枠としてYouTubeに貸し出し、その広告枠(動画)に企業の広告が表示されます。
そして、YouTubeが企業から得た広告費用の一部が、動画投稿者にも広告報酬として分配される仕組みです。
テレビの場合は、テレビ局が色々な番組を作っていますが、YouTubeでは、ひとりひとりのYouTubeチャンネル運営者が小さなテレビ局のような存在として、より多くの人に見てもらえる番組(YouTube動画)を作っているということです。
YouTubeチャンネルに広告を表示できる条件と申請方法
YouTubeで広告収入を稼ぐためには、広告を表示できるようになるための条件をクリアした上で、YouTubeチャンネルで収益化申請を行う必要があります。
広告を表示できるようにすることを「収益化」と言います。
また、収益化申請とは「私のYouTubeチャンネルに広告を表示させてください」という申請をYouTube運営に対して行うことです。
ただ単に、YouTubeチャンネルへ動画投稿を行っているだけで、勝手に広告が表示されるわけではないので注意が必要です。
収益化条件は4000時間以上&1,000人以上
新規でYouTubeチャンネルを作成したら、まずは下記の収益化条件をクリアできるようにチャンネルを成長させていきます。
- 過去12ヶ月間のチャンネルの総再生時間が4,000時間以上
- チャンネル登録者数が1,000人以上
上記の条件を2つともクリアしてからでないと、チャンネルに広告を表示させることはできません。
一見すると、ハードルが高い条件のように思ってしまう人もいるかもしれませんが、実際には正しい方法で、正しい努力を行っていけば誰にでもクリアできる条件です。
もし、収益化条件をクリアできる自信がない場合は、こちらのYouTube攻略ノウハウを参考にして、チャンネル運営を行っていけば、すぐにでも収益化条件をクリアできます。
YouTubeチャンネルの収益化申請の手順
収益化のための条件をクリアできたら、YouTubeチャンネルから収益化申請を行っていきます。
- 広告を表示したいYouTubeチャンネルにログイン
- YouTube Studioへ移動する
- 左メニューの「収益受け取り」をクリック
- 手順に従って収益を有効化する
- YouTubeチャンネルとGoogleアドセンスアカウントを紐づける、または、Googleアドセンスアカウントを新規作成する
上記の流れのあとで、YouTube側の審査が完了すれば、晴れてYouTubeチャンネルに広告が表示されるようになります。
その後は、チャンネルの再生回数を伸ばしていけば伸ばしていくほど、広告収入も比例して伸びていきます。
チャンネルの収益化条件をクリアするための6つのポイント
これからYouTubeチャンネルの運営をはじめる方に向けて、収益化条件をクリアするためのポイントを解説します。
チャンネル登録者数&再生回数を伸ばす方法については、他にも多くのノウハウがありますが、下記の6つのポイントを意識するだけでも、何も知らずにチャンネル運営に取り組むよりスムーズに収益化条件をクリアできるようになります。
投稿する動画のテーマを一つに絞る
YouTubeチャンネルに投稿されている動画のテーマ(ジャンル)がバラバラで分かりにくいと、チャンネル登録者数と動画の再生回数が伸びにくくなります。
- 料理、ゲーム実況、スマホレビューの動画が投稿されているチャンネル
- 料理の動画だけが投稿されているチャンネル
上記の例の場合、2の料理の動画に絞ったチャンネルのほうがチャンネル登録されやすいのは明らかです。
これは、視聴者がそのチャンネルの“次に投稿される動画に期待して”チャンネル登録を行うためです。
料理に興味がある人は、2のように「次も料理の動画を投稿してくれそうなチャンネル」のほうが登録しやすくなります。
また、2のように一つの動画テーマに絞ることで、YouTubeからも「このチャンネルは料理に関するチャンネルである」と認識され、料理関連の検索結果や関連動画に表示されやすくなっていきます。(=再生回数も伸びやすくなります)
魅力的なチャンネル名を付ける
YouTubeチャンネルの名前についても、「どんな動画を投稿しているチャンネルなのか」が一瞬で視聴者に分かる名称のほうが、視聴者に興味を持ってもらえて、登録者数が伸びやすくなります。
料理動画の例で言えば、「太郎のチャンネル」という名前よりも、「太郎の飯テロ料理チャンネル」といった名前のほうが、どんな動画を投稿しているチャンネルか一瞬で伝わりますし、興味も持ってもらいやすくなります。
動画内でチャンネル登録を呼びかける
チャンネル登録者数を増やすためには、毎回の動画の中で「チャンネル登録をお願いします」という呼びかけを行うのも効果的です。
また、チャンネル登録の呼びかけと同時に、終了画面機能を使って、動画再生画面内にチャンネル登録ボタンを表示させるのもおすすめです。
動画タイトルに検索されやすいキーワードを含める
投稿する動画のタイトルに、YouTubeユーザーがよく検索するキーワードを含めると、YouTube内の検索結果や関連動画に表示されやすくなり、動画の再生回数が伸びる可能性が高くなります。
- 悪い例:昨日の夜ごはんはカレーを作りました
- 良い例:【初心者必見】最高に美味しいカレーの簡単な作り方
良い例の場合、YouTubeで実際に検索されている「カレー 作り方 簡単」、「カレー 作り方 初心者」といったキーワードを意識して、動画のタイトルにこれらのキーワードを含めています。
これによって「カレー 作り方 簡単」とYouTubeで検索された際に、あなたの動画が検索結果に表示される可能性が高くなります。
なお、上記の例で言えば、YouTubeの検索窓に「カレー 作り方」と入力してみると、よく検索されるキーワードが検索候補として表示されますので、タイトルに含めるキーワードは検索候補から見つけていきましょう。
尺が長めの動画を投稿する(推奨は8分以上)
1分の動画を投稿し続けるよりも、10分の動画を投稿したほうがチャンネル全体の総再生時間は増えやすくなるため、「総再生時間4,000時間」のクリアが早くなります。
1分の動画は、どんなに最後まで動画を見てもらえても「再生時間 1分」にしかなりませんが、10分の動画は半分まで見てもらうだけで「再生時間 5分」になります。(5倍も差が出ます!)
また、8分以上の動画を投稿しておくと、広告を表示できるようになった時に動画内の広告を複数回表示ができるようになりますので、少し意識してみても良いと思います。
ただし、動画の尺は、無理に長くしようとすると視聴者の満足度は下がるので、可能な範囲・無理のない範囲で意識していくことをお勧めします。
継続的に動画投稿を行う
YouTubeチャンネルの収益化条件をクリアするための最大のポイントは、継続的に動画投稿を行うことです。
「なんだ、そんなことか…」と思うかもしれませんが、多くの人はYouTubeチャンネルの開設後、数本の動画を投稿しただけで動画投稿を諦めてしまいます。
よほどの有名人でもない限り、数本の動画だけで「4,000時間以上&1,000人以上」の収益化基準を超えることはできません。
逆に言えば、しっかりと動画投稿を継続していくだけで収益化基準は誰にでもクリアできるので、諦めずに動画投稿を継続していきましょう!
もし、1日でも早く収益化条件をクリアしたい場合は、こちらのページから効率的なYouTubeチャンネル運営ノウハウを学んでみることをお勧めします。
私が提唱するYouTubeチャンネル運営を取り入れたことで、収益化条件を楽々クリアする実践者が続出していますので、特に初心者の方は必見です。
YouTubeチャンネルの運営をはじめる前の注意点
自分のYouTubeチャンネルに広告を表示して、広告収入を稼ぎたいと考えた場合、チャンネル運営をはじめる前にいくつか注意点があります。
下記の注意点を守らないと、せっかく収益化基準をクリアできても、収益化申請の審査に不合格になってしまう可能性もあるため、絶対に気を付けてください。
著作権侵害をしないように気を付ける
著作権侵害の動画を投稿しているYouTubeチャンネルは収益化申請で不合格になってしまう可能性が高いです。
また、著作権元からの違反通報があれば、動画やチャンネルを削除されてしまうこともあるため、著作権には注意が必要です。
- 動画内で使っているBGMは著作権的に問題がないか
- 他の人の動画の一部を勝手に使っていないか
- 動画内で著作権を侵害する画像を使っていないか
- テレビ・映画などの映像を使用していないか
- 本・漫画の中身を勝手に映していないか
コミュニティガイドラインを遵守する
YouTubeには「コミュニティガイドライン」というものが存在します。
コミュニティガイドラインとは、YouTubeへ投稿して良い動画・投稿してはいけない動画を決めているルールのようなものです。
コミュニティガイドラインに違反する動画も、収益化審査に合格できない可能性が高いですし、動画・チャンネルを削除されてしまう危険性もあります。
- スパム、欺瞞行為、詐欺
- ヌードや性的なコンテンツ
- 子どもの安全を脅かすコンテンツ
- 有害または危険なコンテンツ
- ヘイトスピーチ
- ハラスメント(嫌がらせ)やネットいじめ
- 繰り返しの多いコンテンツ
- 再利用されたコンテンツ(例:他人の動画など)
- 著作権違反を行っているコンテンツ
子供向けのチャンネルは要検討
2022年現在、視聴者として子供を対象にしているYouTubeチャンネルには広告が表示されにくい仕様になっています。
これは、アメリカ本国でYouTubeが「子供のプライバシーに配慮せよ」という行政指導を受けた影響です。
具体的な動画投稿者への影響として、子供向けのYouTubeチャンネルには広告が表示されにくくなり、1再生あたりの広告収入単価が低くなる傾向が見られます。
普通のチャンネルの場合は「1再生あたり0.1円の報酬」だったとしても、子供向けチャンネルの場合は「1再生あたり0.05円の報酬」といったケースもあります。
この場合、子供向けのチャンネルで同じ報酬を稼ぐためには2倍の再生回数を稼がないといけなくなるため、稼ぎの効率が著しく低下します。
子供向けのチャンネルを運営すること自体は禁止されているわけではないため、運営すること自体は全く問題ありません。
ただ、「YouTubeでより多くの広告収入を稼ぐこと」を目的とするのであれば、今から子供向けチャンネルを始めるメリットは小さいです。
広告収入以外のYouTubeで稼ぐ方法について解説
私はYouTubeチャンネルの運営初心者の方に対して、YouTubeの広告収入で稼ぐことをお勧めしていますが、他の稼ぎ方が全然ダメということではありません。
もちろん、他の稼ぎ方でも十分に稼ぐことは可能なので、ある程度YouTubeで広告収入を稼げるようになった先の展開として、そのほかの稼ぎ方についても知識を持っておきましょう。
YouTubeプレミアムからの収益
視聴者向けの有料月額サービスである「YouTubeプレミアム(YouTube Premium)」に入っているユーザーには、YouTube動画の視聴時に広告が表示されません。
ただし、YouTubeプレミアムのユーザーがあなたの動画を見ても報酬が発生しないわけではなく、YouTubeプレミアムのユーザーが視聴した回数に応じて、動画投稿者には報酬が分配されます。
このため、YouTubeプレミアムからの収益については、通常の広告収入と同じように動画の再生回数を伸ばしていけば、勝手に収益も増えていく形になります。
アフィリエイト(成果報酬型広告)
動画内で誰かの商品・サービスを紹介し、そのアフィリエイトリンクを動画の説明欄に掲載することで稼ぐことも可能です。
あなたのアフィリエイトリンク経由で商品・サービスが売れると、販売金額の一部が報酬として支払われます。
- ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)に登録する。
- チャンネルを見てくれている視聴者が興味を持ちそうな商品・サービスを探す。
- その商品・サービスのアフィリエイトリンクを取得する。
- その商品・サービスに関する動画を制作して投稿する。(例:レビュー動画など)
- アフィリエイトリンクを動画説明欄に掲載する。
- リンク経由で商品・サービスが売れればASPからあなたへ報酬が支払われる。
YouTubeチャンネルを見てくれている視聴者が興味を持つ商品・サービスがある場合は、こういった稼ぎ方を実践してみても良いでしょう。
ただし、YouTubeを見ている視聴者は、買い物をする気持ちでYouTubeを見ているわけではないため、商品・サービスが売れる割合は低くなりがちです。
また、動画を見た視聴者が、自分の財布からお金を出して何らかの商品・サービスを購入することになるので、変な商品を紹介してしまうと、チャンネル運営者であるあなたの信頼性にも傷がつきます。
実践する場合は、この辺もリスクとして意識しておきましょう。
企業案件・PR案件・タイアップ案件
企業からの依頼を受けて、商品・サービスをPRする動画を作成し、自分のYouTubeチャンネルで動画投稿することを「企業案件・PR案件・タイアップ案件」などと呼んでいます。
企業案件の相場はジャンルによってもまちまちですが、「チャンネル登録者数 × 1~3円程度が相場」と言われています。(登録者数10万人のチャンネルで「10万~30万円」という意味です)
この相場から分かる通り、最低でも登録者数が数万人レベルにならないと、稼ぎ方の効率としては良くないと思います。
ただし、YouTubeの広告収入での稼ぎを伸ばしていく中で、登録者数がどんどん伸びていけば良い案件をもらえる可能性はあるため、ゆくゆくはこの稼ぎ方も取り入れていくのも良いでしょう。
- チャンネル概要欄のメールアドレスやSNSへ企業・広告代理店から問い合わせが入る。
- 企業案件のマッチングサイトで案件を獲得する。
- 所属しているYouTube事務所から紹介を受ける。
今は、YouTube事務所に所属していなくても企業案件を獲得できる環境・流れになってきていますので、この稼ぎ方の場合も事務所への所属は必須ではありません。(もちろん、事務所経由でないともらえない企業案件も存在はすると思います)
チャンネルメンバーシップ
YouTubeには、自分のYouTubeチャンネルを有料化する「チャンネルメンバーシップ」というシステムがあります。
自分のYouTubeチャンネルの一部を有料会員向けのサービスにできるものです。
メンバーシップの月額料金は90~6,000円まで設定可能で、メンバーに対してはメンバー限定動画の公開や特典提供ができます。(月額料金のうちYouTubeへの手数料が30%かかります)
チャンネルのターゲット層にもよりますが、基本的には有料のメンバーシップへ移行してくれる視聴者はそこまで多くはないと考えた方が良いでしょう。
なぜなら、世間的に「YouTubeは無料で見るモノ」という意識が浸透しているからです。
このため、チャンネル登録者数が数万~数十万人規模になり、メンバーシップに移行してくれる視聴者が数百人単位でいると予想されるタイミングでの実施が良いと思います。
加えて、チャンネルメンバーシップの場合、視聴者さんから直接お金を頂くことになるので、きちんとした責任が生じます。
この点も自分自身のYouTubeチャンネルへの取り組み方や、どのような稼ぎ方が理想的であるかを踏まえて考える必要があります。
スーパーチャット・スーパーステッカー
YouTubeでライブ配信を行うと、ライブ配信の視聴者から「スーパーチャット」や「スーパーステッカー」と呼ばれる「投げ銭」を受け取ることができます。
これらは、視聴者が自分のコメントを目立たせたり、動画配信者にスタンプを送ることができる機能です。
動画配信者は、視聴者から投げ銭をしてもらえた合計金額からYouTubeの手数料30%を差し引いた収益を受け取ることができます。
Vtuber(ブイチューバー)の中には、スーパーチャット・スーパーステッカーによって、1回のライブ配信で数百万円~数千万円を稼ぐ方もいます。
ただし、これは相当なスター性・アイドル性・カリスマ性を持っているVtuberの方なので得られる報酬であるとも言えます。
当然ですが、投げ銭によって、誰もが1回の配信で大きな金額を稼げるわけではありません。
オリジナルグッズ・サービスの販売
ユーチューバーの中には、オリジナルTシャツなどのグッズを制作して販売している方もいます。
Tシャツに限らず、最近ではオリジナルグッズを簡単に作成できるサービスも多くありますので、そういったサービスを利用することで、比較的簡単にYouTubeチャンネルからグッズ販売に繋げることも可能です。
また、すでに何らかの事業を営んでいる企業や個人であれば、既存の商品・サービスを販売するためにYouTubeチャンネルの運営に取り組むことも可能です。
むしろ、「オリジナルグッズ・サービスの販売」は、すでに既存の事業を行っている事業者が実施したほうが良いと個人的には考えています。
すでに商品・サービスがあれば、プラスでコストをかけずに既存商品の販路拡大の一つしてYouTubeを活用できるので、メリットが大きいです。
一方で、ゼロの状態からYouTubeチャンネルを使って稼ぎたい人にとっては、わざわざ自身のオリジナルグッズを作る手間がかかるため、稼ぎの効率としては良くないと思います。
もちろん、「オリジナルのグッズを自分の視聴者さんに提供したい」という強い目的意識がある場合は、実践していっても良いでしょう。
イベント開催(オフ会・ライブなど)
自分のYouTubeチャンネルで告知を行い、有料のオンライン・オフラインイベントを開催して稼ぐことも可能です。
どちらかと言うと、この稼ぎ方も、改めてイベントを企画するというよりも「すでにライブを実施しているアーティストがYouTubeチャンネルの登録者限定でライブを実施する」などが現実的だと思います。
オフラインイベントの場合、会場費用もかかりますし、会場でのスタッフなども必要です。
「お金を稼ぐ」ことを第一目的に考えた場合は、効率が良くないため、初心者のうちから実施すべき稼ぎ方ではないと覚えておきましょう。
YouTubeでお金を稼ぐ際によくある質問・疑問点
私はブログでの情報発信だけでなく、メールマガジンやコンサルティングサービスも提供しているため、「これからYouTubeチャンネルでお金を稼ぎたい」という方から、質問・疑問・相談を頂くことも多くあります。
それらの中で、これからYouTubeを始める初心者の方から特に多く頂く質問・疑問点について、下記にて解説します。
YouTubeでお金を稼いだら税金を支払う必要がある?
YouTubeからの広告収入だけでなく、この記事で解説しているような方法でお金を稼いだ場合、必ず税金を納める必要があります。
「会社員+副業でYouTube」、「学生+副業でYouTube」、「主婦(扶養家族)+副業でYouTube」など、さまざまな取り組みパターンがあると思いますが、基本的にどのような状況であったとしても税金は納めると考えておいた方が良いです。
ただし、税金に関してはそこまで難しく考えずに、確定申告シーズンの前に税理士か税務署に問い合わせれば、どのような処理が適切か教えてもらえます。
税理士に依頼する場合は顧問料がかかりますが、税務署の相談コーナーを利用する場合は無料で確定申告を行うことも可能です。
私の場合、今はお金を支払って税理士に税務処理を依頼していますが、昔は一度だけ税務署の無料相談コーナーの相談員の方に手伝っていただきながら無料で確定申告を行ったこともあります。
有料 or 無料については、その年にYouTubeから稼げた金額を見てから、どのような処理が良いか考えれば問題ないと思います。
YouTubeでお金を稼いだら会社に副業がバレるのか
バレないような方法で正しく確定申告を行えば、基本的にバレることはありません。
具体的には、副業で稼いだお金に対する住民税の納付方法を「普通徴収(納付書をもらって自分で納付する方法)」にすれば、税金関連によってバレるリスクは限りなくゼロに近いです。
- バレないような方法で確定申告を行う(税理士・税務署へ相談する)
- 副業をしていることを会社関係の人には絶対に言わない。
- 極力、友人・知人にも副業のことは言わない。
- YouTubeチャンネルで個人情報がバレるような発信はしない。
実は、勤めている会社や同僚に副業がバレてしまうのは、調子に乗って稼げたことを会社の同僚・後輩・上司に話してしまうのが原因として多いと聞きます。
あなたが毎月何十万円も稼げるようになったとして、その事を同僚につい言ってしまったら、ほぼ間違いなく嫉妬されます。
どんなに仲が良くても、信頼関係がある間柄でも、基本的には嫉妬の対象になってしまいます。
人間関係から副業バレは始まるものなので、その点を注意すればバレる可能性はかなり低くすることができます。
YouTubeで稼げる金額の上限はいくら?
海外のトップユーチューバーになってくると、年間で数十億円の広告収入を得ている方々もいます。
ただ、そういったトップ・オブ・トップの実績ではなく、現実的なところでお伝えします。
私自身や友人・知人、私が過去に指導させていただいた方々の経験からお伝えすると、YouTubeチャンネルから得られる広告収入(YouTubeアドセンス)に関して言えば、月間で50~100万円程度を稼ぎ続けることは十分に可能です。
本気で取り組んでいけば、結構な割合でこの領域まではたどり着くことができます。
さらに、その上の月間で数百万円レベルの広告収入も、努力次第では可能な範囲です。
なお、私が知っている事例としてのMAXは、YouTubeチャンネルからの広告収入だけで月間1,000万円ほどです。(ちなみに、その方は副業です)
さすがにこのレベルになってくると、血のにじむような努力は必須になってきますが、事例としてはこのくらいまで到達できることが明らかになっています。
とはいえ、まずは月々10~30万円くらいを目指して頑張っていけば良いと思いますし、それくらいの副収入があるだけでも、人生への良いインパクトはかなり大きいです。
ちなみに、不特定多数が見ているブログ上ではお伝えできませんが、限られた方だけが参加できる「こちらの無料メール講座」の中では、月間1,000万円以上の広告収入を稼ぐYouTube攻略の秘訣についても、お話していきたいと思います。
まとめ:収益化基準のクリアが最優先!!
この記事では、YouTubeで稼ぐ方法について、初心者の方にも分かりやすいように徹底的に解説してきました。
YouTubeでの稼ぎ方は複数ありますが、YouTubeチャンネルの運営をこれから頑張っていく方は、広告収入を得る稼ぎ方がもっともお勧めです。
YouTubeチャンネルから広告収入をもらえるようになるには、「総再生時間 4,000時間以上・チャンネル登録者数 1,000人以上」を超える必要があります。
この基準を超えるために実践を積み重ねることで、チャンネル登録者数を増やす方法や、動画の再生回数を伸ばす方法がだんだん分かってきます。
「チャンネル登録者数を増やす」&「再生回数を伸ばす」という2つの能力は、広告収入以外の他の稼ぎ方に取り組んでいくときにも必要になってきます。
つまり、広告収入を稼げるようになることが、YouTubeでの稼ぎ方の幅を広げる第一歩なのです。
もし、最短・最速でYouTubeで稼げるようになりたい場合は、下記の無料メール講座でも、この記事で解説しきれなかったYouTube攻略ノウハウをお伝えしていますので、興味があればチェックしてみることをお勧めします。
まったく実践経験ゼロの初心者の状態からでも、YouTubeで稼げるようになった人が続出している内容で、過去に参加した方からも好評を頂いています。
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