優秀なビジネスマンであれば誰もが読んでいると言っても過言ではないのが、
スティーブン・R・コヴィー著「7つの習慣」です。
7つの習慣は本当に名著なので、もし読んだことがなかったという場合は、
本気で読むことをお勧めします。
どんなビジネス書よりも、どんな自己啓発書よりも、役立ちます。
さて、この7つの習慣の中に、
「反応の選択の自由」という有名な話が出てきます。
詳細は、ぜひ7つの習慣を読んでいただきたいですが、
ざっくりと説明すると、
外部からの刺激に対する私たちの反応は自由に選ぶことができる
という考え方です。
まぁベタなたとえではありますが、
こんな例え話が一番わかりやすいかと思います。
ある人は、雨が降ったあとに地面の水たまりを見て、
「あー、雨なんか降って最悪だな・・・」と思うわけです。
一方で、ある人は雨が降った後に空の虹を見て、
「あー、綺麗な虹が見られてラッキーだな!」と思うわけです。
二人とも同じ状況にいるのにもかかわらず、
前者は最悪だと思い、後者はラッキーだと感じています。
「雨が降った」という外部からの刺激は誰にも変えられませんし、
誰に対しても平等です。
しかし、その刺激に対する反応を「最悪」と思うのか「ラッキー」と思うのかは、
完全にその人の自由だということです。
これ、本当に素晴らしい教えですよね。
つまり、自分がなりたい人や目標とする人がいるのならば、
その人が刺激に対して、どういう反応をしているのかを調べるべきです。
そして、同じ刺激を受けた際に、
「自分が理想としている人物ならば、どういう反応をするのか?」
を考えていくことで、自らの反応が理想的なものに近づいていきます。
あなたが年収1億円になりたいと思っているのならば、
常に年収1億円の人と同じ反応の選択をしていくべきです。
今までの自分の選択が、今の自分を作り上げているわけですから、
結果を変えようと思ったら、日々の選択を変えていくしかないということです。